マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

入院13日目

2015年07月24日 15時37分47秒 | むびょうそくさい
朝の体重は65.4kg。

血圧は95だ。

この日の朝食は半分にしてください、の指示がでた。

理由はこの日の午前9時から行われる造影カテーテルがあるからだ。

8時半、T内科医師の回診。

昨夜のドキドキ動悸を伝えておいた。

それよりも気になるのが排便だ。

出ないのである。

9時、車いすに乗って処置室に向かう。

処置は内科医師のT先生。

右手の甲にしびれ薬を注入する。

効いた状況を確認されてカテーテルの管を挿入する。

ぐぐっと入れ込んだ管。

なんとなく入っていく感触があるような、ないような。

肘辺りでもしびれ薬を注入する。

効いた状況でさらに伸ばしていく管。

奥へ、奥へと心臓辺りの位置まで押し込まれる。

ドクドクと流れる造影剤。

心臓まで届いていくような感じを受けるが、身体はしびれ薬の関係で認識しない。

右腕は絶対、動かしてはならない。

造影カメラは何台あるのだろうか。

医師の操作で近づけたり離したり。

場合によっては回転もする。

息苦しさは感じないが、ときおり冷たいものが通過する感触がある。

右腕を通るカテーテルの管。

最後に検査動画を撮ると伝えられて2回。

息を吸ってー、息を止めてー。

ハイ、吐くー。

最後に口の中で熱いものが広がりますと云われた瞬間だ。

熱い塊のような・・それは火のようなもの。

口の中の奥のほうで、パアっと広がった。

そして脳天を突いて上半身の内蔵すべてが熱くなる。

やがてお尻の穴から抜けていった火の球感触。

まるで、ファイヤーボールが身体の中を突き抜けて、去っていったようにも思えた。

これは造影剤の仕業。

特にどおってことはないらしいが、面白い体験にある意味感動した。

病室に戻ってすぐ別室に移動する。

二人の医師より動画記録した心臓に流れる3本の冠動脈状態を説明される。

結果は、心筋梗塞を起こしていない。

動脈は太く、問題は見られない。

一部に細いところがあるが、画像のとらえ方でそう見えるだけ。

心不全の原因は左房室の逆流状態。

薄らと見える部分を説明してくださる。

昨夜の動悸の137脈拍は、今回の心不全とは直接的な関係はないと伝えられた。

10時20分、検査した右ひじは手首に血止めバンド。

肘が折れない、動かないように添え木を充てる。

以降、2時間おきに血止めバンドを緩めていく。

血止めバンドは16時20分に解放された。

継続する治療はドプトレックスに尿出し点滴だ。

酸素は「2」の鼻チューブで吸入する。



昼食後の14時。

胸部レントゲン撮影もあった。

明日の経食道心エコー検査は夕方近くになると伝えられた。

その結果は執刀手術をされる大先生がプロセスを判断して日程を決定されるもようだという。



晩食を食べている午後6時過ぎ。

看護師の話しによれば経食道心エコー検査は午後3時になるようだ。

昼食は摂らず、検査後も食事はないという。

夜7時半、急にもよおして大便をする。

緊張が解けたのかもしれない。

復活したこの日の尿出し量は1460mlだった。

(H27. 7.23 SB932SH撮影)