【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

青い鳥

2022-05-12 | 野鳥
青い鳥
日本で身近に観られる青い鳥は、5種類。イソヒヨドリ(磯鵯)、カワセミ(翡翠)、ルリビタキ(瑠璃鶲)、オオルリ(大瑠璃)、コルリ(小瑠璃)です。
この中のイソヒヨドリについて
青いヒヨドリでイソヒヨドリっと言う名前がついてるけど、実はイソヒヨドリはスズメ目ヒタキ科の鳥なんで、本来ヒヨドリとは全くの別種。何となく似てるからイソヒヨドリと呼ばれてるだけで、ヒヨドリとは関係ないです。
オスがキレイでメスは地味です。鳴いてるのはオスです。なぜかというと、ビルに止まって愛の音を発し続けている、求愛の歌です。で、メスを呼んでこれから繁殖のシーズンに入って行くわけです。元々は海、磯に居たからイソヒヨドリなんです、だんだん都市化して街に近づいてきた、やはり餌目あて人間が出す食べ残しなんかも食べますからね、イソヒヨドリのエサは、本来は虫なんです。
マクドナルドのテラスでイソヒヨドリが落ちていたポテトを食べていた、とても慣れているようだったがちょっと心配に思えた。子供が「ポテトあげて良い?」っと聞くので「ダメよ、鳥さん、お腹痛くなっちゃうからやめようね」。「エライっ!お母さんコレ正解です。」
ホントにこれは正しい環境教育になるんですよ。本来自然界に存在しない餌を鳥にあげ続けることは決していいことじゃない、彼らは人間の食べ物目あてにやってきてる。あんな、油で揚げたものを人間ならちゃんと消化できるけど、鳥たちはきっと消化できないです。体にどんなことが起きるかわからないのでコレは親として凄い良い環境教育をしたなっと思います。
カラス、ムクドリ、ハクセキレイなど都市化して町で増えてます。人の近くに来てるんです。それからオオタカも一時都市化して、山や森でえさが獲れないから、人の暮らしの近くに来ると鳩が居るでしょ、神社とか公園に来る鳩を狙うんですよ。っと言うこともあって町の近くで見られるようになった。このことが良いことかっと言うと、本来の生息域ではないので良いこととは言えない。
カワセミって清流に棲んでるイメージがあるけど、カワセミって意外なほど町中のどぶ川に居るんですよ。街のどぶ川にはカダヤシ(蚊絶やし)っていう外来種がいっぱい居るんですよ。魚なんだけど、カワセミはそれを食べて生きてる。都会のどぶ川にすむ魚を食べてるとは意外だけど。どぶ川にすっと立ってるから余計に掃きだめの天使のように、より美しさを感じるんです。下水溝や排水パイプなんかに営巣したりする。もう結構その辺で観ることができるカワセミ。
やっぱりね、青い鳥というと瑠璃三鳥(オオルリ、コルリ、ルリビタキ)
ルリビタキ冬に見られる鳥、なので、この季節では見られない、ちょっと自然度が高い公園、ちょっと開けた山間地とか開けた森で見られます。
これからのシーズンちょうど見られるのがオオルリとコルリこれらは夏鳥なんです、南の方から初夏に渡ってくる鳥なのでこれから5月にオオルリ、コルリは見られます
オオルリとルリビタチは同じ青でも青の深さが違う。オオルリは瑠璃色、ルリビタキの瑠璃は瑠璃色と違ってちょっとブルーっぽい瑠璃色。
オオルリ、コルリ、ルリビタキ、イソヒヨドリは全部ヒタキ科、この仲間は青色が多いんですね、カワセミは違いますが。
カワセミ(翡翠 、翡翆、魚狗 、川蟬 、学名:Alcedo atthis)ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
サンコウチョウ(静岡県の県の鳥)は青くないです、黒い、何が青いかというと黒い鳥の眼の周りだけが青い、アイリンクっというんです。そこだけが真っ青。
2022-4-25(月)SBSラジオ 鉄崎幹人のWASABI 午後のTEPPAN月曜日は>>>クローズアップ生物
カダヤシ(蚊絶やし)についてこちら

イソヒヨドリ(磯鵯、学名:Monticola solitarius Linnaeus, 1758)スズメ目 ヒタキ科


2019-1-17 精華町畑の前公園にて
イソヒヨドリのオス。
磯の岩場の鳥でしたが、最近はビルなどの凸凹した人工物を岩場にみたてて営巣場所にし、どんどん海から離れた場所にも進出しています

ルリビタキ(瑠璃鶲、Tarsiger cyanurus)スズメ目ヒタキ科


2011-3-08 京都府立植物園にて

オオルリ(大瑠璃、学名Cyanoptila cyanomelana)スズメ目ヒタキ科オオルリ属

2013-5-26 大阪城公園にて

コルリ (Larvivora cyane) 鳥綱スズメ目ヒタキ科
コルリの画像⇒こちら

カワセミ(翡翠 、翡翆、魚狗 、川蟬 、学名:Alcedo atthis)ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属

2011-2-16 精華町けいはんな公園:水景園にて

サプライズなプレゼント⇒こちら

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2 コメント

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青い鳥(幸福。希望)を手のひらにノセタイ!!(W2-51) (里山の風(かぜ))
2022-05-12 15:04:12
オオルリ、コルリ、カワセミ、イソヒヨドリなど青い羽根を持つ野生の鳥類は人里近くにも現れるようになったようです。
青い鳥(Blue Birds)をテーマにしたブログは今回で2回目となる。「わんちゃん」は青い鳥に特別な感心があるようです。
メダカと「カダヤシ」の違い、イソヒヨドリ(ヒタキ科)とヒヨドリ(ヒヨドリ科)とは似ているが、別種であるなどは興味深々でした。
童話の「青い鳥」のお話は有名ですが、どんな種類の鳥とは記述されていませんが「青い鳥」とは・・・幸福は身近にあること、希望の意味に解釈され・・・幸福の象徴として作者(ベルギー人のモリス・メーテルリンク)が書いたとされている。
「ごんぎつね」などに登場する絵本作家の「いもと ようこ」さんは、同名の絵本を柔らかいタッチでお書きになり、その絵本が発売(金の星社)されている。
私は青色というと、青いバラ(2004年サントリーグループが研究開発)、青色発光ダイオードLED(2014年ノーベル物理学賞 日本の3人)を思い出しますが、青色はバラには実現できない不可能なものとされていたが、夢がかなえられました。
イソヒヨドリは人になつく性質があるようですので、直接、私の手のひらに乗せてみたいと思います。幸福や希望が実現しますように!!!・・・青二才のようなお願いですが・・・
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里山の風さん こんばんわ (わんちゃん)
2022-05-12 21:06:46
写真に撮った青い小鳥を見ると、かわいい表情に癒されます。
特にお目々が可愛い!!
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