「何これ? 」:あやまりの事
「人つねのあやまりの事。
人の死を知りて、我が死を知らず。
貧を苦しんで逃がるる事を知らず。
人に騙されるをいとい、身に騙さるるを悦ぶ。」
(至道無難)
”他者のことはわかっても自身の事は何もわかっていない。
死に対しても、自身の事とは深く考えず、他人事のように振舞う。
貧しくて苦しんでいても、そこから脱出する術を知らない。
騙されることを悦ぶことさえある” と「至道無難」導師は、
この様に説いています。
これらの言葉の中には、人々に対する「愛情」すら
感じられるのは、何故なのでしょうか。
他人の事に対しては、わかったような口を利くくせに
自身の事は何もわかっていない現実があります。
自戒せねば………。
*隙間風 我孫たちの 反抗期
2021.01.28.moai291