さて、午後の12時半。
近くに名高い喫茶カフェがあるというKさん。
私はすぐ近くにある回転寿司を勧める。
本日はGWの真っ只中。
お客さんは行列であろうと、云われたが、ま、とにかく行ってみるべ・・。
着席発行機にボタンを押して待つ。
情報交換に時間を忘れて・・・呼び出しに気がつかなかったのでは・・。
はっと気がついて発券機に視線。
呼び出しが順に行われる番号通知。
決して飛ばされたわけでもなく、後片付けに時間がかかったということだった。
番号を呼ばれてカウンター席につく。
メニューは流れるレーンには手を出さない。
我が意思をもってメニュー画面より選ぶ好みの料理。
にぎり寿司は無用。
何が狙いかといえば、麺類である。
あきんどスシローのメニューに何があるんだろか。
期間限定の肉づくしは目もくれずメニューボタンを押したのは麺類。
それも280円のかすうどんがあったなんて、そりゃ知らなんだ、である。
かすうどんを知ったのは、メニューパネルをひと通り順に押して一巡したとき。
あれっ、こんな料理もあったんだと押したかすうどんである。
かすうどんの“かす”は牛脂。
スーパーでも売っている油かすは食べたくもない。
私が欲するのは「JAならけんまほろばキッチン」の棚で売っている㈱肉匠たけ田の大和牛油かす。
極上の味はとてつもない魅力をもっている。
かすうどんそのもので美味すぎて、他の商品を注文することをしなくなった魚輝の本格肉かすうどんがある。
商品名は肉かすであるが、事実上の香り豊かな油かすうどん。
両者とも油かすそのものにゴク旨の味があるから、うどん出汁に馴染む。
食をそそるうどん出汁に変身してくれる油かすが立派に役目をこなす。
それらと同じであれば、と思って期待したあきんどスシローのかすうどん。
くら寿司のような特別レーンでもない、一般的に流れるレーンに特別注文なんちゃらを記したものが廻っていた。
私が注文した前後に、他のお客さんが注文したものが流れていた。
どれが私の注文した商品なのか。
メニューパネルはそろそろ到着しますとか、云々を機械音声で伝えているが、どれがどれだかわからなくて、見逃してしまいそうになる。
その点、くら寿司の特別レーンは流れるレーンとは別扱い。
注文した商品も目の前で止まってくれるから安心できる。
業界第一というスシローさん。
こりゃもっとがんばらにゃ、と思った次第だ。
これがかすうどんと思って手にする。
尤もにぎり皿と違って丼椀。
違いはわかるが、不安そうにとりあげた。
蓋を開けたら間違いなし。
見た目はまさに油かすうどん。
肉片は麺つゆの上で泳いでいる。
ほのかに香る油かす。
箸を入れてうどん麺を掬って口に入れる。
あれぇ、である。
旨みをまったく感じない。
これって、何と思ったかすうどん。
たしかに肉片は油かすであるが、味がまったくないっていいほど。
旨みもないかすうどん。
味は“かす”としか言いようのないかすうどんであるが、食べつくしてしまったのは、何故に。
ひょっとしたら、であるが、油かすの油抜きをしたんじゃないの、と思えるぐらいに旨みがない。
コクもない。
なんじゃこりゃ、である。
口直しではないが、ほぼ同時にパネルタッチで注文した軍艦巻き。
どこのくるくる寿司でもそうだが、ハズレがない。
一つ頼んだカツオのユッケ。
到着の合図が鳴ってからやってくる。
特別な注文品も同じ流れ、回転レーンでやってくる。
ふと思い出したけど・・。
超特急で配膳されるシステムはあきんどスシローにあったっけ・・。
別に超特急でなくても、普通に流れる寿司と間違いそうになって仕方がない。
特別注文を表示する赤い台をずっと見ておかないと、流されてしまう。
私が注文した寿司は私の席の前に停止してほしいのである。
なぜにそこまで要望するのか。
実は、この日、ずっと観察していたけど・・お客さん、それぞれが注文いっぱいで、どれがどれやらさっぱりわからなくて、特別なものが10皿続けて流れてきたら、印もないから見逃すに決まっているでしょ、といいたい。
売上が業界ナンバーワンらしいあきんどスシロー。
毎週、毎週に新メニューを開発する会議よりも、システムを見直して欲しい、のである。
それはともかくといいたいところだが・・。
肝心かなめの寿司の味である。
カツオユッケの軍艦巻きは好み。
ネタは新鮮。
カツオの臭みなんてものは一切ない。
鶉の生玉子とぴったしの味付けに何を入れているのだろうか。
ネタよりも気にかかるユッケタレである。
一口、二口はあっという間に堪能する。
そのおかげもあって、かすうどんのかす味は口から消えた。
Kさんはいつもくら寿司に行っているという。
あきんどスシローの寿司は初体験。
こりゃ美味いという言葉もなかったが、不味いもない。
いわば際立った特徴がないということなんだろうか。
民俗話しに写真アーカイブまで広がるネタ談義に長時間居座る。
最後に頼んだ寿司はまたもや軍艦巻き。
選んだマグロの山かけにとろろ盛り。
久しぶりに頼んだらとても新鮮な気持ちになった。
とろろ加減が美味しいのである。
山葵をたっぷり盛って食べたらマグロがより一層美味しくなった。
実は、この日の朝番組にあきんどスシローの舞台裏をテレビ番組で紹介していた。
毎週の平日に放送される関西テレビの帯番組。
「よ~いドン!」。
隣の人間国宝さんに登場されるフツーの人に拍手喝采する毎日である。
毎週金曜日は万歳の銀シャリのコーナー番組の「スゴ腕ワーカー」。
この日は南吹田店におられる全国向け商品開発担当者が主役。
毎週の社内プレゼンツに10~15品の商品開発をする発想が凄い。
しかも、2週間に一つの新作を提供しているのも凄い。
その都度というか、2週間に一度は期間限定で入れ替わる新作キャンペーンに厨房職人さんが凄い。
やっと覚えたばかりのころに次の新作が待っている。
この週は肉ネタ寿司。
美味いと云っていたスタジオ。
でもな、それは300円のサーロインステーキでしょ、とぼやき節が口に出た。
(H30. 5. 4 SB932SH撮影)
近くに名高い喫茶カフェがあるというKさん。
私はすぐ近くにある回転寿司を勧める。
本日はGWの真っ只中。
お客さんは行列であろうと、云われたが、ま、とにかく行ってみるべ・・。
着席発行機にボタンを押して待つ。
情報交換に時間を忘れて・・・呼び出しに気がつかなかったのでは・・。
はっと気がついて発券機に視線。
呼び出しが順に行われる番号通知。
決して飛ばされたわけでもなく、後片付けに時間がかかったということだった。
番号を呼ばれてカウンター席につく。
メニューは流れるレーンには手を出さない。
我が意思をもってメニュー画面より選ぶ好みの料理。
にぎり寿司は無用。
何が狙いかといえば、麺類である。
あきんどスシローのメニューに何があるんだろか。
期間限定の肉づくしは目もくれずメニューボタンを押したのは麺類。
それも280円のかすうどんがあったなんて、そりゃ知らなんだ、である。
かすうどんを知ったのは、メニューパネルをひと通り順に押して一巡したとき。
あれっ、こんな料理もあったんだと押したかすうどんである。
かすうどんの“かす”は牛脂。
スーパーでも売っている油かすは食べたくもない。
私が欲するのは「JAならけんまほろばキッチン」の棚で売っている㈱肉匠たけ田の大和牛油かす。
極上の味はとてつもない魅力をもっている。
かすうどんそのもので美味すぎて、他の商品を注文することをしなくなった魚輝の本格肉かすうどんがある。
商品名は肉かすであるが、事実上の香り豊かな油かすうどん。
両者とも油かすそのものにゴク旨の味があるから、うどん出汁に馴染む。
食をそそるうどん出汁に変身してくれる油かすが立派に役目をこなす。
それらと同じであれば、と思って期待したあきんどスシローのかすうどん。
くら寿司のような特別レーンでもない、一般的に流れるレーンに特別注文なんちゃらを記したものが廻っていた。
私が注文した前後に、他のお客さんが注文したものが流れていた。
どれが私の注文した商品なのか。
メニューパネルはそろそろ到着しますとか、云々を機械音声で伝えているが、どれがどれだかわからなくて、見逃してしまいそうになる。
その点、くら寿司の特別レーンは流れるレーンとは別扱い。
注文した商品も目の前で止まってくれるから安心できる。
業界第一というスシローさん。
こりゃもっとがんばらにゃ、と思った次第だ。
これがかすうどんと思って手にする。
尤もにぎり皿と違って丼椀。
違いはわかるが、不安そうにとりあげた。
蓋を開けたら間違いなし。
見た目はまさに油かすうどん。
肉片は麺つゆの上で泳いでいる。
ほのかに香る油かす。
箸を入れてうどん麺を掬って口に入れる。
あれぇ、である。
旨みをまったく感じない。
これって、何と思ったかすうどん。
たしかに肉片は油かすであるが、味がまったくないっていいほど。
旨みもないかすうどん。
味は“かす”としか言いようのないかすうどんであるが、食べつくしてしまったのは、何故に。
ひょっとしたら、であるが、油かすの油抜きをしたんじゃないの、と思えるぐらいに旨みがない。
コクもない。
なんじゃこりゃ、である。
口直しではないが、ほぼ同時にパネルタッチで注文した軍艦巻き。
どこのくるくる寿司でもそうだが、ハズレがない。
一つ頼んだカツオのユッケ。
到着の合図が鳴ってからやってくる。
特別な注文品も同じ流れ、回転レーンでやってくる。
ふと思い出したけど・・。
超特急で配膳されるシステムはあきんどスシローにあったっけ・・。
別に超特急でなくても、普通に流れる寿司と間違いそうになって仕方がない。
特別注文を表示する赤い台をずっと見ておかないと、流されてしまう。
私が注文した寿司は私の席の前に停止してほしいのである。
なぜにそこまで要望するのか。
実は、この日、ずっと観察していたけど・・お客さん、それぞれが注文いっぱいで、どれがどれやらさっぱりわからなくて、特別なものが10皿続けて流れてきたら、印もないから見逃すに決まっているでしょ、といいたい。
売上が業界ナンバーワンらしいあきんどスシロー。
毎週、毎週に新メニューを開発する会議よりも、システムを見直して欲しい、のである。
それはともかくといいたいところだが・・。
肝心かなめの寿司の味である。
カツオユッケの軍艦巻きは好み。
ネタは新鮮。
カツオの臭みなんてものは一切ない。
鶉の生玉子とぴったしの味付けに何を入れているのだろうか。
ネタよりも気にかかるユッケタレである。
一口、二口はあっという間に堪能する。
そのおかげもあって、かすうどんのかす味は口から消えた。
Kさんはいつもくら寿司に行っているという。
あきんどスシローの寿司は初体験。
こりゃ美味いという言葉もなかったが、不味いもない。
いわば際立った特徴がないということなんだろうか。
民俗話しに写真アーカイブまで広がるネタ談義に長時間居座る。
最後に頼んだ寿司はまたもや軍艦巻き。
選んだマグロの山かけにとろろ盛り。
久しぶりに頼んだらとても新鮮な気持ちになった。
とろろ加減が美味しいのである。
山葵をたっぷり盛って食べたらマグロがより一層美味しくなった。
実は、この日の朝番組にあきんどスシローの舞台裏をテレビ番組で紹介していた。
毎週の平日に放送される関西テレビの帯番組。
「よ~いドン!」。
隣の人間国宝さんに登場されるフツーの人に拍手喝采する毎日である。
毎週金曜日は万歳の銀シャリのコーナー番組の「スゴ腕ワーカー」。
この日は南吹田店におられる全国向け商品開発担当者が主役。
毎週の社内プレゼンツに10~15品の商品開発をする発想が凄い。
しかも、2週間に一つの新作を提供しているのも凄い。
その都度というか、2週間に一度は期間限定で入れ替わる新作キャンペーンに厨房職人さんが凄い。
やっと覚えたばかりのころに次の新作が待っている。
この週は肉ネタ寿司。
美味いと云っていたスタジオ。
でもな、それは300円のサーロインステーキでしょ、とぼやき節が口に出た。
(H30. 5. 4 SB932SH撮影)