ボトルアクアリウムを維持をするのには定期的な水換えやガラス面の汚れを落としたりゴミを取り除いたりとそれなりのメンテナンスが欠かせません 市販の熱帯魚用品はボトルアクアリウムには大きすぎて使いにくいものもあります。 水換えも 瓶が持ち運べる大きさだからと言って コップの水を捨てるように傾けて水をじゃ~~っと流すと中の砂利が片寄って水草が抜けてしまいます。ボトルが小さいとガラス面の汚れを落とすのに意外と手間がかかります。
使える市販品が無ければ自分で作る…ですね。
水換え用品
まず ブログ記事へのコメントで教えていただいた洗浄瓶を使う方法です。
洗浄瓶のチューブを抜き 先を切り落として上下を挿し替えるだけの加工ですが 小さめの瓶ではとっても便利な水換え用品になります。
本体をギュッと握って中の空気を押し出しておいてからチューブの先を水の中に入れて水を吸い出します。
洗浄瓶にはチューブが2ピースになっているものもありますがボトル内のチューブを抜いて 吸い口側にギュッと差し込みます。
他にもドレッシング用のボトルでも作ることができます
先を切り取り 適当なチューブをきつめに差し込みます。
小さめのお玉(台所用品)があれば 少量の水換えや水面の油膜を取り除いたりするのに便利です。
スプレー缶のふたやプリンカップに割箸を輪ゴムやガムテープで固定した おたまもどき でも代用できます。
小さい瓶の中のエビを掬うのは難しく 水草が邪魔をしてすくい網で追い回すことができません 水をある程度抜いてから 計量スプーンやレンゲを使うと意外と簡単に捕まえることができます。
ガラス面の汚れ落とし
歯ブラシで十分といえば十分なのですが 水草がたくさん植わっているとブラシ部分の厚みが結構邪魔になります。 これも歯ブラシを少し加工すると効率が上がります。
まず ブラシ部分がコンパクトな使い古した歯ブラシを準備します
ブラシを全てカッターナイフで切り落とし 差し込みやすいようにヘッドをヤスリで少し薄くなるように削っておきます 適当な大きさに切ったメラミンスポンジの側面にナイフで切れ込みを入れておいてから歯ブラシの先を差し込んで出来上がりです。
瓶の形に合わせて歯ブラシの柄を火であぶって少し曲げるとより使いやすくなります。
歯ブラシでこすったぐらいでは落ちないコケ(藻類)もあるので必ずメラミンスポンジ!です。
水温計
ボトルアクアリウムは 水量が少ないので温度変化が大きく 水温計は必要です。
水槽用の小型のものが販売されていますね そのままではボトルでは使いにくいのでちょっと加工。
下部にシリコーンチューブを使ってプラ棒を継ぎ足すだけです。
砂利に差し込んで使います。目立たない後ろ側に差し込んでおいて瓶を180度回して水温を確認します。
溶岩石
ショップで小さい溶岩石が袋入りで売られていました。
ウィローモスを巻きつけたり ミクロソリウムをくくりつけるのに便利です。
補足
ピンセットについて
こればっかりは 砂利にサクッと入り スパッと水草を植えられる水草専用ピンセットが一番です。菜箸を加工して竹ピンセットを作ってみたりしたのですが使い物にはなりませんでした。
瓶が小さいと手では植えられませんね 先を平らに削った箸でも植えられないことは無いのですが水草が浮いたり なかなか思った場所に植えられずいろいろいじっている間に水草が傷んでしまったり周りの水草が抜けたりと イライラがつのります。
水草専用品は高価なので 大き目のピンセットなどで代用したくなりますが 使い勝手が違います。 先が徐々に細くなる形状のものよりピンセットの中ほどより先までシュッと細い形状の方が砂利の中での移動に抵抗が少ないのと大きさの割に軽量なので私は好きです。
水草専用ピンセットにはサイズがあります 大きくても(長くても)繊細な作業ができるように作られているものなので 小さい瓶で使っても もてあますようなことはないでしょう サイズで悩んだら大きいほうです(限度はありますが)
ボトルアクアリウムにはまると 手ごろな瓶を見たらつい水草を植えたくなります 梅酒瓶ぐらいの大きさになると小型水槽ぐらいの水深になるので短いピンセットだと水の中に手を入れることになるので作業性が悪くなります。
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