めいすいの写真日記

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ミラノ・スカラ座パレエ「ラ・バヤデール」

2022-05-30 | オペラ・バレエ

                             NHKプレミアム・シアター 2022 5/23

愛を誓った恋人ニキア(寺院の舞姫)とソロル(戦士)を引き裂く王の娘(ガムザッティ)との愛の悲劇


ニキヤ(寺院の舞姫)  アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
ソロル(戦士)          ヴィクトル・レベデフ
ガムザッティ(王女)  アンドレア・ラザコワ
王(ガムザッティの父) アンドレイ・ガシャネンコ
大僧正         セルゲイ・ストレルコフ

ミラノ・スカラ座バレエ団
元振付  マリウス・プティパ
改定振付   ナチョ・ドゥアト
音楽    ルドヴィク・ミンクス
舞台美術・衣装 ・アンゲリーナ・アトラギッチ
管弦楽ミラノ・スカラ座劇場管弦楽団
指揮 ケヴィン・ローズ

 ソロルに恋人がいると知ったガムザッティはニキヤを呼び出し激しく責める。
 逆上したニキアはナイフでガムザッティを襲おうとする。

 王はソロルとニキヤとの恋仲を大僧正から告げ口される。ソロルには王女ザムザッティとの結婚をを命じ、
ニキヤへの殺害を企てる。
   一方失意の中、ニキアは、赴いたソロルとガムザッティの王宮の結婚式で、花籠に仕組まれた毒蛇に噛まれる。
彼女に横恋慕していた大僧正の差し出す解毒剤をも拒否し、その場で絶命する。

愛するニキヤを失って絶望したソロルは、後悔の念にさいなまれ、阿片を吸い、幻の世界に逃避しニキヤの面影を追う。

(影の王国)幻想の世界が現れる。ラバヤデールの神髄ともいえる精霊達のバレエが始まる。
   精霊達24人が白衣のチュチュの群舞(コール・ド・バレエ)を踊る。ヒマラヤの山からジグザクに舞い降りる様子
を表現としたという場面は古今のバレエの中で最も美しいシーンの1つで見事。印象的だ。

白く長いスカーフを持って踊るニキアとソロルのパドゥ・ドゥは「影の王国」での結婚を意味
しているものとされている。

ソロルが結婚式場に登場する際の象の乗り物など、背景がエキゾチックである
また、王宮には奴婢がいて、スピーディで柔軟な動きを見せてくれるのも魅力的であつた。


光が丘公園 ・・・ 四季の香ローズガーデン

2022-05-21 | 

 地下鉄大江戸線「光が丘」駅の近くには「光が丘公園」があります。 
 または、東武東上線「成増」駅からバスに乗り「光が丘6丁目」下車

光が丘公園は広さ約60万平方mの練馬区内最大の公園です。

この中に、「四季の香り・・・ローズガーデン」(入場無料)があります。薔薇の種類は120種ほど。

訪れたときは、残念ながら、花の盛りは過ぎていましたが、まだだ見る箇所はたくさんありました。

その中でも、目を引いた花が、いくつか・・・。


5月のバラ・・・ 赤バラ・白バラ・ピンクのバラ

2022-05-15 | 

 今日この頃、ご近所には、いろいろなところにバラが咲いています。
 バラ科バラ属の花で 学名は Rosa 
 開花時期は春(5月~6月)、秋(10月~10月)で暑い夏はお休み。

赤と言えば白、こちらも魅力的。

   ご近所で見かける美しいバラはピンクがものが多いような気がします。


海鮮「旬菜」・・・ 昼の定食

2022-05-12 | 外での食べ物

 久しぶりに女房ともども、昼食は外食にしました。海鮮「旬粋」(志木市中宗岡4丁目19-9  TEL  048-423-5137 )という店。
ほぼ1年ぶりです。 
 東武東上線の志木駅からはちょつと遠い。昼と夜、地元の人に利用されています。
 前回は刺身御膳などちょっと値段のはるものを頼みましたが、今回はごく平凡なもの。

 女房が頼んだのは「サラダ丼」790円
鰺のたたき、鮪のぶつ、エビ(ゆでたもの卵焼き)、揚げ玉野菜(キャベツ、サラダ菜キュウリ、タマネギ、ミニトマト)、
見えていませんが下には御飯。
 ドレッシングは三種類、シーザーを頼みました。少し、分けて貰って食べましたが、なかなかの味でした。

 私が頼んだのは「焼き魚定食」740円。御飯、味噌汁、香の物以外はあっさりと鯖だけ。
 頼んでみて、ちょっと寂しい感じがしました。
 ただ、鯖そのものは柔らかく、脂がのっておいしく食べられました。
 ここの昼の定食では、鰺フライ定食、ミックスフライ定食がよく食べられるようです。

 前の通りが、拡幅工事中でした。


シラー・ベルビアナの花

2022-05-07 | 

 シラーはユリ科シラー属の球根植物です。背の高さは10~50cm。シラーは世界中、温帯地域を中心に分布し、原種は100種類
ほどあって花の姿もいろいろあるようです。

 シラーというのはギリシャ語の「skyllo(有害)」が語源。球根に有毒成分を含んでいることから名前が付いたとのこと。

 ご近所に咲いていたのは、ペルビアナ、別名は大蔓穂(おおるつぼ)、と呼ばれる種類です。
 開花時期は4月20日頃から5月20日頃まで。

 紫色の小花が、線香花火のようにパッと開いたところは、とても魅力的で美しい。


映画「北北西に進路を取れ」・・・アルフレッド・ヒッチコック監督作品

2022-05-02 | 映画

                                                                                                                NHKプレミアム・シアター 2022/4/29

    スパイ映画「007ロシアより愛を込めて」(1963)の元祖?
 アルフレッド・ヒッチコック監督の集大成とも言われるサスペンス映画の名作。
 広告会社のロジャー・ソーンヒルは,別の人物と間違えられ、殺されそうになってしまう。
 事実を突き止めようとするロジャーだが、国際的な陰謀に巻き込まれ,逃げ回ることに・・・。
    主演ケーリーグラント、謎の美女を演じるのはエヴァ・マリー・セイント。
 スピーディーな展開と絶妙なラブストーリー、4人の歴代大統領の巨大な彫像のある
ラシュモア山のクライマックスは有名である。

【監督】アルフレッド・ヒッチコック
【脚本】アーネスト・レーマン
【撮影】ロバート・パークス
【音楽】バーナード・ハーマン
【出演】ロジャー・ソーンヒル : ケーリー・グラント
     イヴ・ケンドール :エヴァ・マリー・セイント
        フィリップ・ヴァンダム :ジェームズ・メイソン
        クララ・ソーンヒル(ロジャーの母)
         教授 :レオ・G・キャロル

製作国:アメリカ
製作年: 1959
原題  : NORTH BY NORTHWEST

 広告会社の重役ロジャー・ソーンヒルは、ホテルのロビーでの会合の最中、
偶然別の人物に間違えられて、広壮な邸宅に連れていかれてしまう。
そこで待っていたタウンゼントという男(ヴァンダム一味)は、彼をスパイのキャプランと決めつけ、
 どこまで情報を嗅ぎつけたのかを教えろと迫る。

 ソーンヒルがあくまで否定すると、男の手下たちが強引に酒を飲ませて車に乗せ、崖から転落させて殺そうとする。
泥酔しながらも海岸ベリの曲がり道の多い山道を、カーチェイスが始まる。見栄えのするシーンだ。

 ソーンヒルはUNIPOのタウンゼント氏を証人になるであろうと国連で演説することになっている国連本部を訪る。

 ところが国連のロビーで会ったタウンゼントは、邸宅にいた男とは別の人物だった。
2人が噛み合わない会話をしていると、そのタウンゼントの背中に手下(ヴァンダム一味)
のひとりが投げたナイフが突き刺さる。ソーンヒルは、殺人容疑者として大きく報道されてしまう。

架空の人物とも知らず、なおもキャプランを追い求めるソーンヒルは、シカゴに向かう
特急寝台列車「20世紀特急」に乗る。その車内でイヴ・ケンドールという女性と親しくなる。
彼女はソーンヒルがお尋ね者であることを承知していて、彼を自室に招き入れてかくまう。
ところが同じ列車にヴァンダム一味も乗っていて、実はケンドールは彼らと通じていた。

 ケンドールはキャプランと連絡をとったと言って、ソーンヒルを郊外の広大な平原に向かわせる。
 しかし、その平原でいつまで待ってもキャプランは現れず、そのかわり農薬を散布していたはずの軽飛行機が襲いかかってきた。

  平原を縦横に逃げるソーンヒルを追い回すうち、軽飛行機は通りかかったタンクローリーに衝突して炎上してしまう。
   ロジャー・ソーンヒルは広告会社の重役とはとても思えない、やり手スパイの活躍だ。

ソーンヒルは、こっそりと部屋を出て行った彼女の後を追う。向かった先は骨董品の
オークション会場だった。彼が会場に乗り込むと、はたしてケンドールがヴァンダムと手下に
囲まれて客席に座っていた。ヴァンダムはソーンヒルの出現に驚くが、出展品の人形を落札すると、
ケンドールを連れて会場を出て行く。

  ソーンヒルは手下たちに見張られて動けなくなるが、とっさにオークションの客に扮して、
出展品にでたらめな値を付けて会場を混乱させ、警官に連れ出される形で脱出に成功する。

ソーンヒルは、ケンドールがヴァンダムに連れられて出国することを知らされた。
憤激したソーンヒルは、彼女をヴァンダムから奪う行動に出る。アジトに潜入して様子を
うかがうと、すでにケンドールの正体は見破られていて、彼女を殺害する予定になっていること、
そして彼らが盗み出したものは人形の中にあることを知った。それらの情報をひそかに
ケンドールに伝えるが、近くで待機している飛行機の離陸は間近に迫っていた。

 

 ソーンヒルとケンドールは、ヴァンダム一味が盗み出したものは人形の中にあることを知り、
それを持ち、逃げようとするが、追われた先は4人の歴代大統領の巨大な彫像のあるラシュモア山の
真上だった。その先は、目もくらむような断崖絶壁である。

【感想】スリル、スピード、サスペンス。ヒチコック監督が現在の映画の方向を見越して作った
素晴らしい映画となった。 ケーリー・グラントは「007ロシア寄り合いを込めて」のショーンコネリーと
変わりの無い演技をしていると思う。ラブシーンもボンド・ガールとは言えないまでも楽しめる良いようだ。
   ケンドール 役のエヴァ・マリー・セイントが私の好みでは無かったのが少し残念ではあったが・・・・。

(了)