古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

明治伊万里魚形錦皿

2008年12月14日 10時26分06秒 | 明治伊万里色絵
明治伊万里のベロ藍魚形錦皿です。

変形皿のうちでもわりと人気のあった魚形のお皿です。
変形皿のうちでも残存数が少なく、贋物の多い手です。
この形で、阿蘭陀人や南蛮船や兎などの人気図柄があったら、かなり妖しいのではないでしょうか。
これは、明治物ですが、数が少なく貴重なもだと思います。




ベロ藍に見込みの絵の縁取りは、みず金(合成金)で描いてあり、
魚形のお皿の縁取りのみ、本金で縁取りしてあります。
その点が、時代の変革期を想像させて面白いと思いました。




見込みの絵は、おなじみの岩牡丹・菊・梅・とオールシーズン使用様式になっています。




時代感あるの共箱に納まっておりました。




最大直径約41㎝。巾28cmとこのタイプとしては、大型です。




このプチプチって、便利なのですが、焼き物の重みで、やがて空気が抜けてペシャンコになっちゃうんですよね。
その点、不便を感じております。(笑)

みなさんは、どうしていますか??


コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬の目紋の壺

2008年12月07日 16時18分26秒 | その他の古陶磁
これは、馬の目紋の壺という事で、買いました。




ぐるくる紋様が不思議とおもしろく、いっぺんで気に入りました。




木の蓋も一緒についてきて、時代のある感じはします。




畳み付きの土や、高台の欠けから見える陶土をみると、
中国の焼き物によくあるような、チョコレート色の土で、何焼でしょうか?
わかる方いたら、教えてくださいね。




濃い茶色の陶土に、鉄釉を掛けて、その上に白い絵の具で馬の目を書いたようです。




   高さ約21cm、巾約15cm


コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする