もう、散りかけかと思ったが、種類によってはまだ蕾のものもあり、そこここで沢山の桜を楽しんだ。川の両岸にこれでもかというくらいの桜が咲き誇り見事だった。そして、流れる花びら!花筏という言葉がある。満開の桜から散った花びらが流れていく。筏のようなさまを言う。もちろんのこと、これは春の季語である。春爛漫を表す美しい言葉かと思いきや、さにあらず。これは終わりをあらわすそうだ。咲いたものは散って終わる。物事には必ず終わりがあると言う事を言っているそうだ。ま、次はもみじの美しい季節がやってくるし、山の中に住んでいると季節の移ろいがあるのが楽しい。花が散らないと次は進めませんからね。
春の料理を楽しみ温泉では露天風呂に舞い散る花びらを子どもが追いかけていた。
来月はもみじと芍薬を楽しみにまた出かけるとしましょう!