我が家にはクチナシと金木犀があって、この季節クチナシの濃い香りが朝庭に出た時にふわっと挨拶する。
はずだったんだが、ここ数年全く咲かない。
あれ?枯れたかな、と探すも一本はさつきに淘汰されて居なくなっていた。が、よくよく見るともう一本隠れていたので周りの木を少しチョキチョキして、涼しく日当たり良くしてあげた。
姑が好きな花で、すぐ茶色くなってしまうからね、と言っていた。年末になれば「今年も実を持ってきてね、頼むわよ」と言い言いしていた。なので、あ、クチナシと思うと、おばあちゃん、好きだったよね、と思う。
母も姑も特に植木が得意というわけではないが、庭はそれなりに整っていた。母が留守になってから、庭が荒れること、荒れること。
毎朝、朝ごはんの前にほうきとちりとりを持って表でせっせと掃き掃除をしていた姿が浮かぶ。今や私が週に1回くらいしか行かないので、表の溝に葉っぱが溜まり、よその猫が糞をしにきて(猫って外でしか排泄しないのかい?!)もう、大変な事に。
我が家は流石に何もしなくても通れば雑草の一つも抜くし、落ちてる葉っぱも拾うので、母の荒れ庭よりは少しまし。
紫陽花も良く咲いている。
最近母の家の地主さん(大地主の酒屋さん)から連絡が来た。
お留守のようですが?
要するに借地を返すか、売るかしませんか?という話。コロナ明けて景気がじわじわ回復し、大阪へ電車で15分の実家はなかなか便利な物件で南向きの風通しの良い家。でも、古いしね、母が90歳になった時にもうメンテナンスはやめていた。だっていつまで使うってわからないし。
これは借地だろうが、持ち家だろうが、同じ問題だと思うが、
高齢者の不動産売買は、なかなか大変。
というか、母の場合、認知症があるので基本売れない!
後見人を立てる?家庭内後見をやる?
これ、話としては知っていたが、管轄は家庭裁判所。手続きから、毎月の書類から、
たーーーーいへん‼️
まあ、やっている人はいるので、出来なくはないが、大変です。
とにかく、終活の一つに不動産をどうするか、はとても大きなアイテムです。
子供達がなんとかしてくれるだろう!
でいいのか?
昨年、主人が舅の家を相続して売った。
までは、良かったが。
大きな収入があったので、税金もかかる、市県民税も余分に請求がくる。
散々申告やら色々したのに、なんかまだわからん話があるぞー💦と主人。
母の家、どうなるんですかねー。
とりあえず、まだ母は元気だけど、認知症だしねー。