みずきの楽々伝言板

人生百年といわれる時代の老活 & 終活を楽しくしっかりと・・・・・

エッセイもまた楽し(36)三冊のエッセイ

2023年07月09日 | 読書






「師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常」 杉本昌隆

Kindle版

将棋のしょの字も知らないのですが藤井名人の活躍には目を見張るばかりで興味が湧きます

著者はその有名な藤井聡太七冠の師匠として有名ですが週刊誌に一話完結のエッセイを書かれています

10歳で入門してきたときにまず実力を見るために将棋をしたら師匠が負けてしまったという驚くニュース!

その力を伸ばすために師匠の心優しい気配りがよく分かる師弟関係が描かれています

ただ天才を弟子に持つ気苦労もありそう

そのあたりはさらりと書いてあるような気がします

もちろん藤井聡太名人のことだけではなく将棋界のニュースもユーモラスに描いてあります

こういうエッセイは微笑ましくて読んでいてほっこりします















「マリコ、東奔西走」   林真理子

母校・日本大学理事長になられた著者のエッセイ

昼間は大学の仕事、原稿書きはその他の時間になってしまった著者のエネルギッシュな毎日

あれだけ話題になった大学の理事長としての仕事はさぞかし大変なことだと思いますが

それはどれだけ頑張っていても書くことは出来ません

それでも話題に事欠かずそのバイタリティには恐れ入るばかり

題名通り東奔西走の毎日でしょう

安倍元首相暗殺事件、ウクライナ侵攻、團十郎さんとの交流のことなど話題もいろいろ

文章は上手いし読ませる はっきりご自分の意見が書いてあり気持ち良いです












「のっけから失礼します」   三浦しをん

抱腹絶倒のエッセイというので読みました

直木賞作家・三浦しをんさんの本は「舟を編む」しか読んでいません

新聞でこの広告を見てすぐ図書館に予約しました

感想はクスクス、ハハハと思わず笑ってしまう楽しい本でした

親不知を抜く話、自転車の話が印象的

ときどき侍調になる文章にも笑った!

とても楽しませてもらいました

エッセイは何冊もあるらしいのでそのうちにまた是非読みたいと思っています






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