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マレク・ヤノフスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア演奏会

2021-09-19 06:35:20 | 音楽夜話(クラシック)
9月17日
02:00-04:30 19.0-21.30 Polskie2


ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
マレク・ヤノフスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア(ポーランドのオーケストラ)
2021年9月16日 ワルシャワ、ワルシャワ国立歌劇場から生中継


マレク・ヤノフスキ・・・。以前、クラシックに詳しい知人リスナーが
押していた。こちらの方面の演奏がお気に入りの様で、音響的と
いうよりも音楽的というような感想を述べていた。


そのころあまりこちらの方の演奏家を聴くこともなかったので、
意見はそこにとどめていた。ブラームス全集もほめていた。


当時は東欧の方の演奏家というのがとんとわからずにいたので、
どのような演奏をするのか、興味はあった。


都心から離れた市民ホールに2昔前くらいに、オケは失念したが
来日公演があり、たまたまいける機会だったので聴きに行った。
その時はブラームスの2番が演目にあった。
何かさわやかなブラームスだった記憶がある。
ある意味聴きやすいというか、音楽的だったのかもしれない。


今日のベートーヴェンは得意演目になるのだと思う
4番もあまり普段聴かないけれど、どんなものだろう。
丁寧に音楽を作っている感じがする。弾き飛ばしたりしないし、
歌うところは歌っている。押しが強いということはないけれど、
説得力がある様な演奏だ。2楽章もよく、終楽章の追い込みも十分で
引き込まれた。


4番。歌って前に進んでいくブラームス。なかなか前に進まない演奏も
あるけれど、これは進んでいく。メリハリがはっきりしている。
思い出した。彼の演奏を聴いたとき確かにこんなようなアプローチ
だったと思った。耽溺しないブラームス。


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