新・きものの基

絹や木綿、麻など素材から染織の歴史、技法、デザイン、そしてきものと暮らしの多様な関係までを紹介します!

注染⑧

2007-07-02 22:20:55 | ゆかた・注染

注染⑧■工程(5)洗う、干す、整理する

 染め上がると空気にさらしながら、出来上がりを瞬時にして目でチェツクしてゆきます。そのあと、余分な染料と糊を落とすため、生地を水洗いします。昔は川の水で流していましたが、公害問題なども考慮し、今は工場の中で、勢いよく洗い流して、しっかりと水洗いした生地を、遠心分離機で脱水し、長いまま上から吊るします。室内の乾燥設備または天日で乾かします。

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