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広がれ ケアメンの輪 (S.)新聞から

2014-03-21 09:33:05 | 老後
京都で男性介護者らのサミットが開催されたという記事です。
参加者は全国から100人

ケアメンが世の中を変える
育児をする男性になぞらえ、親などの介護(ケア)をする男性
「ケアメン」いま、介護者の3人に1人が男性と言う。
働き盛りで介護に直面したケアメンたちが連携し、声を上げることで
仕事と介護が両立できる社会を模索している。

ある男性の事例 会社員であった3年前、同居する母が(89歳)の様子がおかしい
医者では、レビー小体型認知症と診断された、遅刻や早退が増えた。
介護の為と話すと職場は理解してくれたが、休職は言い出せなくて
妻も働いていたため「面倒を見られるのは自分」と半年後に会社を辞めた・・・という。
辞めれば仕事はすぐには見つからず、2年間の在宅介護を経て
今、お母さんは特別養護老人ホームに居る。
自ら人材紹介業を立ち上げた、前の職場の関係者から介護相談の電話も入る
「介護を隠さなくて良かった。一人で背負いこまず気楽に話せる環境ができるといい」と

別の方の例
47歳で、76歳の母を見て居る
会社を辞めて自営業に変えた
「介護しながらできる仕事を作るしかない、犠牲の上での介護は長続きしない」と訴えた。

全国ネットワークの事務局長 立命館大津止正敏氏は
ケアメンの認知度が上がり、現状が広く知られることにより
「介護と折り合える仕事や暮らし方が、社会に受け入れられていくだろう」と

全国ネットの副代表は
介護保険制度が現実に追いついていないと指摘

制度は、嫁や妻など在宅の介護者がいることを前提に組み立てられている。
が、今は男性を含めて働いている人が介護を担わないと立ち行かない。

サミットで講演した 樋口恵子さん(高齢社会をよくする女性の会代表)
「今まで(男性の中で)眠っていた、人を介護して、人をいたわり
人と共に生きていく面が動き出した、男が動き、女が動き
本当の変化が始まる。・・・とエールを送ったという。

生活が介護一辺倒にならないよう”ながら”介護でいこうと呼びかけたそうな。

樋口さんも、夫や息子など介護者の「男性化」と「血縁化」が進んでいることに注目
「これからは総戦力」とし、「ワーク・ライフ・ケアの三位一体の足場を作る」
必要性を訴えた。
樋口さんなどは、昨年9月、年間10万人に上る介護離職をゼロにするための意見書を
田村厚生労働相に提出しているという。










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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに、男性の介護者が増えてますが…。 (cyacyako)
2014-03-21 11:27:47
40代、50代で親の介護のために離職するケースに私は不安を覚えてしまいます。
自分の親は自分が介護、確かにそうなのですが、女性でも男性でも若い時期に離職して復職する場がない事は確実です。
NPOという働き方も現在では必要だと思いながらも、それで生活する困難さを考えてしまいます。
介護職も労働に見合った賃金が払われる時代になるのでしょうか?需要はますます増えています。
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これからどうなるのでしょうか・・・ (お茶碗)
2014-03-21 21:33:26
親戚にも、近所にも息子が母親の介護をしている現状。
在宅介護と仕事の両立は理想通りにはいきませんね。
みんな苦労しています。
介護保険制度ができる前は多くが女性の在宅介護。
十年以上過ぎて、男性の介護者が多いのに驚きます。
長寿時代と介護、問題が深刻なのはこれからですね。
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これから (kokoro)
2014-03-22 08:25:27
cyacyakoさん・お茶碗さんへ

介護保険制度を現実に理解できる男性が少ない、お金で済めばそれでいいと思っている程度・・・でも学んでいる方は居るのですね、まじめに考えて離職して、自分がやらなければと思い込む、施設に居ても、在宅でも、両立可能な方法を国の政策としても考えてほしいです。
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