国立博物館から一旦部屋に戻って昼食をとり、
国立文楽劇場に向います。
昼ごはんはベランダで収穫したトマトとバジルを使って、
イタリア風素麺。
本来はカッペリーニという細いパスタを使うらしいのですが、そんなの家に無いし。
現在国立文楽劇場で行われているのは「夏休み文楽特別公演」です。
いつもは二部制なのですが、毎年夏休みは三部制で、
一部は親子劇場、二部は名作劇場、三部はサマーレイトショー。
親子劇場は子供向けの企画で、ちょっと煩いので毎回パスです。
二部は今年は「妹背山婦女庭訓」(14:00~)
三部は「夏祭浪花鑑」(18:30~)
劇場1階のロビーには絵看板。
そして、1階、2階のロビーには記念スタンプ。
これが今回の公演の番付(プログラム)。
「妹背山婦女庭訓」は、奈良、桜井、吉野が舞台となるのですが、
今回の公演の舞台は桜井の三輪と、奈良の三笠山。
三輪は三輪素麺で有名なのですが、日本酒でも有名。
今回の公演の最初の三つの段が舞台が三輪。
その中の二番目「杉酒屋の段」があるために、
2階ロビーには杉玉。
二部と三部の間に弁当。
いつもは難波の高島屋の地下で弁当を買ってくるんですけど、
今日はコンビニの幕の内弁当です。
三部の夏祭では、昨年脳梗塞で倒れ、一時は話すことも難しかった人間国宝の竹本住大夫が復活されていて、
ある意味感動の舞台でした。
次回の文楽公演は・・・
なんと伊賀越道中双六の通し狂言。
すごく久しぶりですね。
歌舞伎でもしばしば上演される演目ですが、
通し狂言は文楽ならでは。
そしてそのほか文楽劇場での公演も。
9/23には「田楽と猿楽」
8/24・25には上方歌舞伎会。
これは普段の歌舞伎公演ではその他大勢となってしまう若手俳優による歌舞伎公演です。
演目なかなかいいですね。
同じ大阪の、松竹座での歌舞伎公演の案内も。
片岡愛之助が全演目に出演ですね。
彼は今テレビドラマ「半沢直樹」で、粘着質なオネエキャラで国税局の役人を怪演されていますよね。
本業の歌舞伎では、今月歌舞伎座での七月花形歌舞伎の昼の部、
同じく歌舞伎座での九月花形歌舞伎の昼の部、夜の部にも出演ですね。
この松竹座では「大阪純情伝」(女殺油地獄を基にした話)で主人公の河内屋与平、
「三人連獅子」では親獅子、
「夏祭浪花鑑」では主人公の団七九郎兵衛を演じるようで、
なかなかの活躍ですね。
しかし、東西で花形歌舞伎ばっかり・・・
市販のめんつゆで食べるくらいしか知りません。
こんな食べ方もあるんですね。
レシピ教えてくださいね。
ベランダでバジル、って簡単に栽培できるんですか?
コメントありがとうございます。
レシピです。
ボールに湯むきして、2cm角ほどにカットしたトマト1個を入れて砂糖大さじ1くらいをまぶして少し置いておきます。
そこに、オリーブオイル、黒胡椒(粒胡椒を挽いた物がいいです)、ちぎったバジルを入れてざっとかき混ぜます。
そこに茹でてしっかりと水分を取った素麺を入れて和えるだけです。
素麺自体に塩味があるので、味を見て塩を加えてみてください。
バジルは種からでも簡単に育ちますよ。
あまり強い光のあるところで育てると葉が硬くなります。
油断すると一晩で青虫に食べられ、茎だけになってしまいます。
一株だけでも先を摘むとどんどん脇芽が育てるので
ポット苗を買ってくるのもいいかもしれません。