みずきの楽々伝言板

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著者からのコメント! 時代小説が好き!(51)

2024年01月07日 | 読書
2011年からFacebookのなかで読んだ時代小説をアップしています

ニューヨークに住んでいた頃に近所に住んでいた友達に池波正太郎の「鬼平犯科帳」を借りたのが時代小説にハマるきっかけでした

もともと手当たり次第に読む方ですが時代小説に限ってと決めFacebookのなかで「Enjoy時代小説」ページを作ったのです

自分で読んだ本のメモ帳代わりと思ってアップしていたのですが

時代小説フアンが多いせいかコメントやいいねを書き込んでくださる方が増えてきました

今では1500人を超えるフォロワーさんがいてくださいます

「Enjoy時代小説」では本の題名と簡単な紹介文を書いています


ときには「この本の表紙は私が描きました」というコメントもいただいたこともありました

また鷹井伶さんからはご自身の新刊本が書店に出る前日にいつもメッセージがきます

私は次の日に書店に行きすぐ読みます

読み終えたらその本の紹介をすると鷹井伶さんからすぐコメントがあります

もう4〜5年前から続いているでしょうか 楽しみに読んでいる作家です
もちろん鷹井伶さんとは一面識もありません
ただの作家と読者の関係です
面白いご縁だと思っています


長年続けているので「Enjoy時代小説」にアップした本は777冊になりました

(友達はここまできたのだから1000冊まで頑張れと励ましてくれますが・・・)


その777冊目が東圭一著の「奥州狼狩奉行」

第15回角川春樹小説賞受賞作です





江戸時代奥州で馬産が盛んな地域では狼に馬が襲われる狼害が多発

そのために狼を狩り馬を守る狼狩奉行まで置く藩がありました

父親を不慮の事故で亡くした岩泉亮介はその狼狩奉行に就くことに

狼の群れは黒絞りと呼ばれる賢く巨大な頭に率いられ猟師たちも怖がるほど

奉行についた亮介は狼狩りをしているうちに父親の死に疑問が湧き

調べる途中で藩の不正にも気がつく

スリルとサスペンスがありとても面白かったです


この本をアップしたらすぐ著者の東圭一さんからコメントがありました







びっくりしたのと同時にとても嬉しかったです

実は「Enjoy時代小説」は続けるうちにときにはもうやめようかと思ったことがありました

本を読むのは面白く楽しみですがその紹介文を書くのは私には手に余ることがあります

短くあらすじを紹介し感想も書くのが意外に難しく感じられるのです

でもこういうふうに著者からのコメントなどいただくとやはりもう少し頑張ろうという気になります

モチベーションが上がります


次は松本清張の「彩色江戸切絵図」を読む予定です

1996年刊行ですが最近は以前の名作を改定し文字を大きくした新装版の本が多く出ています

読みやすくて助かります

我家にある「鬼平犯科帳」などは1994年版で文字も小さく今ではセピア色になってしまいました

もうこの本では読まないと分かっていてもどうしても断捨離出来ません

でもそんな事を言っていては何も進みませんので今年中には覚悟を決めるつもりです


今年もどんな本に出会えるか本当に楽しみです




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