涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

奇跡の復活!

2006年06月13日 | HIV
ただいま。今職場より帰ってきました。

奇跡というのは大げさかもしれませんが、
ようやく体調が戻ってきました。

HIV感染症、いや、AIDS患者の自分は、
感染症にかかるといつも、ついに来たかも、って観念するのです。
今回もそう。
HAART開始してはや二年
ウイルス量は常に検出感度以下なのに、
CD4値はいまだ100台。(涙)
ま、発病当初は1だったから改善しているんだけど。
いろんな人のブログを見て、200台だとか400台だとか見ると、うらやましい。

で、これだけ免疫力がないのに、ちゃんと治っちゃうのがびっくり。
ネットで調べると、タミフルってのはウイルスが増殖するのを抑える薬で、
ウイルスを殺す薬じゃあないんだそうです。
ウイルスは自分の免疫力で殺すしかないとか。

で、B型インフルエンザにタミフルは効きにくいらしいのですが、
自分の場合内服して36時間で解熱したわけですから、
普通に効いているんですね。

う~ん、医学の進歩は恐ろしい。
抗HIV薬、抗インフルエンザ薬。それに放射線治療。
俺は医学の進歩にささえられ、生かされているんですね。

開業医さんも勿論ですが、
多くの勤務医の皆さんは、一般診療だけでなく研究もされているとか。
ぜひそういう方々が報われる日が来るようにと影ながら思っています。

それと、今回の件で多くの人から励ましのコメント・メールいただきました。
本当に嬉しかったです。
この場を借りてお礼申し上げます。

これからもよろしくお願いします。

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2 コメント

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Unknown (kumazzzo)
2006-06-13 22:46:36
よかったですね。

熱が下がったという以上に、

「もうだめかもしれない」という不安が

なくなったということが、とても楽ですよね。



CD4は俺も上がったり下がったり。

投薬してから随分体が楽になったと思えば、

また体の芯から疲れているような倦怠感。



なかなか山あり谷ありだけれど、

生きている限りは、その命を全うしないとなあ。

だれかが自分を必要と思っていてくれると思って

頑張って生きることは、

普遍的な義務かもしれません。

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本当にそうです (やじ)
2006-06-13 23:49:37
本当に、「ああ、治ってくれた」ってのがなんだか無性に嬉しいです。それと、CD4が減っていてもちゃんと病気が治ることは、今後に期待をもたせてくれました。



今は自分が他人に何をしてやれたか、

ということがテーマです。

入院してそして家に帰って、多くの人に支えられてきました。

ブログを通して沢山の人に励まされました。

自分は他の人に何をしてあげれているのか。

それを考えて頑張ってゆかないといけません。

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