高田宮講当家渡し 2007年11月21日 09時37分49秒 | 桜井市へ 御膳の儀式を終えると、白丁に着替えて宮司と前年当家の前で今年の当家から次の当家引渡し儀式が厳粛に行われます。 酒を酌み交わし手で御膳を受けていただきます。 四年に一度回ってくる当家渡しの儀式です。 (H19.10.14 V603SH撮影)
高田宮講御膳 2007年11月21日 09時36分34秒 | 桜井市へ 桜井市高田のメスリ山古墳に鎮座する八坂神社を奉る宮講。 寛政のころの宮講制度は16軒。昭和30年代に12軒となり、現在はたったの4軒で宮講祭が行われている。 祭礼は10月14日。 二週間前の1日には当家宅の玄関にお仮屋を建てられる。 小さなお椀が五つ並べられた四台の御膳。洗い米、塩、酒、豆にクリ、お頭付きメザシ(イワシ、ジャコの場合もある)を供えて、灯明を点けて毎夜に当家が参る。 数日前に吉野町の吉野川でオナンジ参りで小石を拾い、大御幣と共に座敷に供えます。 1日の夜は講衆四人が当家宅に集まって朔座の膳が営まれる。 14日の朝、当家宅に集まった今年の当家、次の当家、前年当家に当番出仕の四人に等弥神社宮司が加わります。 談山神社から拝受された塗りのお盆椀に盛られたゴボウ、エダマメ、コンニャクにお酒でヨバレて御膳の儀式。 (H19.10.14 V603SH撮影)