増税法案、一体どうなるんでしょうね?
私の印象では、野田総理って、けして悪い人はないが、
わりと平凡な発想をもったごく普通の人ではないか?という印象を持ちました。
誰かに似ていると思って思いを巡らすと・・
20年前のバブルを潰し、当時の平成の鬼平と呼ばれた
日銀の三重野総裁の感覚に近いのではないか?
そんな印象を持ちました。
オランダのチューリップ狂時代を思えば・・
ほっといても、やがてバブルは潰れるものです。
それを、軟着陸させるのが、本来の日銀の金利施策なのだが、
総裁は、「バブルをつぶせば、日本経済はまともになる」と、
急激な、高金利政策で、徹底的にバブル潰しをおこなった。
それは、一見正論であり、正しい政策のようですが、
そのあとの後遺症で、いまも苦しんでいるのが現実ではないでしょうか?
天文学的に増えつづける国の借金を考えれば、
いまの時期の増税は仕方ないと考えるのが、正論でしょう。
しかし、ちまたを見れば、ほとんどの企業が、デフレからくる売上減少に苦しんでいます。
地方都市の駅前や旧商店街は、シャッター通りと変貌を遂げています。
お年寄りは、年金の減額と、毎年の介護保険や後期医療保険金引き上げから、
手取りが減って、生活保護へ切り替える動きも出ています。
わたしは、増税には、絶対反対ではありませんが、
その前にやることが、あるのではないか?
そんな気がします。
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江戸後期ごろのいわゆる、なます皿です。
捻り紋に、紅葉。
捻り紋が、日足紋にも少し似ています。
いまでも通用しそうな、可愛い柄でしょう。
直径15cmほど。
江戸後期/文政~天保ごろ