前回の診察から3カ月も経った。
あっという間というか、時間軸の流れが速くなっているのか、それとも年齢的に感じることなのか、とにかく早く感じた3カ月である。
久しぶりの本日の診察リストは多数行。
上から下まである。
まずは採血。
これがなけりゃ診察はできない。
しかも採血結果が出るまで1時間半もかかる。
ここで行列待ちなら後々まで影響を受ける。
そういう日もあったが、この日はなんと、なんとの待ち時間ゼロ・・。
順番待ちの整理番号は300番。
採血室の席に座ってくださいといって手渡されたシートは305番。
すぐに採血してくださると思っていたら大間違い。
採血にてこずっているのかなかなか次の番号呼び出しがこない。
番号指示がないのに空いた採血場に座る人もいる。
どうなってんだ。
なんとか4本の採血を済ませて次は胸部レントゲン。
受付処理を済ませてレントゲン室の廊下で待つ。
ここも滞留しているのかなかなかお呼びがかからない。
次の心電図検査も同じく滞留する待ち行列。
すべての検査を終えるのに1時間弱もかかっていた。
循環器内科の受付は午前11時。
来館してから1時間はたっぷり過ぎていた。
採血結果が出る予想時間は午後11時半過ぎ。
医師の診察時間もそれぐらいだ。
今より30分過ぎ程度の待ち行列にロビー席に座って待つ患者さんは多い。
診察の流れはどうもよくない。
だいたいが雰囲気でわかる流れであるから12時は過ぎるように感じた。
ふと視線を長椅子に座っておられた男性に気づく。
どこかでお会いした男性はやや高齢者。
顔は覚えているが、どこの村であったのか思い出せない。
お顔も記憶にある顔より老けている。
皺が増えたような感じである。
もしか、と思って声をかけてみる。
カメラマンをしている・・・と伝えたら反応してくださった。
在所は南六条。
祭りの取材にお世話になった男性が話す家は神社向かいのあの家の横・・。
はっきりと思いだしたが、名前が出てこない。
たしか北方の三十八神社で行われた頭家渡し・・・。
産経新聞に書いた記事で紹介させていただいたときの頭家さん。
尤も記事に紹介した渡しの男性は息子さんだ。
新旧の頭家に酒、カマスを差し出す神主は頭家の実弟。
そんな関係がある。
診察を終えた男性は奥さんともども次の診察に移っていった。
それからも呼び出しがない私の主治医。
待っている患者さんが多いのであろう。
座って待っていたら再びここへ戻ってきた夫妻。
その節はお世話になりましたと奥さんがお礼を伝える。
お会いしたのは平成22年の10月7日だから、もう6年前にもなる。
その後は神社行事もお寺行事も訪れていない。
ただ、平成27年の6月5日に一本木と神社に出かけた。
心臓の病気になる1カ月前だった。
そのときは元気だった。
何事もない日々であったが、何の前触れもなく一か月後に発症した。
そんなことになるとは思っていなかった6月5日。
久しぶりと思って総代家を訪ねた。
なんでも今年度中に旧興蔵寺を解体する話しだった。
解体時に写真を撮らせてもらおうと思ってお願いをしていた。
ほんの一部しか見ていない寺の什物。
破棄されたらもう撮れない。
記録の意味合いでお願いしていたが、連絡はなかった。
待合室でお会いした男性も総代の一人。
予算はついたが寺の解体は未だだという。
そういうことだったのか、である。
ということは、お寺にもやってくる如来さんのご回在はこの年も昔のままだった、ということだ。
解体する時期が決まれば連絡すると云ってくれた男性は携帯電話を見せてくれる。
そこにあった登録番号は、私の電話番号だった。
黒光りで人懐っこい男性が笑った。
そんな出会いもあった待合室は少しずつ患者さんが消えていく。
呼び出しがあったのは午後12時10分。
診察室内の部屋で待つ。
結局、診察を受けたのはそれから20分後の12時半。
長い待ち時間に診察時間は10分。
身体の具合はいかがでしょうか・・で始まった検査結果は3か月前と同じである。
良くも悪くもならずの現状維持、である。
BNPもヘモグロビンも基準値には達していないが、異常を示すものはなく安定している。
前回の9月6日の値は75.2。
今回は62.8だから若干の改善であるが、基準値には達していない。
まだまだ心臓に負担をかけているということだ。
今後もリハビリ運動や歩行訓練は欠かさずに、である。
前回は心配させられたγ-GTPの値。
前々回の7月12日は104だった。
2桁に近い数値だ。
その前は160だったから大幅に改善していた。
そして、前回の9月6日は97。
基準値に達していないが問題はないと云われていた。
で、本日の値は143。元に戻っとるやないか、である。
が、主治医のⅠ循環器内科医師は云った。
ヘモグロビンは前回が12.2で、今回は13.5。
特に問題はないと云う。
安心ではないが、問題は特にないという言葉が嬉しい。
これらは問題がない。
ところが、問題は一つ。
朝、起床したときの血圧である。
起床時血圧測定については8月23日にリハビリ療法士から勧められた。
朝の具合を計って心臓の動きを知る、ということだ。
翌日の24日からの毎日を計測することにした。
なんでもないと思っていたがときおりというか、ちょこちょこというか、血圧値が高い日が出現する。
毎日でもないのであるが、だ。
数値ばかり書いている健康手帳に印をつけることにした。
感覚的には高いと思われる血圧値を160以上と決めてピンクマーカで塗った。
その出現回数は一目でわかる。
多いときは週に数回。
やや多い4、5回だったが、10月ぐらいからは半滅した。
11月ともなれば2週間に3回程度に落ち着いている。
それでも心配してくださる主治医は書いている健康手帳を診られて顔を曇らせる。
多いか、少ないか・・。
高いか、低いかといえば・・・うーん、である。
冬場に血圧が上昇するのは健康的な人でも体感する。
心臓病の場合は特に要注意するらしい。
で、血圧の基準値は、といえば145。
そんな値であれば、ほとんどの人が高血圧症になってしまう。
我が家のお風呂場はカワックを装置している。
風呂場を温めてから入室する。
もう何十年もそうしてきた。
着替える場はファンヒーターを設置している。
これなんかは家を新築したときからしている暖房具。
もちろんのトイレでもそうしている。
朝は起床と同時に強制始動のガスファンヒーター。
スイッチを入れて直ちにお部屋が温くなる優れものではあるが、取材地はどうしようもない。
出来る限りの冬場取材は控えることにでもするか、である。
そんな話をしてみれば、少しは安心してくださった主治医は云った。
向こう三カ月間を診てみましょう、である。
血圧を下げる薬の服用は見送って様子をみましょうということだ。
薬剤も変わらずで、次回は3カ月後の平成29年の2月21日。
忘れないようにいろんな処に印をつけておく。
解放されたのは午後1時前。
外来棟近くのプライスカット天理北店で買っておいた弁当を広げる。
場所は窓際のテーブル。
いつもならどなたか一人が座っていてどうにもこないも遠慮するテーブル。
この日は珍しく一席が開いていた。
蓋を開けたお寿司は「めちゃ旨玉子助六セット」。
税込みで300円。
袋は要りませんと店員さんに伝えたら2円引き。
ありがたいお店である。
いなり寿司は三つ。
アゲさんはとてもジューシーで美味しいが寿司飯がなんともである。
とにかく堅いのである。
ふっくら感がまったくないから、噛むのに苦労する。
こんなことは始めてだと思う。
もう一品は巻きずし。
中に巻いている玉子焼きが決め手になっているめちゃ旨玉子。
それほどの味ではないような気がするが、不味くはない。
むしろ美味いのである。
でも、まぁ、である。
次回に購入するときは巻き寿司だけにしよう、である。
ゆっくり食べて持ってきた昼の薬を飲んでリハビリ室に向かう。
丁度の良い時間になったリハビリの受付を済ませて入室する。
心電図機器の装着時脈拍は48-50拍。
スクワット運動時は58-59拍。
運動によっては64-65拍にもなる。
エルゴメーター付きの自転車のペダル漕ぎに乗って測る血圧は116-52。
脈拍は58-59拍だ。
回転数は55-60rpmの範囲内になるようペダルを漕ぐ。
6分後の血圧は143-55。
脈拍は68-69拍。
11分後の血圧は144-59。
脈拍は68-70拍。
前回と同様にワークを60にしましょうということになった。
苦にもならない負荷量ではあるが、汗は揚げたとたんに出だした。
16分後の血圧は157-63。
脈拍は72-73拍。
21分後の血圧は137-61。
脈拍は73-74拍。
時には75-79拍になったこともある。
26分後の血圧は156-60。
脈拍は76-77拍で終えた。
(H28.11.29 SB932SH撮影)
あっという間というか、時間軸の流れが速くなっているのか、それとも年齢的に感じることなのか、とにかく早く感じた3カ月である。
久しぶりの本日の診察リストは多数行。
上から下まである。
まずは採血。
これがなけりゃ診察はできない。
しかも採血結果が出るまで1時間半もかかる。
ここで行列待ちなら後々まで影響を受ける。
そういう日もあったが、この日はなんと、なんとの待ち時間ゼロ・・。
順番待ちの整理番号は300番。
採血室の席に座ってくださいといって手渡されたシートは305番。
すぐに採血してくださると思っていたら大間違い。
採血にてこずっているのかなかなか次の番号呼び出しがこない。
番号指示がないのに空いた採血場に座る人もいる。
どうなってんだ。
なんとか4本の採血を済ませて次は胸部レントゲン。
受付処理を済ませてレントゲン室の廊下で待つ。
ここも滞留しているのかなかなかお呼びがかからない。
次の心電図検査も同じく滞留する待ち行列。
すべての検査を終えるのに1時間弱もかかっていた。
循環器内科の受付は午前11時。
来館してから1時間はたっぷり過ぎていた。
採血結果が出る予想時間は午後11時半過ぎ。
医師の診察時間もそれぐらいだ。
今より30分過ぎ程度の待ち行列にロビー席に座って待つ患者さんは多い。
診察の流れはどうもよくない。
だいたいが雰囲気でわかる流れであるから12時は過ぎるように感じた。
ふと視線を長椅子に座っておられた男性に気づく。
どこかでお会いした男性はやや高齢者。
顔は覚えているが、どこの村であったのか思い出せない。
お顔も記憶にある顔より老けている。
皺が増えたような感じである。
もしか、と思って声をかけてみる。
カメラマンをしている・・・と伝えたら反応してくださった。
在所は南六条。
祭りの取材にお世話になった男性が話す家は神社向かいのあの家の横・・。
はっきりと思いだしたが、名前が出てこない。
たしか北方の三十八神社で行われた頭家渡し・・・。
産経新聞に書いた記事で紹介させていただいたときの頭家さん。
尤も記事に紹介した渡しの男性は息子さんだ。
新旧の頭家に酒、カマスを差し出す神主は頭家の実弟。
そんな関係がある。
診察を終えた男性は奥さんともども次の診察に移っていった。
それからも呼び出しがない私の主治医。
待っている患者さんが多いのであろう。
座って待っていたら再びここへ戻ってきた夫妻。
その節はお世話になりましたと奥さんがお礼を伝える。
お会いしたのは平成22年の10月7日だから、もう6年前にもなる。
その後は神社行事もお寺行事も訪れていない。
ただ、平成27年の6月5日に一本木と神社に出かけた。
心臓の病気になる1カ月前だった。
そのときは元気だった。
何事もない日々であったが、何の前触れもなく一か月後に発症した。
そんなことになるとは思っていなかった6月5日。
久しぶりと思って総代家を訪ねた。
なんでも今年度中に旧興蔵寺を解体する話しだった。
解体時に写真を撮らせてもらおうと思ってお願いをしていた。
ほんの一部しか見ていない寺の什物。
破棄されたらもう撮れない。
記録の意味合いでお願いしていたが、連絡はなかった。
待合室でお会いした男性も総代の一人。
予算はついたが寺の解体は未だだという。
そういうことだったのか、である。
ということは、お寺にもやってくる如来さんのご回在はこの年も昔のままだった、ということだ。
解体する時期が決まれば連絡すると云ってくれた男性は携帯電話を見せてくれる。
そこにあった登録番号は、私の電話番号だった。
黒光りで人懐っこい男性が笑った。
そんな出会いもあった待合室は少しずつ患者さんが消えていく。
呼び出しがあったのは午後12時10分。
診察室内の部屋で待つ。
結局、診察を受けたのはそれから20分後の12時半。
長い待ち時間に診察時間は10分。
身体の具合はいかがでしょうか・・で始まった検査結果は3か月前と同じである。
良くも悪くもならずの現状維持、である。
BNPもヘモグロビンも基準値には達していないが、異常を示すものはなく安定している。
前回の9月6日の値は75.2。
今回は62.8だから若干の改善であるが、基準値には達していない。
まだまだ心臓に負担をかけているということだ。
今後もリハビリ運動や歩行訓練は欠かさずに、である。
前回は心配させられたγ-GTPの値。
前々回の7月12日は104だった。
2桁に近い数値だ。
その前は160だったから大幅に改善していた。
そして、前回の9月6日は97。
基準値に達していないが問題はないと云われていた。
で、本日の値は143。元に戻っとるやないか、である。
が、主治医のⅠ循環器内科医師は云った。
ヘモグロビンは前回が12.2で、今回は13.5。
特に問題はないと云う。
安心ではないが、問題は特にないという言葉が嬉しい。
これらは問題がない。
ところが、問題は一つ。
朝、起床したときの血圧である。
起床時血圧測定については8月23日にリハビリ療法士から勧められた。
朝の具合を計って心臓の動きを知る、ということだ。
翌日の24日からの毎日を計測することにした。
なんでもないと思っていたがときおりというか、ちょこちょこというか、血圧値が高い日が出現する。
毎日でもないのであるが、だ。
数値ばかり書いている健康手帳に印をつけることにした。
感覚的には高いと思われる血圧値を160以上と決めてピンクマーカで塗った。
その出現回数は一目でわかる。
多いときは週に数回。
やや多い4、5回だったが、10月ぐらいからは半滅した。
11月ともなれば2週間に3回程度に落ち着いている。
それでも心配してくださる主治医は書いている健康手帳を診られて顔を曇らせる。
多いか、少ないか・・。
高いか、低いかといえば・・・うーん、である。
冬場に血圧が上昇するのは健康的な人でも体感する。
心臓病の場合は特に要注意するらしい。
で、血圧の基準値は、といえば145。
そんな値であれば、ほとんどの人が高血圧症になってしまう。
我が家のお風呂場はカワックを装置している。
風呂場を温めてから入室する。
もう何十年もそうしてきた。
着替える場はファンヒーターを設置している。
これなんかは家を新築したときからしている暖房具。
もちろんのトイレでもそうしている。
朝は起床と同時に強制始動のガスファンヒーター。
スイッチを入れて直ちにお部屋が温くなる優れものではあるが、取材地はどうしようもない。
出来る限りの冬場取材は控えることにでもするか、である。
そんな話をしてみれば、少しは安心してくださった主治医は云った。
向こう三カ月間を診てみましょう、である。
血圧を下げる薬の服用は見送って様子をみましょうということだ。
薬剤も変わらずで、次回は3カ月後の平成29年の2月21日。
忘れないようにいろんな処に印をつけておく。
解放されたのは午後1時前。
外来棟近くのプライスカット天理北店で買っておいた弁当を広げる。
場所は窓際のテーブル。
いつもならどなたか一人が座っていてどうにもこないも遠慮するテーブル。
この日は珍しく一席が開いていた。
蓋を開けたお寿司は「めちゃ旨玉子助六セット」。
税込みで300円。
袋は要りませんと店員さんに伝えたら2円引き。
ありがたいお店である。
いなり寿司は三つ。
アゲさんはとてもジューシーで美味しいが寿司飯がなんともである。
とにかく堅いのである。
ふっくら感がまったくないから、噛むのに苦労する。
こんなことは始めてだと思う。
もう一品は巻きずし。
中に巻いている玉子焼きが決め手になっているめちゃ旨玉子。
それほどの味ではないような気がするが、不味くはない。
むしろ美味いのである。
でも、まぁ、である。
次回に購入するときは巻き寿司だけにしよう、である。
ゆっくり食べて持ってきた昼の薬を飲んでリハビリ室に向かう。
丁度の良い時間になったリハビリの受付を済ませて入室する。
心電図機器の装着時脈拍は48-50拍。
スクワット運動時は58-59拍。
運動によっては64-65拍にもなる。
エルゴメーター付きの自転車のペダル漕ぎに乗って測る血圧は116-52。
脈拍は58-59拍だ。
回転数は55-60rpmの範囲内になるようペダルを漕ぐ。
6分後の血圧は143-55。
脈拍は68-69拍。
11分後の血圧は144-59。
脈拍は68-70拍。
前回と同様にワークを60にしましょうということになった。
苦にもならない負荷量ではあるが、汗は揚げたとたんに出だした。
16分後の血圧は157-63。
脈拍は72-73拍。
21分後の血圧は137-61。
脈拍は73-74拍。
時には75-79拍になったこともある。
26分後の血圧は156-60。
脈拍は76-77拍で終えた。
(H28.11.29 SB932SH撮影)