インド宇宙研究機関が開発している再使用型宇宙往還機の試験機“RLV-TD”が、
23日に打ち上げに成功したんですねー
RLV-TD(Reusable Launch Vehicle - Technology Demonstrator)
と名付けられたこの無人機の翼長は約1メートル、
質量は3トンで、ロケットを含む全長は約6.5メートル。
“RLV-TD”は、1段式の固体燃料ロケット“HS9”の先端に装着され、
シュリーハリコータのサティシュ・ダワン宇宙センターの第2発射台から打ち上げられました。
“RLV-TD”は高度約56キロで“HS9”を分離、
そして高度約66キロまで到達。
その後、マッハ5で大気圏内を滑空飛行して、
打ち上げから約20分後に無事ベンガル湾に着水したんですねー
今回の飛行では、
地球周回軌道には乗らない、サブオービタル飛行で行われました。
有人のシャトル開発に向けて
さらにインド宇宙研究機関では、
現在、“アヴァター”という再使用ロケットの開発も進めています。
“アヴァター”は、いわゆる“Two Stage To Orbit”と呼ばれる2段式のシステムです。
第1段、第2段共に、打ち上げ後には、翼を使って滑走路に戻ってくることができ、
機体をすべて再使用することができるんですねー
また、“アヴァター”は宇宙飛行士を乗せることができ、
開発が順調に進めば、2025年ごろに打ち上げが行われるようです。
試験機“RLV-TD”は、
その“アヴァター”の第2段にあたる宇宙船部分を、小さくしたような形をしていて、
アヴァター”の開発に必要なデータを取ることを目的としています。
再使用可能なロケットの開発は、段階を踏んで進められていて、
今回の試験飛行は、その一つになるようですよ。
こちらの記事もどうぞ
無人宇宙往還機“X-37B”が4回目の飛行へ
“ドリーム・チェイサー”が宇宙へ! NASAの物資輸送でシエラ・ネバダ社が起用
インドが再使用型宇宙往還機の試験機を打ち上げへ
見に来てくれてありがとうございます。
もし、お近くにいらっしゃることがありましたら、
是非お立ち寄りください。
くまさんと一緒に待ってます。
そちらに行く機会があれば立ち寄りたいです。
自分は関西なんで無理かな…