しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

茂平ことば

2015年12月09日 | 暮らし
22005・2・5、父・母の話


正月は三回あった。
ヒテイ正月(旧2月1日)
新正月
旧正月

牛の子
おんたぁ 牛の雄
めんこ  牛の雌

がんつう
海にるカニを除いたカニ(川や池などにるカニ)

ぎーす
こおろぎ

ぎょーせん 
水あめ。売りに来ようた。

きりば  
まな板

クチナオ・しゃかお
長い方がしゃかお

じゃいも 
三度芋・こうぼういも・きんかいも

じいきいも 
里芋。おや芋

づく
ふざける

せど 
家の裏側

戸をたてる 
戸を閉める

デエコ 
大根

デンパチ 
竹の皮で縫うた(傘)、田植えの時に使う。「ビニールの合羽ができたらくつれいだようにあった。」軽いし、雨は漏らん。

どんごろす 
除虫菊の乾いたのや、芋を入れて(畑から)戻りょうた。

カマス 
ムシロを縫うたような。水落から帰りはカマスに入れてから。

ミシロ(ムシロ)  
稲・麦・除虫菊、ビニールのゴザになった。
干しつくしょうた。百姓家にはどことも干す場所(カド)がある。陽が当たるとこへ移しながら干しょうた。時には日にさんべんほど変ようた。

ヤニとニヤ 
松のやに

のえ


はちまん
(女性の一部の人) しっかりした人・口のようたつ人・お転婆娘。

ほっとーばり
通さん、とーせんぼ。

はんだら
鼻を垂らす

ひーご
ツバメの子

ほぼろ
竹の籠 

ぼーち 
赤ちゃん用語、子供に使う。

むこ
養子。よっけいおらなんだ。

やあとう
背中にお灸をされること。

やっこめ 
おやつで作りょうた。米をほうろくで炒る、ササゲを焚いて混ぜて。

トビ 
おかえし。子供が生まれた時は豆を返しょうた。

ちょーず 
便所・せんち。今はトイレ。

ももたぶら 
女性のももは太っとる。


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茂平「こっていだこ」

2015年12月09日 | 暮らし
「こっていだこ」は地名として呼んでいたような気がするが、屋号なのだろうか。

2005・2・5、母の話



「牛の雄(オス)のことをこっていようた、雄が生まれるとこっていが生まれたようた」
地名じゃろう
ほとんど、Sさんの土地じゃった。
おお分限者じゃったが、子供がいないんで使い果たした。」


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