週末、東京大田区、池上本門寺へお花見に出かけました。
いつもの年ですと・・・
ワタシの花見は、まずは、夫と目黒川へ。
その後、実母と二人で、花見に出かけます。
亡き父は、桜が大好きで・・・
身体が不自由になってからも、母と協力し、車椅子の父を花見に連れて行きました。
父亡き後も、母娘二人で、花見に出かけるのが年中行事です。
母のお気に入りは、目黒川の夜桜。
これを眺めた後、次の日は、青空の下で桜を眺めるのを楽しみにしています。
母のリクエストで、皇居だったり、多摩川公園だったり・・・行く先は、いろいろです。
ところが、絶対に外さずにきた、目黒川の夜桜は、年々、人出が増え・・・
高齢の母がのんびり歩くのは厳しくなりまして・・・・・・
昨年の花見の帰りには、母から「目黒川の桜は、もう良いわ・・・」と言われる始末。
(ご本殿の右にある桜は「笹部桜」というそうです)
一方の池上本門寺。
日蓮宗の大本山ですから、広々とした境内を、ゆっくり歩くことができます。
お寺の周囲にある子院というのでしょうか、小さなお寺も風情があって・・・
去年、母を連れて行ったところ、それはそれ喜んでくれて・・・
今年も、「桜は池上本門寺♫」と楽しみにしていました。
ああ、それなのに・・・
今年は、コロナ騒動で、さすがの母も「花見は遠慮する」と申しまして・・・
夫と二人で、池上へと出かけていった次第です。
日蓮宗徒ではありませんが、
まずは、ご本堂にお参りを済ませ・・・
ゆっくり境内を歩きました。
14日に開花宣言の出た東京の桜・・・
まだ少し早く、ここでは、せいぜい2分咲きというところでしょうか・・・
お彼岸の最中なので、もっと人出が多いかと予想していましたが、
午前中だったせいか、駐車場も第一駐車場を開くだけで
まかなえる程度でした。
(武蔵小杉のタワマン群がよく見えました)
おかげで、咲いたばかりの桜をゆっくりと愛でながら、
花の写真をのんびり撮り・・・
春のひとときを、楽しんでまいりました。
・・・とはいえ、この人出の少なさは、
やっぱり新型コロナウイルス感染症による、自粛の影響なのでしょう。
露天の出店も禁止、春祭りも中止になったとか・・・
また、お寺では新型コロナウイルスの早期終息を願い、
「百万遍唱題祈願」を行っているそうです・・・
毎日、感染者数が増え、
「オーバーシュート」の不安を抱える日々・・・
うららかな春の1日は貴重でなりません。
どうか、1日も早く、世界中が落ち着きますように・・・
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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
勝手ながら、ただいま、コメントをご遠慮しております。