8月13日
20:00-22:00 韓国KBS
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
アンコール 曲目不明。
同:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ソヌ・イェゴン 鮮于睿權 선우예권(ピアノ)
オスモ・ヴァンスカ指揮ソウル市立交響楽団
2021年8月13日 ソウル、ロッテ・コンサート・ホールから生中継
韓国で最古のオーケストラ。チョン・ミュンフン氏も名を連ねていたことがある。
本日は、ブラームス2題。重量級のプログラム。ピアノ協奏曲の1番も長い曲になる。
交響曲と肩を並べる。指揮はオスモ・ヴァンスカ氏。
ピアノ協奏曲の1番。久々に聴く。長くて聴きどころがつかめていないので、
我慢の子だったりする。歌っているピアノ。オケも伴奏をうまくこなして
つけている感じがする。
放送に乗るオケは得てして上手。ミスはほとんどないのではと思わせる。
放送オケや、大きな団体が保有するところはやはりどこか力をいれている
ところがあるので、アベレージは高いのではないかと思う。
中国や韓国でもかなりな数のオーケストラがあるという。
アジアの海外オケはあまりなじみはないものの、聴いていて遜色がない。
それは日本のオケを聴いていても思う。私が国内のプロオケを生で聴き始めた
80~90年代は、ホルンがひっくり返っていたりしたものだけれど、
放送に乗る団体はそのようなことは皆無だし、当たり前だけど安定している。
ソヌ・イェゴン氏は1989年韓国生まれ。ヴァン・クライバーン2017年の
メダリスト。日本にも来日しコンサート活動をしたりしている。
ピアノ・ファンはおなじみの演奏者なのかもしれない。お国での凱旋公演かも
しれないし。粒立ちのよい音は聴き耳立てる。
オスモ・ヴァンスカ(1953年フィンランド)。現在はミネソタ管弦楽団の
音楽監督兼首席指揮者。客演で呼ばれれば、各地を飛び回っているのだろうと思う。
ロッテのコンサートホールは2000席くらいのワインヤード型、日本の
音響設計事務所が設計したという。時々、長い残響が聴かれたりするのもそのせいだと
思う。録音がよく聞こえる。
ブラームスの1番。割とゆったり入ってくる。だれているわけではない。このあたりの
リズムキープが肝なのかもしれない。ティンパニーはメインに入ってくる。
弦が鳴ってきている感じがする。ホールの音響も音色を作る要因になっているのでは
ないかと思う。ブラームス色があるとすると、それに似あってるかな。2楽章はゆったり歌う。
3楽章の一時明るい感じも終楽章への橋渡し。大団円の終楽章、ゲルマン民族高揚の音楽と
先輩は言っていたけど、どんなものか。確かにあの民謡調の旋律はいけるのかもしれない。
丁寧に歌いこむ。なかなか丁寧な演奏で好感が持てました。
20:00-22:00 韓国KBS
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
アンコール 曲目不明。
同:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ソヌ・イェゴン 鮮于睿權 선우예권(ピアノ)
オスモ・ヴァンスカ指揮ソウル市立交響楽団
2021年8月13日 ソウル、ロッテ・コンサート・ホールから生中継
韓国で最古のオーケストラ。チョン・ミュンフン氏も名を連ねていたことがある。
本日は、ブラームス2題。重量級のプログラム。ピアノ協奏曲の1番も長い曲になる。
交響曲と肩を並べる。指揮はオスモ・ヴァンスカ氏。
ピアノ協奏曲の1番。久々に聴く。長くて聴きどころがつかめていないので、
我慢の子だったりする。歌っているピアノ。オケも伴奏をうまくこなして
つけている感じがする。
放送に乗るオケは得てして上手。ミスはほとんどないのではと思わせる。
放送オケや、大きな団体が保有するところはやはりどこか力をいれている
ところがあるので、アベレージは高いのではないかと思う。
中国や韓国でもかなりな数のオーケストラがあるという。
アジアの海外オケはあまりなじみはないものの、聴いていて遜色がない。
それは日本のオケを聴いていても思う。私が国内のプロオケを生で聴き始めた
80~90年代は、ホルンがひっくり返っていたりしたものだけれど、
放送に乗る団体はそのようなことは皆無だし、当たり前だけど安定している。
ソヌ・イェゴン氏は1989年韓国生まれ。ヴァン・クライバーン2017年の
メダリスト。日本にも来日しコンサート活動をしたりしている。
ピアノ・ファンはおなじみの演奏者なのかもしれない。お国での凱旋公演かも
しれないし。粒立ちのよい音は聴き耳立てる。
オスモ・ヴァンスカ(1953年フィンランド)。現在はミネソタ管弦楽団の
音楽監督兼首席指揮者。客演で呼ばれれば、各地を飛び回っているのだろうと思う。
ロッテのコンサートホールは2000席くらいのワインヤード型、日本の
音響設計事務所が設計したという。時々、長い残響が聴かれたりするのもそのせいだと
思う。録音がよく聞こえる。
ブラームスの1番。割とゆったり入ってくる。だれているわけではない。このあたりの
リズムキープが肝なのかもしれない。ティンパニーはメインに入ってくる。
弦が鳴ってきている感じがする。ホールの音響も音色を作る要因になっているのでは
ないかと思う。ブラームス色があるとすると、それに似あってるかな。2楽章はゆったり歌う。
3楽章の一時明るい感じも終楽章への橋渡し。大団円の終楽章、ゲルマン民族高揚の音楽と
先輩は言っていたけど、どんなものか。確かにあの民謡調の旋律はいけるのかもしれない。
丁寧に歌いこむ。なかなか丁寧な演奏で好感が持てました。
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