昨日は 一時 どーしよーかと思うほど勢いよく雨が降ったけれど
みなさん ご無事でしたか ?
一昨日 ボクここで 「 ちいさいおうち 」って 絵本のお話をしたでしょ? 最後に ちょっと面白いことが・・とも書いた
今日は そのお話
この 「 ちいさいおうち 」昭和28年に初めて 岩波書店から翻訳出版された時は
こんな 装丁で 中のページは
アメリカで出版された原書は こちら
気がついてくれたかな・・?
当時の 右開きの出版物事情を反映して 苦心の跡が随所に見えるんだ 挿絵も反対になっているのがわかるかな・・?
昭和40年になって やっと原書と同じ左開き 同じ大きさの 絵本が刊行されたんだけれど
この 小ぶりの絵が裏返しになっている和訳初版絵本は 日本の児童書の歴史の中でもっと話題になっていいとボクは思ってるよ
軽井沢図書館にあるから 丁寧に読んであげてね・・ !
原語と翻訳本を比較すると面白い
漢字、日本語は縦書きが多いが、横書きだと、右から書き出した。
いつ頃から左から書き出したかは、記憶にない
英語とかは、縦書きはない。横書きだけ、しかも常に左から書き出す
挿絵も右と左が逆
丁度、鏡に写したようだな
もっとも、翻訳とは鏡に写したとも言えるな
信州には出版に関わった人が多い
良いな
岩波書店は創始者は諏訪
ただ、岩波は創始者の名だったかな
筑摩書房、みすず書房、径書房
いずれも、歴史に輝いている
信州人の誇りだな