● 大佐渡スカイラン
佐渡の中心部から車で、大佐渡スカイラインを使って佐渡金山に向かいました。
大佐渡スカイライン・・・白雲台駐車場から相川方面を望む 4月上旬に除雪が終り、やっと開通したとか。
「大佐渡スカイライン」は佐渡の金北山などの大佐渡山脈を南北に通る観光道路で白雲台からの展望は
佐渡の中心部を望むことが出来て素晴らしい。また、この時期は道ばたに片栗の花がたくさん咲いていました。
両津港と右が加茂湖
国中平野、佐渡の中心部。集落が広がり、水田が広がっています。向こうには本州の山々も望めます。
真野湾
展望台の案内図には本州の山々がはっきりと見えていますが、この日はよく見えませんでした。
● 佐渡金山
佐渡の金山に到着。いくつかのコースがありましたが、最も一般的という「宗太夫坑(そうだゆうこう)江戸金山絵巻コース」
を見て回りました。
水上輪と呼ばれる坑内の汲み上げ作業。金の採掘がどんどん進むとともに、坑道は海面下になりました。
坑内に新鮮な空気を送る作業
坑内の休憩所
佐渡金山の岩質は固いが、断層や地質によって崩れやすい場所があり山留め作業を行った。
採掘作業・・・鑽(たがね)と 鎚(つち)
金穿大工は、鑽(たがね)を上田箸で挟み、鎚(つち)で打つ。上田箸は、短くなった鑽をつかむことができ、
しかも手元の安全を守るにも役だった。鑽は二日で一本消費する。短くなった鑽は、坑外の鍛冶屋の鍛冶小屋
に運ばれて再生された。
新しい金脈が発見された時の宴
こうした坑内にあるに作業員のほとんどが動くようになっており、分かりやすい展示になっていました。
北沢選鉱場跡 佐渡金山の施設、かつて東洋一と言われた金銀抽出施設跡
この周辺には、白いタンポポが咲いていました。白いタンポポを見るのは、私は初めてです。