公開日:2021/10/04・更新日:2022/11/14
◆橋上のギャラリー
大落利根川に架かる「古利根公園橋」は、その名の通り、橋の上に公園がある橋で、春日部市の市制30周年にあたる昭和59年(1984)に完成しました。
その橋上には、青銅(ブロンズ)製の単身の人物像が5体あり、「彫刻のある街づくり」初期の平成2年から3年にかけて設置れました。
その他にも、市制30周年記念として設置された彫刻、斎藤 馨作『春陽』、さらに大落古利根川東岸の岸壁には雨宮一正作『滝と噴水(トテ馬車)』 などの絵が刻まれています。
今やかすかべの風景にすっかり溶け込んで、彫刻がある「橋上のギャラリー」として市民に親しまれています。
◆彫刻『思い出』3
作品名
『思い出』5
※番号は「彫刻のある街づくり」で設置された彫刻からの通し番号。
作品寸法
(高さ×幅×奥行き)
95cm× 40cm×50cm
作品素材
青銅
作者
山本 正道(やまもと・まさみち)
1941年京都生まれ。
作者コメント
誰もが持っている遠い記憶の中の風景を、物静かなフォルの中に刻みつけました。
引用・参考:春日部の彫刻
余話
作者の山本正道氏は、横浜市の山下公園に設置されている『赤い靴はいていた女の子』像の作者として知られています。古利根公園橋上に著名な彫刻家の作品が並んでいるなんて少し贅沢かもしれません。この像はとても可愛らしい小さな彫刻です。見ているだけで心が和らぎます。
秋も深まり芸術の秋到来です。感染予防対策をしっかりして、彫刻の街「かすかべ」を散策するのも良いかもしれません。
参考:東京湾観光情報局のサイト
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秋も深まり、お出かけにはちょうど良い季節になりました。古利根公園橋でチコっと立ち止まりカワイイ彫刻を見てはいかがでしょうか? これからも他の彫刻を順次ご紹介したいと思いますのでよろしくお願いいたします。