南阿蘇の整体店! 

自然いっぱいの南阿蘇村で、ミニログハウスの整体店
「ほぐし処 Ah Soco Soco」を営業中です!

冷え性への対処

2013年12月17日 | 今日の整体講座
寒さが厳しくなり、冷え性を訴えるお客さまも多くなりました。

なので、今日は冷え性への対処法についてお話したいと思います。

まずは、体の中での体温調節のしくみについて。

体温は、間脳の中の視床下部というところが調節を行っています。
エアコンの設定温度のように、視床下部にもセットポイントという基準値(37℃くらい)があるそうです。
体温がその基準値からずれると、基準値に戻すように視床下部が体に命令を出すことになります。

(体温を下げる時)
 ・皮膚の血管を広げ、発汗して熱を逃がす。
 ・呼吸を頻繁にして熱を逃がす。

(体温を上げる時)
 ・ブルブルッと震える(身震い)など骨格筋を動かし熱を生み出す。
  (骨格筋には体内の熱を作るという重要なはたらきがある)
 ・食事をすると、肝臓のはたらきで特にタンパク質から大きな熱が生まれる。

以上のことをふまえて、冷え性への対処法として、

 (1)熱が逃げないように皮膚を出さない服を着る。
 (2)ゆったりと呼吸する。(腹式呼吸や胸式呼吸は、骨格筋を鍛えることにもつながる)
 (3)筋肉を鍛えて筋肉量を増やす。
 (4)体を動かす。
 (5)タンパク質を含めた食事をきちんと摂る。
 (6)ストレスを溜め込まない。

を心がけることが重要になります。

筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、体を動かすことはとても大事なことですが、
その際気を付けなければならないことは、運動の前後の準備運動(ストレッチ等)をしっかりやることです。

準備運動を怠れば、膝などを故障したり、疲労物質がたまって筋肉が硬くなってしまうことも・・・。

筋肉が硬くなってしまえば、体を動かしても骨格筋が動く範囲が制限され、発熱効率も下がってしまうかもしれません。

ストレッチ等がめんどうな方々に対しては、我々ほぐし屋の出番になります!

いい循環を維持するためにも、筋肉の柔軟性を維持しましょう!

ご来店、お待ちしておりまーーーす!