古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

美人の図(錦・明治伊万里)

2009年09月05日 15時38分43秒 | 明治伊万里色絵
さて、戦後の本格的な政権交代を、はたした民主党政権どうなるでしょうか?

あまりに政権公約が多すぎて、ちょっと気になりますが・・・
国民の気持ちから離れた政策の現政権よりは、ましだとは思いますが・・・・。

『変わらない国は滅びる』と言った人がいましたが、

明治維新がなかったら、現在の日本はなかったと思います。
時代の社会変化に康応して国家も、企業もかわらないと、衰退の運命にあるような気がしてなりません。

地元の有名老舗のデパートが倒産し、伝統的な商業地を捨てて、
はやばやと郊外のショッピングセンターへと転進したデパートが成功を納めています。

時代とともに、個人も企業も、国家もかわらないと、衰退の運命にあるようです。

たぶん、政党も同じでしょう。

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明治時代の美人の図、伊万里です。




これは、髪型からすると、元禄時代くらいの美人図と言うことになるでしょうか?

一人は、御殿のお座敷で、横になっています。
もう一人は、花の活けてある手桶を、下げています。




こういう図に多い、遊女でしょうか?

ベロ藍と、金彩、派手な色が主題ととてもあっていると思います。
明治といえど、こういう浮世絵的な美人図はj数が少なく、貴重品のたぐいと言うことになっています。

わたしには、全体にすこし派手気味で、どちららかというと、もう少し落ち着いた方が好きです。
ただ、顔つきは、どこか、ほのぼのとしていて、好きです。




明治時代に荒物(あらもの)大皿などの大物で、活躍した『ヤマトク』の文字。
たしか今でもある窯元ではないでしょうか。




  直径40cmの大皿です。  明治時代。