明けましておめとうございます。 旧年中は、たいへんお世話になりました。
謡曲「竹生島」では・・・
『緑樹沈んで、魚木に上る気色あり。月海上に浮かんでは、兎も波を走るか、面白の島の気色や』
と、その素晴らしさを愛でています。
『緑樹沈んで、魚木に上る気色あり。月海上に浮かんでは、兎も波を走るか、面白の島の気色や』
と、その素晴らしさを愛でています。
現代語訳では・・・
島を覆う緑の樹々が影を湖水に映している。魚が樹々の影をつたわって泳いでいる。
まるで木に登っているかのようにも見える。
月が湖面に映るときは、月に住む兎があたかも、波間を駆けていくように見える。
それほどに竹生島の景色は素晴らしい。
島を覆う緑の樹々が影を湖水に映している。魚が樹々の影をつたわって泳いでいる。
まるで木に登っているかのようにも見える。
月が湖面に映るときは、月に住む兎があたかも、波間を駆けていくように見える。
それほどに竹生島の景色は素晴らしい。
むかしの人は、うまい比ゆを言ったものですね。
竹生島には、弁財天と竜神を祭っているそうです。
本年も宜しくお願いいたします。
波乗り兎図盃洗 江戸後期のころ
直径15,5cm・高さ12cm