この時期の野菜は寒さを当てないとおいしくならないらしい。日の菜、ブロッコリー、カリフラワー、水菜が収穫の時期に入ってきている。いわゆる旬のものなのだ。水菜は通常は鍋物やお雑煮の野菜として入れている。他にも何かないものかと、考えていたが、おしたしにしたらおいしいのではないかと考え、作ってみて賞味してみたら、これがとても食欲をそそった。結構おいしかった。最初はポン酢で味付けしてみたが、市販のポン酢では味が淡泊すぎたので、次は、酢、日本酒、ごま、鰹節、昆布のだし、砂糖等を加え、軽く茹でた水菜にかけ、おしたしにしてみたら、とてもおいしかった。具としては今回はツナ缶を入れたが、たこやイカ、エビ等も入れたらおいしいのかもしれない。水菜のしゃきしゃき感とさっぱりした感じにできあがった。水菜レシピのレパートリーが広がった。
やはり、自然の中で、取れた野菜を使ってできた料理は、料理の味ばかりでなく、その周りの自然や雰囲気が伝わってきて余計おいしく感じた。自分で育てた野菜を自分で料理して食べる最高の贅沢ではないかと思う。しかも、無農薬である。
近くに植えたいちごがあるが、やっと赤くなってきたと思って見てみたら、一つが、おいしいのか、鳥に食べられていた。それだけ、おいしいのだから、しかたないと思ってあきらめた。鳥が喜んで食べてくれたと思えばまあいいやって言う感じ。いちごは、通常だと、農家の人はビニールで覆って栽培するようであるが、私の場合はかけないでどれだけ実るか、味はどうかをチェックしたいと思ってそのままにしてある。自然の味が楽しみである。確か、子どもの頃、露地になったいちごをかじった思い出がある。その事を思い出しながら実ったら食べて見たいと思う。
水菜の下は「日の菜」これから、どんどん大きくなり食べ頃をむかえる。
「日の菜」はピンクと白のコントラストがとても美しい。酢に漬けると、アントシアニンが酸に反応してきれいなピンク色に染まる。
最初取れたカリフラワーは虫が沢山ついて、食べるのを諦めたが、この時期のカリフラワーは虫も少なく、とても、上品にできあがってきた。ブロッコリーも同じである。植えるのを今後は遅くしたいと思う。早く植えると虫がついて大変。この時期から収穫に入るのが一番よいようだ。
ブロッコリーの芯も食べればおいしい。下にあるのが、じゃがいも、粘りがあってとてもおいしい。