益子焼の湯呑です。
関東では、陶器と言えば益子焼と言うほど普及しています。
窯元も大小300軒を越すそうです。
すぐそばに、笠間焼もありますが、作風もいくぶん違いますので、区別がつきます。
土も、笠間のもの方が、よいようです。
益子の土は、もともと品質もあまりよくなく、最近は産出量もすくなく高価だと言います。
ですから、最近は、他の産地の土を益子の土にブレンドして使用しているそうです。
益子の作風は、民芸運動の濱田庄司氏の作風を踏襲したものがどうしても、多くなりますが、
最近は、いろいろな作風も見られるようになりました。
しかし、あまりに濱田の名前が有名なので、基本は、この掛釉の様な民芸調が基本でしょうか?
濱田庄司作
(かって濱田氏と親交のあった伯母より、頂戴したもので真作です。)
口径約8,5cm×6,5cm