ようこそ「LENTO」小路へ

旅にお出かけ、おいしいもの、そして日常。「LENTO」(ゆっくり、のんびり)に、いきましょう♪

「かくれ麒麟」発見!~「麒麟がくる」OP

2020-03-23 | パフォーマンス
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を、毎週、楽しみにしています。

オープニングが始まっただけで、もうウルウルです♥

ジョン・グラム氏作曲の、勇壮な音楽!
「ワタシは、これから映画を観るのかっ!?」って気分♫

映像も、「ああ、これには、いろいろな意味があるのだろうな」と・・・
明智光秀の人生と重ね、あれこれ妄想しています。




先日、あまりにオープニングが好きすぎて、
「麒麟がくる」のオープニングについて、検索したところ・・・

毎日新聞のサイトに
(MANTAN WEB)を見つけました。

隠れ麒麟?
ひょえっ?
ナニ、それ!?


こちらは、タイトルバックへの制作陣の想いが、よく伝わる記事です。
そこに、オープニングでは、聖なる獣・麒麟を入れているのだと
書かれていました!

隠れ麒麟がいたとは・・・
全然、気づきませんでした。
ぜひ、探さなくては!

・・・ということでっ!
昨日の第10回「ひとりぼっちの若君」のドラマを堪能した後、
録画のオープニング部分を、何度も見返しました。

ヒントは、「回によってテロップで隠れてしまう」ということ。

前半のスタッフ名が書かれたテロップは、毎回ほぼ同じなので除外です。
おそらく、出演者の人数によって、文字数が変わる、
中盤以降に違いないと推理しましたw

そこで中盤以降を念入りに再生を繰り返します。

当初は、隠れ麒麟と言っても、炎が麒麟っぽく見えるレベルかと、
舐めていましたが・・・

・・・いました!
ちゃんと、麒麟が・・・!!
想像以上に、美しい映像です。

「目をこらすと、ある箇所で“馬に似た何か”がうごめいている様子」
(「毎日新聞サイト)が、確かに見えます。

でも、絶対に馬ではありません。
というのは、脚の後ろ側に「羽根?」みたいなものがついているんです。
とにかく、馬にはない部分があるので、間違いありません。

隠れ麒麟・発見!!

記事によると、「(どこにいるかは)見ても分からないくらいなのですが、
麒麟が希望の象徴でもあるので、全くゼロにはしたくなかったんです」
ということ・・・

劇中でも、駒さん(門脇麦)が
「戦がなくなり平穏な世が訪れたとき、きっと“麒麟”は訪れる。」と、
言っていましたよね・・・

光秀が平穏な世を作ろうとする、まさに、その想いが表れた場面・・・
そこでの麒麟・登場に、涙が出てしまいました。




昨秋から、「麒麟がくる」に合わせ、光秀像に関する講演を
いろいろな歴史の先生から伺っています。
(「お城EXPO」だって、「光秀祭り」状態だったし)

先生方が、必ず触れられるのが、「領民を慈しんだ」ということ・・・
オープングでも、多くの民が、こちらを見つめています。
あれは、民が光秀を見つめる眼差しなのだろうなぁと・・・

ジョン・グラム氏も、途中に入る歌の部分は
民の声だおっしゃっていました。

ならば、光秀は民を想い、ついに動く・・・っていうことなんでしょうね。
よく見たら、OP終盤、行軍する兵士の後ろ姿の場面で、右端上には炎が・・・
その炎が大きくなり・・・これは本能寺なのでしょうか・・・・・・

そして、何事か叫ぶ光秀・・・ああ・・・・・・
・・・・・涙。


この時期で、こんな状態では、ワタシ、
光秀が信長とすれ違っていく、後半はツラいだろうなぁ・・・
今から覚悟しています。



さて、昨日は織田信長↑と十兵衛との正式な対面でした。
鉄砲に詳しいという十兵衛に対し、早速、「もっと話をしよう」と誘う信長・・・
今後の光秀への信頼を予感させる場面でした。

歴史家の先生方のお話で必ず触れられる、もう一つの話題が、
織田家中は、織田信長のカリスマ性だけで動いたのではない、
優れた武将による、合議制だったのだろう・・・ということ。


配役を聞いたとき、長谷川博己・光秀に対し、
染谷将大・信長は、釣り合わないような気がしました。

でも、そもそも光秀は信長より6つほど年上、
また、先生方のご指摘する織田家中が
カリスマ性でなく合議制だったと考えるなら、納得がいきます。


さらに、光秀はライバル秀吉との闘いに敗れたと、
先生方はおっしゃっていましたが、
その秀吉を演じるのは佐々木蔵之介さん・・・

なるほどのキャスティングです!!


前半はフィクションの部分ばかりなので、
それだけに物語を膨らませられるのでしょう。
ドキドキしながら観ているうちに、気がつけば、一話が終了しています。

終わった後は、集中しすぎて、放心状態ですw


「いだてん」も良かったけれど、「麒麟がくる」も良い!
大河ファンとしては、嬉しい限りでございます。




余談ながら・・・

ワタシにとって「麒麟」と言えば、慶麒に、泰麒に・・・
小野不由美「十二国記」(新潮社)を忘れちゃなりません。
昨秋には、18年ぶりの新作長編に歓喜、一気読みしています。

そして、一足先に新作短編が読めるという「全員プレゼント」・・・
「十二国記通信 麒麟便り」によると、もう少し先になるそうです。
小野不由美先生が、ご体調を崩されたとか・・・

まずは、先生のご回復を心から願うばかりです。

もちろん、新型コロナウイルスの感染が
1日も早く落ち着くことは言うまでもありません。

***********************************
お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
勝手ながら、ただいま、コメントをご遠慮しております。

***********************************************************************
2021年2月14日 追記

最終回から一週間経っても、いまだにテーマ曲が「イヤーワーム」状態、
耳から離れません。ドラマも良かったなぁ・・・
わたしは最終回より、その前の方が良かったかなぁ・・・

このあたりから、OPの「隠れ麒麟」も金色に輝くようになっていましたw

コメント    この記事についてブログを書く
« 富士山を眺め、城歩き♫ | トップ | 今年の桜~東京・池上本門寺 »