前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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地元の光陽中学の体育大会。保育守れ、原発なくそうの宣伝。女子中学生殺人事件の闇が明らかに。

2011年09月11日 | Weblog
   昨日は、地元の光陽中学の体育大会。鈴木市議といっしょでした。応援合戦なども見ものでしたね。
午後は、保育を守る宣伝署名行動に参加し、その後は共産党の原発ゼロめざす宣伝署名行動に参加しました。保育署名でも若い女性やアベックが署名に応じていました。予想していたよりも関心が高いですね。原発署名でも女子大生が「原発なくすと電気はどうするのですか」と質問。ていねいに説明すると応じていただけました。静岡県と愛知県から福井の大学に今年入学されたそうです。その後は、急な生活相談の対応にもおわれました。・・・・・・・

    


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毎日・・・・・福井・再審請求:組員、取調室で恫喝 元被告の後輩証言
 
福井市女子中学生殺害事件(86年)で懲役7年の有罪が確定・服役し、再審請求している前川彰司さん(46)の後輩男性(42)が毎日新聞の取材に応じ、福井県警の事情聴取の際に取調室で当時暴力団組員だった男から「わしの顔つぶす気か。警察に協力せえ」と事件への関わりを認めるよう恫喝(どうかつ)されたと証言した。元組員は別の事件で勾留中で、交遊のあった前川さんの事件への関与を最初に供述していた。県警は他の関係者にも取調室で元組員を会わせており、専門家は「口裏合わせだ」と批判している。

 確定判決によると、元組員は事件5カ月後の86年8月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、殺害事件の捜査本部があった福井署に勾留された。同年10月下旬ごろ、前川さんから犯行を打ち明けられたなどと供述を始め、血の付いた衣服を処分したり、知人女性宅にかくまったりしたとされる。

 証言によると、男性は同年12月14日早朝、福井署に任意同行され、事件当夜に前川さんと現場の市営住宅まで車で行ったと認めるよう迫られた。否認すると、中学の先輩でもある手錠姿の元組員が連れてこられ「お前、彰司を連れてったって言うたやないかい」と10分弱の間、怒鳴られるなどした。

 同日夜、犯人蔵匿容疑で逮捕。捜査員から連日「なんで認めないんだ。1年で少年院を出てこれるし、何の問題もないじゃないか」と自供を促された。厳しい取り調べに一度は「もう、好きにしてくれ」と認めたが、すぐに「(前川さんに)迷惑がかかる」と思い直し、撤回。捜査員に机を蹴られたという。

 結局、否認を貫き、同26日に釈放。元組員は後に「男性の世話をしており、犯人蔵匿ぐらい大した罪ではないので話を合わせてくれると思った」と供述した。その後、前川さんを現場へ連れていった人物として、元組員の暴走族時代からの知人が浮上し、前川さんは87年3月に殺人容疑で逮捕された。

 取材や公判記録によると、この他に「血の付いた服を着た前川さんを見た」と供述した男性(46)が元組員と取調室で引き合わされていた。また、前川さんと元組員の共通の知人男性も同様に元組員と会ったという。

 元組員は福井署から交際していた女性に「俺の情報で(前川さんを)逮捕できれば減刑してもらえる」との手紙を送付。再審弁護団は、元組員が有利な取り計らいを期待し、関係者を「説得」しようとしたとみている。

 後輩男性は「元組員の周囲で一番年下だったから、自分の名前を出したのではないか。警察と元組員が一緒に筋立てを考えたのだと思う」と振り返る。

 捜査を指揮した当時の捜査1課長は「そんなことをした捜査員はいないと信じている」、当時の福井署長も「作為的な捜査は一切ない」と話した。

 元組員は毎日新聞の取材に応じていない。・・・・

 ●青山学院大法科大学院の新倉修教授(刑事法)の話 取調室で関係者を会わせれば、立場の強い側に弱い側が引っ張られ、証言がゆがめられる恐れがある。証言の任意性や信用性の面で重大な疑義が生じ、あってはならない。この事件の捜査は、参考人1人の供述だけを頼りに誤認逮捕してしまうなどあまりに乱暴と感じる。

 ●元専修大教授の庭山英雄弁護士の話 こんな話は聞いたことがない。密室での口裏合わせは虚偽の供述につながり、捜査で事件の真相を明らかにするという刑事訴訟法の趣旨に反する。警察が都合のいい証拠を集めようと会わせたのかもしれないが、そんなことをして供述を得られても信用性がなく、証拠としての意味はない。・・・・・・・



   国民救援会が冤罪事件として再審請求をもとめてたたかっている福井女子中学生殺人事件。

この報道が事実なら、ますます無実の前川さんが「殺人犯」とされた取調室でのからくりが明らかになる。

法律の専門家の指摘をまつまでもなく、法と正義に照らして許されることではない。










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