9月9日(金)はれ
九九の日。
一生懸命、九九を覚えた日は遥か昔のことである。
呪文のように、【にいちがに】【にろくじゅうに】【しくさんじゅうろく】って言ってたな。
躓いていたところが何の九だったかすら覚えてないまでに歳を重ねた。
今、ちゃんと言えるのだろうか試してないが怪しいものである。
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ヒー様と表参道へ
ちょっとした見学に言ってきた。
待ち合わせをしたんだけどね、
間違うとは思っていたんだが、案の定。
とんでもない方向音痴具合を見せつけてくれた。
目的地は北青山3丁目
A1かB2出口のどちらかを利用するのである。
(A1の方が近くてスムーズ)
地図を事前確認しA1で出て、真っすぐ進み左へ入る指示をしておいた。
指示通りA1を利用したヒー様
A1を出たと電話があったから、直ぐ到着するであろうと
A1を利用したルートの左に入った直線状のわかり易い場所で待つ事にした。
5分程で到着できる場所なのだが、10分過ぎてもその姿が見えない。
おかしい、明らかにおかしいと思い電話したら
【青山ブックセンターだから、もうすぐだよ】とトンでもない返事が来た!
青山ブックセンターは、A1出口を直線に進んだ場所にはないのだ。
B2出口の直線状なのだ。しかもプロントの先である。
下に写真をアップしているので参考に。
【違う違う、行き過ぎ、そもそもなんでそこなの?】
【あ、左に入るの忘れた】
【いや、そういう意味じゃない】
【戻って、プロントから左に入って真っすぐ進んできて】
【グーグルマップ開くから、もう大ジョブ】
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地図を見ればわかるが、念のため正規ルートの説明
A1を利用した場合は、直線に少し進み左へ。そのあと直線でOK
B2を利用した場合は、直線に少し進み右へ。そのあと直線となる。
ヒー様は何を血迷ったのか、A1を利用しているのにわざわざ交差点まで戻る。
そしてB2を通り、さらには目的地に入る路地すら見過ごし
青山ブックセンターまで向かっていたワケ。
事前確認したのにもかかわらずである。
どうしてこうなるのか、方向音痴ではないケモノには全く理解できないのである。
何度説明しても、近くに見える大きな交差点目がけて歩く習性があるようだ。
(本人談:大きい交差点を目印にしているんだ。)
しかも今日の方向音痴具合はコレだけではなかった。
ヒー様は表参道待ち合わせ前に、別の場所で打合せ。
そこが初めての会社。
めずらしく目的地までスムーズに到着して、すごい今日はと思っていたのも束の間。
大きい会社の裏口のしかも倉庫みたいなところから入ってしまったらしい。
作業しているスタッフに怪しい奴が来たという目で見られたそうである。
【あのう、約束している○○です】とスタッフの一人に声をかけると
【えぇ!?】と反応されたそうである。
【○○さんと・・・】
気の毒に思った作業スタッフは内線で呼び出してくれたそうである。
そして絶対にお客様は通らない、社員専用口から打合せ先の打合せルームへ入ったのであった。
打合せが終わり、社を後にするわけだが
とても見過ごすようなことなんてありそうにない、立派なエントランスがあったそうである。
初めてのお客様がまさか倉庫から来るとは、打合せ先の社の人も思いもしなかったであろう。
ヒー様が【この前いい店見つけたんだって】といって
わたしをそこに連れていってくれるとき、
一度もスムーズに辿り着いたことは勿論ない。
だから、案内してもらう時はヒールは履かないと決めている。
いろいろ大変なのだ。やれやれ
そんなヒー様は、いつか鳥を飼いたいねと言う。
妙に納得である。
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