基地に入ります

一番上のコのところから千歳基地までは徒歩で向かいます。

住宅街を抜け、幹線道路まで出るにはホンの数分。

便利です。

前回、航空ショーを見に行こうとしたのは11年前のこと。

当時も航空祭だったのかな、勝手にショーだと思い込んでいたワタクシです。

その時は千歳市内で大渋滞に巻き込まれて基地まで辿り着けなかったもの。

諦めてルスツの高橋農場を目指したっけ。

懐かしい。

夜には雨が降りましたから。

歩道をカタツムリがノロノロと這っています。

殻が少し割れていました。

マゴ君と一緒に踏まぬよう、そぉーっと横を通り抜けます。

さて、やって来ました千歳基地。

みなさんはどこから歩いて来たのでしょうね。

ゾロゾロ、ゾロゾロ。

横断歩道も凄い量の人が渡りますから、車は渋滞。

通り抜けるだけの車も多いのに…、すまんです。

千歳のまちの航空祭。

横断幕のタイトルは、やっぱりお祭りでした。

それではお邪魔させていただきます。

敷地内を歩いて行くと、現役を退き展示用として置かれている飛行機が待っていました。

エアパークと名付けられた航空機展示公園。

要撃戦闘機のF104J。

翼がこんなに小さいもの、曲がるのが大変じゃね。

何て…、操縦するワケでも無いのに心配してしまいます。

そして続いて見えて来たのは戦闘機のF4EJ。

ともに最大速度はマッハ2と2.2。

このタイプになると機動力も格段に向上するのか、それにしてもデカイ。

エンジンそのものに乗って飛んで行くって感じかな。

さらに進むとイベント用の臨時手荷物検査場が設けられています。

何列かに分かれて順番待ち。

まあ野球場の検査に似た感じです。

いよいよ格納庫や滑走路のある展示会場へ。

場内アナウンスも声も大きく響きます。

敷地が広いのでガランとしているように見えますが、歩いている人の数は相当なもの。

その先に何があるのかもよくわからず、とにかく前の人に付いて行くのでございます。

コォォォーッ。

「右手から…。」そんなアナウンスでしたかね。

オープニングフライトは戦闘機のF15。

最大速度はマッハ2.5。

早いです。

カメラオヤジのコンパクトデジカメで追うのは難しい。

他にも撮らねばならない飛行機やヘリが多いです。

帰りまでに何枚撮ることになるのでしょうね。

視線の向きが変わる度にパチリ。

もっと近付けないのかと思いながら歩いてパチリ。

お目当ての機種前には既に多くの人が陣取ります。

そうなのですね、場所取りも大事な作業。

でもなぁ、いろいろと見て歩きたいカメラオヤジには場所取りなど意味の無いこと。

とにかくどこに何があるのか、探し歩きます。

マゴ君がくれたカメのグミ。

おおー、甘いね。

元気が出ます。