6月例会のお知らせ
日 時 6月23日(木) [今回23日が中止の時は24日(金)]
光台1丁目のバス停に10:00集合
観察地 精華町乾谷方面
バスの時間:奈良交通バス(トチノキ経由登美が丘光台循環)
祝園9:26発 (2番乗り場 学研登美ヶ丘駅行)光台一丁目9:38着
祝園9:37発 (1番乗り場 学研登美ヶ丘駅行) 光台一丁目9:48着
観察場所乾谷方面からの帰路ルートについて
精華町くるりんバス:料金は精華町内一律100円です。
祝園駅前行き 乾谷15:12発 祝園駅前15:48着
👆のくるりんバスでアピタ・コーナン前15:35着
山田川駅前行き 乾谷15:08発 山田川駅前15:22着
持ち物 弁当 飲み物 帽子 マスクなど(暑さ対策を忘れずに)
23日、観察会日和になります様に・・・・・
重要
観察会中止の判断について
目的地近くの降水確率が50%以上の時 自動的に中止となります。
前日の夜6時50分頃からのNHK天気予報で観察地近くの降水確率を各自で確認してください。
担当 運営委員C・U
2018年6月の観察会は「けいはんな丘陵を行く」こちら
小さな生き物や可愛いお花たちにいっぱい出会ってます。
ナニワイバラのとげとげの実や、ヒシがいっぱいの池やスズサイコにも・・・・会いたいな。
皆、元気にしてたでしょうか。
バスを降りて光台の住宅街を抜けて乾谷方面に・・・・・
メドハギ(目処萩.)マメ科
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メドハギの葉を落として茎を束ねたものを、占いの筮竹(ぜいちく)のかわりに用いたことから、「筮萩(めどぎはぎ)」と呼ばれ、それが転訛してメドハギという名前が付けられたと言われています。
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メドハギの花 2021-9-18
ヒメコウゾ(姫楮、学名:Broussonetia kazinoki )クワ科コウゾ属の落葉低木。
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見るからに美味しそうな実、一つ失敬、小さな種のようなものが口に残り、味は甘くて美味しいのですが食感がイマイチと感じました。
ヒメコウゾは樹皮中の繊維が強く、良質な和紙の原料となっていました。和紙の原料としてミツマタ、コウゾ、ガンピと習った記憶が・・・
和紙の原料としても使われているコウゾ(楮、学名:B. kazinoki × B. papyrifera)は、本種とカジノキ(学名:B. papyrifera)の雑種である。
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ウツボグサ(空穂草、靫草、学名:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara)シソ科ウツボグサ属の多年生植物の1種。
日当たりのよい山地に自生する。草丈30センチメートルほどで、地下茎を伸ばして殖える。夏に紫色の花穂をつけるが、花が終わると褐色に変化して枯れたように見える。漢方でも使われる薬用植物で、別名をカコソウ(夏枯草)、セルフヒールといって、利尿や消炎に用いられる。
アベリア(Abelia) スイカズラ科 ツクバネウツギ属
中国原産のシナツクバネウツギ(=タイワンツクバネウツギ)と、同じ中国を原産とするアベリアユニフローラの交配種で、イタリアのロヴェリ種苗園で実生から選抜されたもの。
日本へ渡来したのは大正時代末期で、花期が長く、丈夫な性質を持つことから、東京オリンピック以後の緑化ブームを契機に全国へ広まった。現在でも多くの街路や公共の緑地、マンション等の生垣や植え込みに植栽される。
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コゴメオトギリ(小米葉弟切、学名:Hypericum perforatum subsp. chinense)オトギリソウ科 中国原産
別名:コゴメバオトギリ(小米葉弟切)
コゴメオトギリは中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。西洋弟切(学名:Hypericum perforatum)の変種です。日本に帰化し、種子や地下茎で繁殖し、荒れ地や造成地に群生します。茎に2稜があり、直立して上部で良く分枝します。葉は全て有柄で、明点があり葉縁に黒点があります。花弁の腺は黒点です | Hypericum perforatum subsp. chinense | かぎけん花図鑑 (flower-db.com)
ヤブジラミ(藪虱)セリ科 ヤブジラミ属
果実が衣類にくっつくのをシラミに例えてこの名がある。
果実は長さ2.5~3.5mmの卵状長楕円形でカギ状に曲がった刺毛(しもう:植物の表皮にあるとげ状の毛)が密生している。
ヒメガマ(姫蒲、Typha domingensis )ガマ科
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浅い池沼や川辺でみられる高さ1.5~2mの多年草。太い根茎をもちます。
花には雄花と雌花があり、茎先に円柱状の花穂を出し、長さ6~30cmの雄花の穂(雄花群)の下に長さ5~20cmになる雌花の穂(雌花群)がつきます。
雄花群と雌花群の間には裸出した軸があります。花粉は黄色く、短粒で合着しません。
柱頭は線形~披針形です。果実期には柱頭が着色して雌花の穂は茶色くなります。
果実は堅果です。
《利用》
花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ傷薬に用いられます。
熟した雌花の穂は火口(ほくち)に利用されました。火口(ほくち)とはこちら
コジキイチゴ(乞食苺、Rubus sumatranus)バラ科 キイチゴ属。別名:フクロイチゴ
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茎は鉤状の紅紫色を帯びた刺があり、紅紫色の長い腺毛が密生する。
果実は長さ12~18㎜、幅7~11㎜の楕円形、橙色に熟す。果実を割ってみたら空洞だった(なるほどフクロイチゴ)
アジアンタム
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道路の下をくぐる所にアジアンタムの仲間が大きな群落を作っていました。
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上を走る道路が風・雨除けになるのか居心地がよさそうでした。
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ツクバネウツギ の萼片(衝羽根空木 学名:Abelia spathulata)スイカズラ科
キツネノボタン(狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
実の形から(特に兵庫県三原郡・津名郡、山口県玖珂郡で)コンペイトウグサと呼ばれることもあり、
同じキンポウゲ属のウマノアシガタやタガラシと共通する成分(ラヌンクリン ranunculin)を含む有毒植物である。
スズサイコ(鈴柴胡、学名: Vincetoxicum pycnostelma )キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)
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京都府カテゴリー絶滅危惧種. 環境省カテゴリー 準絶滅危惧種 こちら
ヤマモモ (山桃 学名: Morella rubra )ヤマモモ科 ヤマモモ属の常緑樹。
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ヤマモモの実が色づき始めてました
もうちょっと色づいたころ、ヤマモモ酒作ってました。こちら
大きなネムノキ
ネムノキ (合歓木、合歓の木、Albizia julibrissin)はマメ科 ネムノキ亜科の落葉高木。
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別名、ネム、ネブ。夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことが知られている。
オナガミズアオ チョウ目・ヤママユガ科。
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古くはユウガオビョウタンと呼ばれていた。
大型の青白色をしたガで、成虫の開帳は80-120 mmほど。触角は櫛歯状で、雄でははっきりとよく発達する。
出現期は4-8月頃。初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。
幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。食草はハンノキ、ヤシャブシ。幼虫の姿はこちら
成虫は口が退化していることもあり、物を食べたり飲んだりすることはない。
久しぶりの観察会、暑さには負けました、柘榴方面は省略でした。
日 時 6月23日(木) [今回23日が中止の時は24日(金)]
光台1丁目のバス停に10:00集合
観察地 精華町乾谷方面
バスの時間:奈良交通バス(トチノキ経由登美が丘光台循環)
祝園9:26発 (2番乗り場 学研登美ヶ丘駅行)光台一丁目9:38着
祝園9:37発 (1番乗り場 学研登美ヶ丘駅行) 光台一丁目9:48着
観察場所乾谷方面からの帰路ルートについて
精華町くるりんバス:料金は精華町内一律100円です。
祝園駅前行き 乾谷15:12発 祝園駅前15:48着
👆のくるりんバスでアピタ・コーナン前15:35着
山田川駅前行き 乾谷15:08発 山田川駅前15:22着
持ち物 弁当 飲み物 帽子 マスクなど(暑さ対策を忘れずに)
23日、観察会日和になります様に・・・・・
重要
観察会中止の判断について
目的地近くの降水確率が50%以上の時 自動的に中止となります。
前日の夜6時50分頃からのNHK天気予報で観察地近くの降水確率を各自で確認してください。
担当 運営委員C・U
2018年6月の観察会は「けいはんな丘陵を行く」こちら
小さな生き物や可愛いお花たちにいっぱい出会ってます。
ナニワイバラのとげとげの実や、ヒシがいっぱいの池やスズサイコにも・・・・会いたいな。
皆、元気にしてたでしょうか。
バスを降りて光台の住宅街を抜けて乾谷方面に・・・・・
メドハギ(目処萩.)マメ科
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メドハギの葉を落として茎を束ねたものを、占いの筮竹(ぜいちく)のかわりに用いたことから、「筮萩(めどぎはぎ)」と呼ばれ、それが転訛してメドハギという名前が付けられたと言われています。
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メドハギの花 2021-9-18
ヒメコウゾ(姫楮、学名:Broussonetia kazinoki )クワ科コウゾ属の落葉低木。
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見るからに美味しそうな実、一つ失敬、小さな種のようなものが口に残り、味は甘くて美味しいのですが食感がイマイチと感じました。
ヒメコウゾは樹皮中の繊維が強く、良質な和紙の原料となっていました。和紙の原料としてミツマタ、コウゾ、ガンピと習った記憶が・・・
和紙の原料としても使われているコウゾ(楮、学名:B. kazinoki × B. papyrifera)は、本種とカジノキ(学名:B. papyrifera)の雑種である。
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ウツボグサ(空穂草、靫草、学名:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara)シソ科ウツボグサ属の多年生植物の1種。
日当たりのよい山地に自生する。草丈30センチメートルほどで、地下茎を伸ばして殖える。夏に紫色の花穂をつけるが、花が終わると褐色に変化して枯れたように見える。漢方でも使われる薬用植物で、別名をカコソウ(夏枯草)、セルフヒールといって、利尿や消炎に用いられる。
アベリア(Abelia) スイカズラ科 ツクバネウツギ属
中国原産のシナツクバネウツギ(=タイワンツクバネウツギ)と、同じ中国を原産とするアベリアユニフローラの交配種で、イタリアのロヴェリ種苗園で実生から選抜されたもの。
日本へ渡来したのは大正時代末期で、花期が長く、丈夫な性質を持つことから、東京オリンピック以後の緑化ブームを契機に全国へ広まった。現在でも多くの街路や公共の緑地、マンション等の生垣や植え込みに植栽される。
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コゴメオトギリ(小米葉弟切、学名:Hypericum perforatum subsp. chinense)オトギリソウ科 中国原産
別名:コゴメバオトギリ(小米葉弟切)
コゴメオトギリは中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。西洋弟切(学名:Hypericum perforatum)の変種です。日本に帰化し、種子や地下茎で繁殖し、荒れ地や造成地に群生します。茎に2稜があり、直立して上部で良く分枝します。葉は全て有柄で、明点があり葉縁に黒点があります。花弁の腺は黒点です | Hypericum perforatum subsp. chinense | かぎけん花図鑑 (flower-db.com)
ヤブジラミ(藪虱)セリ科 ヤブジラミ属
果実が衣類にくっつくのをシラミに例えてこの名がある。
果実は長さ2.5~3.5mmの卵状長楕円形でカギ状に曲がった刺毛(しもう:植物の表皮にあるとげ状の毛)が密生している。
ヒメガマ(姫蒲、Typha domingensis )ガマ科
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浅い池沼や川辺でみられる高さ1.5~2mの多年草。太い根茎をもちます。
花には雄花と雌花があり、茎先に円柱状の花穂を出し、長さ6~30cmの雄花の穂(雄花群)の下に長さ5~20cmになる雌花の穂(雌花群)がつきます。
雄花群と雌花群の間には裸出した軸があります。花粉は黄色く、短粒で合着しません。
柱頭は線形~披針形です。果実期には柱頭が着色して雌花の穂は茶色くなります。
果実は堅果です。
《利用》
花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ傷薬に用いられます。
熟した雌花の穂は火口(ほくち)に利用されました。火口(ほくち)とはこちら
コジキイチゴ(乞食苺、Rubus sumatranus)バラ科 キイチゴ属。別名:フクロイチゴ
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茎は鉤状の紅紫色を帯びた刺があり、紅紫色の長い腺毛が密生する。
果実は長さ12~18㎜、幅7~11㎜の楕円形、橙色に熟す。果実を割ってみたら空洞だった(なるほどフクロイチゴ)
アジアンタム
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道路の下をくぐる所にアジアンタムの仲間が大きな群落を作っていました。
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上を走る道路が風・雨除けになるのか居心地がよさそうでした。
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ツクバネウツギ の萼片(衝羽根空木 学名:Abelia spathulata)スイカズラ科
キツネノボタン(狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
実の形から(特に兵庫県三原郡・津名郡、山口県玖珂郡で)コンペイトウグサと呼ばれることもあり、
同じキンポウゲ属のウマノアシガタやタガラシと共通する成分(ラヌンクリン ranunculin)を含む有毒植物である。
スズサイコ(鈴柴胡、学名: Vincetoxicum pycnostelma )キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)
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京都府カテゴリー絶滅危惧種. 環境省カテゴリー 準絶滅危惧種 こちら
ヤマモモ (山桃 学名: Morella rubra )ヤマモモ科 ヤマモモ属の常緑樹。
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ヤマモモの実が色づき始めてました
もうちょっと色づいたころ、ヤマモモ酒作ってました。こちら
大きなネムノキ
ネムノキ (合歓木、合歓の木、Albizia julibrissin)はマメ科 ネムノキ亜科の落葉高木。
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別名、ネム、ネブ。夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことが知られている。
オナガミズアオ チョウ目・ヤママユガ科。
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古くはユウガオビョウタンと呼ばれていた。
大型の青白色をしたガで、成虫の開帳は80-120 mmほど。触角は櫛歯状で、雄でははっきりとよく発達する。
出現期は4-8月頃。初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。
幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。食草はハンノキ、ヤシャブシ。幼虫の姿はこちら
成虫は口が退化していることもあり、物を食べたり飲んだりすることはない。
久しぶりの観察会、暑さには負けました、柘榴方面は省略でした。
私は山野草の名前などは、なかなか、その違いや見分け方が分からないので、覚えるように努力しています。
メドハギ、コジキイチゴ、ヒメガマの火口(ほうくち)などの名前の由来など面白く拝見しました。私も別のグループの観察会で、ヒメジオンとハルジオンの違いと見分け方は、素人でも簡単に分かる方法がありますが、同じヒメジオンでも、ホソバヒメジオン、ヤナギバヒメジオンとの見分け方となると知らない人に説明するとなると難しいと思いました。
ところで、峨(ガ)の「オナガミズアオ」(ヤママユガ科)と同種の「オオミズアオア」との違いと見分け方ですが、なかなか見分けが分かりません。
ネットなどで、①触覚の大小と色の濃淡、➁前翅前縁(首輪状のもの)の白い色の濃淡 ③後翅の眼状紋(目玉もよう)の円の状態 などあるようですが、動画などで調べてみても難しいとおもいました。
その幼虫の食草の種類は、「オナガミズアオイ」はハンノキ属、ヤシャブシ属となっていますが、わんちゃんブログでは、バラ科(モミジ、ウメ、サクラなど)、ぶな科、カバノキ科と紹介されていますが、これらの木の葉を食べるのは「オオミズアオ」の幼虫です、精華町乾谷近辺には、ハンノキやヤシャブシ類の樹木が多くあれば「オナガミズアオ」の出現率も高いのですが、一般的には「オオミズアオ」のほうが生息数、出現数も多いとなっています。
👆 へぇ~~です。