エッセイもまた楽し！⑭「脳のため光を浴びよ 肉を食べよう」

お肉を食べて外に出て行動をするのが老化を遅らせる妙薬
ひたすらこのことが全体に書いてあります

「肉を食べれば人は快活になるし、光を浴びればリフレッシュする
人間は本来肉食動物だったなごりとして肉を食べ、光を浴びると元気になるようにプログラムされている」

これが長年老年医療で多くの高齢者を観察されてきた和田先生の結論です

目次だけ見てもたくさん並んでいて面白そう！！

「いつまでも若々しくて元気な人に」学ぼう
エネルギッシュな人の食生活が教えてくれるもの
「肉でも食べようか」＝「元気を出そうよ」です
脳は肉を求めています
焼き鳥は日本が誇る肉食文化です
肉のタンパク質が免疫機能を高め、脂肪が免疫細胞を作る
（肉の脂肪を悪者扱いにしていたのでちょっとびっくりしました）
コンビニ弁当を必要以上に悪者扱いしなくていい
肉を遠ざけると老化が早まる

などなど興味あることが盛りだくさん

ところで著者の和田先生はというと

血糖値が２５０
コレステロール総量が３００
中性脂肪は７００

と標準といわれる検査値からすると驚くように高い
でも示された数値を丸呑みにして食事制限をし塞ぎこむよりは
元気な自分に安心感を持って
「不養生でも元気ならそれでいい」

なかなかここまで割り切りって達観は出来ませんが・・

でも細かいことを必要以上に気にすることはかえってよくないということは分かりました

「歳なんだからとつぶやくたびに老いていく」

なんだか川柳のような目次です
７０歳は７０歳、８０歳は８０歳、ただそれだけのこととあります
全くその通りです
先月８０歳になって気分まで８０歳になっていたのではないかしら
この本を読んで反省しました

今日はさっそくステーキでも食べようかな！！！