古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

志田焼の大皿

2007年04月15日 08時58分17秒 | 志田焼




志田焼の大皿、鷺の図です。

平太さんから、リクエストもありましたので、UPしました。
志田焼は、数で言うと山水模様がもっとも多く、ついで、富士に松図と鷺(サギ)の図と思われますが、
わたしが、もっとも好きな図柄の一つは、サギの図です。

もともと、絵が好きで、焼き物のコレクションを始めました。
それで、風景よりも人物や動物の図柄をコレクションしています。

一般に絵付けは、時代が替わっても、腕のある画工が絵付けをすれば、
ほぼ、同じレベルのものが出きる思われがちですが、
このサギの図をみると、とても出来そうもないことがわります。

絵付けと言うものは、時代が替わってしまうと
同じものが、出来ない不思議があるように思います。



 江戸時代後期のころ   直径約、38センチ



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9 コメント

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No title (越前屋平太)
2007-04-15 09:18:00
早速ありがとうございます。素晴らしい大作ですね~。柳に鷺の図は志田の定番中の定番ですが、この大皿のように周辺を割り絵にして別の絵が描かれている物は初めて見ました。大皿だと絵が大きくなるぶん表現が散漫になりがちですが、まわりの絵が全体を締めて良い効果を生んでいますね。デザイン的にも秀逸な志田の名品だと思います。絵付けのお話、同感です。現代人が決して江戸時代の人より劣っているわけではないのに、なぜか現代作ではこういう魅力的な絵付けに出会うことがありません。本当に不思議ですね^^
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No title (のんのこ)
2007-04-15 10:18:00
絵付けのお話、興味深いです。昔は染料の種類も少なく、粗悪品も多かったとか・・。絵付け師は独自の技術や勘を身につけなければならなかったんでしょうね。素敵です。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-04-15 11:41:00
平太さん◆絵付けって不思議ですよね。わたしを含めて伊万里コレクターって、案外、幕末~明治ものって、価値を見出さないものですが、もう戦前の昭和初期の伊万里や九谷焼の絵付けさえも、再現不可能のような気がします。時代の感覚って、人知を超えた処で、コントロールされているような気がしてなりません。そこが、古陶磁の魅力ですよね♪。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-04-15 11:45:00
のんのこさん◆細かく見れば、材料が違いますが、また、現代の絵付けも、もう100年後には、多分、再現不可能となるような気がします。空気のように私たちを取り巻いている時代の感覚が、まったく変わってしまうとことろに原因もあるような気もします。絵付けって、不思議ですよね。
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No title (元単(もとたん))
2007-04-15 21:52:00
大ぶりな皿で素敵ですね~え!真中の鷺…セサミストリートの「何とか」という黄色いキャラを一瞬思い浮かべました。…スイマセン &lt(_ _)&gt。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-04-15 22:01:00
単身赴任さん◆サギは、マンガチックなとこが面白いですよね。いよ、いよ、ゼンマイも出だしたようですね。日本海側は太平洋側よりゼンマイが多いみたいですね。最近は中国産が多いので、国産の味は、また格別でしょう。
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No title (マン)
2007-04-15 22:52:00
でかい!平太さんのところに今載せてる志田と同じく、目アトが9箇所ですね♪ 柳!鷺のの羽!いずれも線にリズム感があふれていますね♪ 素敵な志田焼ですぅー! ピチっ♪
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-04-16 05:22:00
マンさん◆誉めていただきありがとう。ぼくが陶磁器が好きな原点は、子供のころの石集めあったような気がします。その点マンさんと似ているかも。。。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-04-17 05:54:00
くらいけさん◆そうですね。むかしの人は、自分の中でデッサンをデフォルメして描いたんでしょうね。実際のかたちとは、ちょっと違うけかもしれないけど、面白いですよね。
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