国立博物館を出て、もと来た道を戻って駅に向かおうとすると、
境内を出て左を眺めると、何かお寺がありそう。
ちょっと寄ってゆくか。
途中いろいろな花が咲いていて、人通りもほとんど無く、
国立博物館を訪れていたときに雨が降ったようで、しっとり濡れて、風情があります。
お寺の名前は光明禅寺。
名前からすると、京都のような庭があるかも・・・
入ってみると、ありました~。
でも意外と狭い。
すると建物の中から、喪服を着た一段が次々と出てきました。
ふと見ると、拝観料を入れる箱があったので、200円入れて入ってみると、建物の奥にも庭が。
なんとも落ち着く庭です。
30分ほど座っていましたが、訪れる人はだれも居らず、ゆったりとした時間をすごしました。
楓の木がたくさんあるので、きっと秋の紅葉の時期に訪れると素晴らしいと思います。
帰り道に梅が枝餅を焼いている店を見つけてふらりと入ってみました。
冷えたラムネがあるということで、まずそれを頼んで、焼きたての梅が餅を頼むと、お茶のサービスも。
あまりに美味しかったのでお土産に10個購入。
硬くなるので、ラップをしてチンするか、オーブントースターで焼くとおいしいということでした。
帰ってからその通りにすると、この店での味にかなり近くなっていました。
参道に戻ると、凄い人出です。
早く来て良かった~。
この光明禅寺の岩に苔の生えた静まり返った風景から…「静けさや 岩に染み入る せみの声」を想像してしまいます。蜩の鳴き声が好きなのですが…周囲ビルの中では夢のまた夢ですね。1枚を待ち受け画面に使わせて戴いてます。登録をしてないんですが…(正直、登録の仕方が分かりません。ごめんなさいm(__)m)
随分涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いですね。
このお寺、本当に静かです。蝉の鳴き声も、ツクツクボーシと、もうヒグラシの声だけです。
奈良市では今はツクツクボーシだけです。
マンションに居ると、昼はツクツクボーシ、夜は蟋蟀の鳴き声が聞こえてきます。