目の前にある丘は、県の所有地。
いずれは、空いているそこも建築されるだろう、と思っていた。
住まいする希望者もなく、ずっとそのままになった丘にぼうぼうと蔓延る雑草。
それもあるが、雨量が多いときには、丘の砂が流れていく。
水路に落ちた砂は、泥に変化。
放っておけば、水路は役目を果たさない。
6月と11月の年2回。
市内一斉に行われるクリーンキャンペーン。
作業を終えて、集まった吞兵衛たち。
自宅にあるおかずに、余りものの酒類も持ち寄ってくる。
炎天下の下にはじまる地域コミュニケーション。
大阪から、当地に転居してからずっと続いてきた地域コミュニケーション。
自治会のどの組もしているわけでなく、住まいする地区だけなのが面白い。
平成25年6月の地元説明会のころは、草ぼうぼうの丘だった。
県立奈良病院移設建築に伴う石木-城線都市計画道路付け替え工事に合わせて、丘も工事に入った。
地域開発の際、手違いかなんかで、残されていた下水用の大きな土管は撤去。
丘に自生していた植物は根こそぎ伐採。
その上に、グリ-ン色のシートを全面に被せた。
雑草の成長防止策を施してくれた。
ありがたいことであるが、地域コミュニケーションの場がなくなった。
いっときは、地域下のあるお家のガレージに移ったようだが、自然の成り浮き消えた。
以降のクリーンキャンペーンは、実にラクラク。
豪雨になっても丘土は流れてこない。
泥水が消えた水路は綺麗な状態が続く。
平成30年1月、付け替え道路工事を終えた新道の石木-城線が開通した。
奈良交通の木嶋(このしま)バス亭も旧道から新道に移された。
数年経った頃から、雑草の動きがみられた。
丘全体を覆ってくれた防草シート。
シート、シートの境目に空洞が生まれる。
重ねておればまだマシだったかもしれない。
その境目から芽が出て、育った雑草も根が深い。
とてもじゃないが引っこ抜くのも難しくなった。
成長の若い時期の草は、力は無用。
ちょいと指で摘まむだけで抜けるのだが、どこでもそうっだと思うが、若芽のころは誰も手をださない。
庭に生える雑草もそうだ。
成長期はみるみるのうちに、ぐーんと伸びる成長期。
その時期を逃した雑草の根は硬い。
雨天が続いた土地に生える雑草も土が柔らかくなれば、引っこ抜きやすくなるのだが・・
この年のクリーンキャンペーンも終わった。
綺麗になった丘は、気持ちいい。
伐採した雑草どもは、大きいゴミ袋に収納。
いっぱい詰めた収納服は、大型ごみ収集場に置いておく。
シート覆いのなかった時代のゴミは、乾いた土に泥土が多かった。
これらも袋に詰めたが、重さが違う。
体力を必要とする”土”がなくなっただけでもありがたい。
時間ともなれは、回収ダンプがやってくる。
朝8時半からはじまったクリーンキャンペーンも10時までに終える。
すべてが終ったら解散。
かつてのような地域コミュニケーションに集まることなく・・・
(R2.11.14 SB805SH撮影)
いずれは、空いているそこも建築されるだろう、と思っていた。
住まいする希望者もなく、ずっとそのままになった丘にぼうぼうと蔓延る雑草。
それもあるが、雨量が多いときには、丘の砂が流れていく。
水路に落ちた砂は、泥に変化。
放っておけば、水路は役目を果たさない。
6月と11月の年2回。
市内一斉に行われるクリーンキャンペーン。
作業を終えて、集まった吞兵衛たち。
自宅にあるおかずに、余りものの酒類も持ち寄ってくる。
炎天下の下にはじまる地域コミュニケーション。
大阪から、当地に転居してからずっと続いてきた地域コミュニケーション。
自治会のどの組もしているわけでなく、住まいする地区だけなのが面白い。
平成25年6月の地元説明会のころは、草ぼうぼうの丘だった。
県立奈良病院移設建築に伴う石木-城線都市計画道路付け替え工事に合わせて、丘も工事に入った。
地域開発の際、手違いかなんかで、残されていた下水用の大きな土管は撤去。
丘に自生していた植物は根こそぎ伐採。
その上に、グリ-ン色のシートを全面に被せた。
雑草の成長防止策を施してくれた。
ありがたいことであるが、地域コミュニケーションの場がなくなった。
いっときは、地域下のあるお家のガレージに移ったようだが、自然の成り浮き消えた。
以降のクリーンキャンペーンは、実にラクラク。
豪雨になっても丘土は流れてこない。
泥水が消えた水路は綺麗な状態が続く。
平成30年1月、付け替え道路工事を終えた新道の石木-城線が開通した。
奈良交通の木嶋(このしま)バス亭も旧道から新道に移された。
数年経った頃から、雑草の動きがみられた。
丘全体を覆ってくれた防草シート。
シート、シートの境目に空洞が生まれる。
重ねておればまだマシだったかもしれない。
その境目から芽が出て、育った雑草も根が深い。
とてもじゃないが引っこ抜くのも難しくなった。
成長の若い時期の草は、力は無用。
ちょいと指で摘まむだけで抜けるのだが、どこでもそうっだと思うが、若芽のころは誰も手をださない。
庭に生える雑草もそうだ。
成長期はみるみるのうちに、ぐーんと伸びる成長期。
その時期を逃した雑草の根は硬い。
雨天が続いた土地に生える雑草も土が柔らかくなれば、引っこ抜きやすくなるのだが・・
この年のクリーンキャンペーンも終わった。
綺麗になった丘は、気持ちいい。
伐採した雑草どもは、大きいゴミ袋に収納。
いっぱい詰めた収納服は、大型ごみ収集場に置いておく。
シート覆いのなかった時代のゴミは、乾いた土に泥土が多かった。
これらも袋に詰めたが、重さが違う。
体力を必要とする”土”がなくなっただけでもありがたい。
時間ともなれは、回収ダンプがやってくる。
朝8時半からはじまったクリーンキャンペーンも10時までに終える。
すべてが終ったら解散。
かつてのような地域コミュニケーションに集まることなく・・・
(R2.11.14 SB805SH撮影)