今晩は5話目が配信!!!!
なんとか5話目を見る前に4話感想がUP出来ました〜!!!
良かった良かった
今回は、眠くならず、集中して打刻出来ました!
って言っておきながら、
その後が続かないパターンが続きましたが、
大丈夫でした
何せヘルウォーターだし!
ジェイミーが色々と巻き込まれて
今後の人生においても重要な回。
またまた泣かせられました
先週は、舞台から帰って来てから観たので
休みの日に見返してみると
細かい所を見逃していてた〜〜〜〜
あの時は、酒も入っていたせいか
集中していなかったのだなぁ〜と。
やはり、ちゃんと集中して観たい!
思いましたよ。はい。
これからは、月曜日は予定なしで!
* ネタばれ注意 *
<誤字脱字、ご了承下さいませ>
episode304
OF LOST THINGS
遠い人々
1968年 スコットランド
ウェイクフィールド牧師館。
壁には、あらゆる資料&情報の紙がピンで止められていた。
ロジャーがそれらを見ながら仮説を語る。
過去と現代では時間の経過が同じ。
そうすると20年後のジェイミーの消息は?
カローデン後の20年後は1766年。
ロジャー、クレア、ブリアナでジェイミーの足跡を追う。
フィオーナがお茶を運んできて、
祖母から聞いた話では、
赤毛のジェイミーは無法者で
ダンボネットと言われていたらしい。
フィオーナの祖母グレアムはクレアの大切な友人だ。
フィオーナは、
『スコーンにクリームをつけたら?』と
痩せすぎのロジャーに気を使う。
それを聞いて、ブリアナはロジャーに意味深に微笑む。
ダンボネットは伝説でしょう?とブリアナが話していると
…見つけたわ
クレアが資料を見つめている。
ロジャーとブリアナは、クレアに駆け寄る。
<画像(以下全て)出典元:http://www.farfarawaysite.com/>
『アーツミュア刑務所よ。』
2人が覗くと
そこには”ジェイムズ・フレイザー”と名前が
1753年
そこから毎年名前があったが、刑務所が1756年に閉鎖。
その後の囚人の消息は不明だった。
が、とりあえずはウィスキーでお祝いしようとロジャー。
クレアは、その資料の名前を見つめ、思いを巡らせる。
*****************
1756年 イングランド ヘルウォーター
連なる馬車がやって来て
荘厳な屋敷の前に整列する使用人の前で止まる。
屋敷の主人ダンセーニ、その夫人と
2人の令嬢、ジェニーヴァ&イゾベルがイタリア旅行から帰って来た。
ダンセーニは、
新しい馬丁を屋敷に連れてくるよう執事に命ずる。
マッケンジー=ジェイミーがダンセーニに挨拶する。
ロード・ダンセーニは、
グレイ少佐からマッケンジー=ジェイミーが
スコットランドの囚人であり、反乱に参加したこと
グレストンパンズで彼の命を助けた事を聞いていた。
彼は、戦いで息子ゴードンを亡くした。
大義のために戦う者は尊いと
決着は付き、争いは過去だと彼は持論を述べるが
妻は息子を失ったことで、
ジャゴバイドを今でも深く憎んでいると。
『よく分かります』『私も子供を2人失いました』
そのジェイミーの表情と言葉に思慮深くダンセーニは頷く。
そして、彼は、
囚人とは言わずに少佐の口利きで雇ったと妻に伝える、
賃金も与えると約束するが
囚人であることを忘れずにと釘をさす。
*****************
『スコーンにクリームを…彼女、あなたに気がある』
とブリアナはロジャーをからかう。
道端で車を止めて、エンジンの状態を見るロジャー。
世話好きなだけだと否定する。
最初は、ロジャーの恋人だと思ったとブリー。
それを聞いて、『フィオーナが!?』動揺して
ボンネットに頭をぶつける。
女友達はいるけど、恋人と呼べる人はいないと
必死に否定するロジャー。
それを聞いて笑顔のブリー。
『どいて』と言って、代わってエンジンの様子を見る。
瞬時になおし、
ロジャーがキーを回すとエンジンがかかり…
驚くロジャーに部品が緩んでいたと得意げなブリー。
*****************
馬の手入れをしていると
『マッケンジー、くじを引くぞ』と一人の馬丁が
理由を聞くが、『まぁ、来い』と笑う。
くじを当てた馬丁の一人が『参ったな』と苦渋の表情。
そこへ『遠出をする早く馬を』と
屋敷の令嬢ジェニーヴァがやって来る。
高飛車なその態度にマッケンジーは、
『1発蹴りを入れたほうがいい』と仲間にぼやく。
妹のイゾベルがそれを聞いていて
『馬にそれとも姉に?』
無礼を誤るマッケンジーに
『蹴りを入れても姉には効かないわ』とイゾベル。
ジョン・グレイ少佐と幼馴染のイゾベルは、
彼のことを類い稀で興味をそそられる人、
いい夫になると思うと言う。
彼の性癖を知っているマッケンジーは、
軍人は結婚い向いていないと否定する。
が、彼女は
『王と国に身を捧げているそれも尊敬出来る』
とそれを聞いて微笑むマッケンジー。
*****************
ウェイクフィールド牧師館。
クレアにボストンのジョーから電話がある。
『レディー・ジェーン』親愛の情のこもった声に笑顔になる。
彼が電話したのは、患者のハリーが腹痛を訴えて
病院に来たからだった。
次の週に手術の予約を入れたと言う。
クレアは、彼に任せると
ジョーは、驚き声で、彼女が執刀すると言うと思ったのだ。
『経過を知らせて』と電話を切る。
*****************
1757年
客のエルズミア伯爵を見送りにダンセーニ家の面々が
屋敷から歩いてくる。
ダンセーニ夫妻は
『ジェニーヴァは閣下の花嫁にふさわしい娘です。』
『両家にとってふさわしい縁談です。』
とエルズミア伯爵に媚びを売る。
エルズミア伯爵は、
『気難しい娘と家族に反対されたが私はそこが気に入った』
と意気揚々。
馬車の馬の蹄鉄の様子をチェックしているマッケンジーの姿を見た
伯爵は、
『あんな髪の子を授かったら殺したくなる。』と言う。
ーーーそして、
『2週間後には夫婦だ』
伯爵はジェニーヴァの手の甲に口付ける。
閣下を馬車に乗せ、見送るマッケンジーの姿を
ジェニーヴァはじっと見つめる。
お辞儀して立ち去る彼の姿を目で追い彼女は何かを決意したようだった。
厩では、馬丁達がまたくじ引きをしている。
『遠乗りに行く』
そこへジェニーヴァが現れる。
くじ引きを当てた馬丁が馬を引こうとすると
彼女は、
『マッケンジー、今日はあなたがお供して!』と
驚く彼に周りは気の毒にと笑いが起こる。
馬を並べジェニーヴァは、
『私の婚約者をどう思う?エルズミア伯爵よ』
唐突に尋ねて来る。
マッケンジーは、意見できないと言うと
命令だと言う彼女。
仕方なく『伯爵は喜んでいます』と。
『伯爵の最大の魅力は財産、相手に求める魅力は?』
『考えたこともない』と言うマッケンジー。
『嘘つきね』とジェニーヴァ。
マッケンジーは、暗くなる前に帰ろうと言うが
拒む彼女は『召使いはご主人様に従うものよ』
と先へと馬を走らせて行ってしまう。
後を追いかけるマッケンジー。
彼女の叫び声が聞こえた。
ーーーその先には地面に横たわる彼女の姿が
抱き上げると笑いと共に『やっぱり従ったわね』
怒りにマッケンジーは、彼女をぬかるみに落とす。
高らかな笑い声がし
『次の遠乗りが楽しみよ』と
呆れたマッケンジーは、彼女を置いて馬を走らせる。
林の中でチェスをするグレイ少佐とジェイミー。
『ジョニー!』
そこへ令嬢2人を両腕に兄のメルトン卿が現れる。
ジェニーヴァがメルトン卿にマッケンジー=ジェイミーを紹介する。
驚く彼に更にイゾルベが弟の口添えでここで働いていると告げる。
弟を見つめるメルトン卿、おし黙るマッケンジー。
気まずい雰囲気。
それを察したジェニーヴァがメルトン卿をクリベッチ(ゲーム)に誘う。
厩のジェイミーが働いている所へ
ジェニーヴァがやって来て、絡んで来る。
3日後に結婚する彼女。新郎は、祖父ほどの年の男。
結婚について根掘り葉掘り聞いて来る。
そして、
『寝室に来てと言う。』
その衝撃な一言に彼は驚き
『気は確かか?何て女だ。』
失礼な言葉で彼女を非難するがマッケンジーを無礼なと
詰るジェニーヴァだったが、彼も負けじと
『良家の娘がそんなみだらな申し出を!』
だが彼女は、
『処女をエルズミアのような汚れた男に捧げる気はない!!!』
挑むように彼を睨む。
なかなかうんと言わない彼に彼女は脅しにかかる。
グレイ少佐がマッケンジーと知り合いなのを疑問に思っていた彼女は、
口の堅いメルトン卿を酔わせて、彼の話を聞き出したのだった。
彼の正体が悪名高いジェコバイトで、兄の兄が死んだ戦場にもいたと
母が知ったら、仮釈放も取り消せる牢に逆戻りよと。
『このクソ女め』悪態をつくマッケンジー。
『本性を見せたわね、赤毛のジェイミー。』
ジェニーヴァの口角がいやらしく上がる。
『兄上の死は残念だ。心から思う。だが牢に戻る気はない。』
『ラリーブロッホへ?そこへも兵は行く。』
『私の部屋へ来て。今夜よ。』
マッケンジーの眉間に深いシワが寄せられ、仕方なく頷く。
立ち去る彼女の姿を拳を強く握り、睨み続ける。
夜の屋敷。
マッケンジーは、足を忍ばせながら、ジェニーヴァの部屋へ。
ベットにナイトガウン姿で待つ彼女。
部屋へ入って来る彼の姿を見て立ち上がる。
『来てくれたのね。ジェイミー。』
『家族をだしに俺を脅しておいて、その名で呼ぶな』
『ではなんて呼べば?』
『アレックスと。それも俺の名だ』
『では、脱いで』とジェニーヴァ。
脱ぎ始めるジェイミー。
ジェニーヴァは、その姿を好奇心旺盛に見ようとするが、
マッケンジーの目が気になり目を外らす。
そんな彼女に『見てもいい』と彼。
ーーー凝視する彼女。
そして、マッケンジーの背中の傷が露わになると
はっっ!と小さく声を上げた。
『平気だ。痛くない。』
彼はそう言って、彼女に向き合う。
彼女の目線が下へ移動する。
『早く済ませよう』
彼女へ近づいて行き…
彼女は、怖がっているのを見せまいと顎を上げる。
『触っても?お嬢様』
頷く彼女のガウンに手をかけると
『どうすればいいの?』震える声で尋ねる。
『やめてもいい、気が変わったなら』
『いいえ』
『初めての相手はあなたみたいな人がいい』
『そうか、、、初めての場合は大抵厄介だ』
リードして
彼女の両手を自分の胸へ導き触れさせ
『痛くないの』『ゆっくりやる』口づけをする。
そのままベットへ倒れむ…
『痛たかったか?』
『最初は痛かったけどよくなった。
愛してる アレックス』
『これは愛じゃない』
悲しげな顔で否定するマッケンジー。
何が違うのか問うジェニーヴァの
『この感情は誰にでも抱ける。特別じゃない。
愛とは心と魂を捧げること捧げ合うことだ。』
ーーー月日が経ち。
ヘルウォーターの屋敷に馬車が到着する。
馬丁が走り寄る。
マッケンジーが馬車の扉を開くと
ジェニーヴァとエルズミア伯爵が出て来る。
迎えるダンセーニと妻と妹。
ジェニーヴァがイゾベルと挨拶を交わす。
そのお腹が膨らんでいた。
振り返ってマッケンジーを見つめるジェニーヴァ。
立ちすくむジェイミー。
*****************
これは、元々ランダル先生のものですよね?
そう言ってフィオーナが手渡したものは、
グレアムさんにあげた真珠の首飾りだった。
特別な友人だったあなたに返すのがいいと
祖母もそれを望んでいるとフィオーナ。
スコットランド産の白真珠。
ジェイミーから貰った、彼の母の形見。
自然と目に涙が浮かぶ。
クレアは彼女にお礼を言うとそれを握りしめる。
書斎に戻るとブリアナがジェイミーにまつわる情報を入手していた。
はしゃぐ娘だったが、冷静なクレアの様子に訝しげに
『ママ、大丈夫?』
『ママと呼ぶなんて久しぶりね。』娘を抱きしめるクレア。
暖炉の前のソファーに座るロジャーとブリアナ。
『私って最低ね』
その言葉に笑い出すロジャー。
『それは同感だな』
『ジェイミーの話を聞いてから母との壁が崩れ始めた気がする。
でもジェイミーを見つけたら母を失うかも』
ロジャーは彼女に向き合い『娘が母を思うのは当然だ』
『母が過去へ行って、戻れなくなったら?戻りたくなくなったら?』
深刻そうなブリアナ。
そんな彼女に
『それじゃ、僕も最低かも
ジェイミーを見つけたくない。見つけたら君は帰国する』
ブリアナは突然、ロジャーに口付ける。
『今のは?』ロジャーが驚いたような嬉しいような
微笑み合う2人。
『予想外?』とブリー。
『あぁ予想外だ』とロジャー。
Outlander | Season 3, Episode 4 Clip: Brianna and Roger | STARZ
<STARZさんにお借りしました>
*****************
『マッケンジーさん開けて!』
姉のいるエルズミアまで馬を用意してと
イゾルベがマッケンジーの所へ慌ててやって来る。
姉のお産がよくないらしい。
ダンセーニ卿の家族共々急いで馬車を走らせる。
エルズミアへ着くと皆駆け足で城の中へ。
使用人に状況を伺うマッケンジーに
『出血が続いて。赤ん坊は、元気な坊やよ。』
彼は、複雑な表情。
イゾルベが泣いている。
『姉が死んだの。
回復したのに体を起こして赤ちゃんを抱いたのよ
でもまた出血が 医者も救えなかった。』
近づいて来たマッケンジーに
いきなり彼女は彼の頬を打つ。
『エルズミアの子じゃない!!!』
姉が伯爵とは寝ていないと聞いていた
マッケンジーとのことを妹には打ち明けていたのだ。
そこへ使用人が大変だと慌てて呼びに来る。
『処女と聞いていたのに娼婦だった!
赤ん坊は私の子じゃない
他の男と寝た女の死など嘆くに値しない!』
赤ん坊を抱くエルズミアが怒りをあらわにする。
手にはナイフが。
ダンセーニは、娘を屈辱され、拳銃を伯爵に向ける。
マッケンジーが間に立ち止めに入る。
『旦那様!銃をこちらへ』
『2人とも武器を置いてください』
『どうか、赤ん坊のために』
ダンセーニは、赤ん坊を見つめ、拳銃をマッケンジーに渡す。
エルズミアへジリジリと寄るマッケンジー。
ダンセーニ夫人が赤ん坊を渡してと。
我々が連れて帰るとダンセーニ卿。
『赤ん坊を渡すぐらいなら殺してやる!!!』
赤ん坊へナイフが突き刺さる!!!
ーーー銃声が鳴り響く。
マッケンジーが受け取った銃でエルズミアを撃ったのだ。
倒れるエルズミアに駆け寄り、
赤ん坊を抱き上げるマッケンジー。
それを見守るダンセーニ卿、夫人、イゾベル。
庭先で乳母車を押すイゾベル。
マッケンジーの所へやって来る。
彼は、馬から降りて、挨拶をすると
乳母車の中の赤ん坊を見つめる。
赤ん坊は、ダンセーニ卿と同じウィリアムと名付けられ、
「ウィリー」と呼ばれることに。
いい名前だと嬉しそうなマッケンジー。
イゾベルは、泣き出したウィリアムを抱き上げて
ジェイミーに謝る。
姉の死が悲しすぎて、つらく当たってしまったことを。
そして、気難しかった姉に優しくしてくれたと。
乳母車にウィリーを戻して、立ち去るイゾルベ。
マッケンジーはそっと乳母車に近づいて、
ウィリアムに向かって声をかける
『お前は立派だぞ、ウィリー。とても小さい。』
ーーーゲール語で『心配するな』と
『俺が付いている』
イゾベルに代わって、ダンセーニ夫人が現れる。
2人で話がしたかったと夫人。
静かに話し始める。
検視陪審法廷でエルズミア伯爵の死因が事故死と決定し、
妻の急死による乱心。
あなたには感謝している。
そして、正体は知っている。
あなたはジャコバイトの囚人なのねと。
『隠していたことをお許しください』とマッケンジー。
夫人は、さらに夫がロンドンで顔が効くので、
口添えすれば、仮釈放から自由の身に出来るはず。
彼にスコットランドへ帰りたいか?と
ーーースコットランド
その言葉に喜びで顔がほころぶマッケンジー。
『感謝します。奥様。』
そう言って、ウィリーを見る。
赤ん坊を見て、顔が引き締まる。
『だが帰れません。今はまだ。』
『なぜ?』
『故郷の家族に仕送りを続けたいからです。
このままお仕えしたい。許されるのなら。』
好きにしていいわとでも帰りたくなったら
いつでも言ってと夫人は言ってくれた。
笑顔の中にも固い決意の表情を見せるマッケンジー。
1764年
『ウィリー!背筋を伸ばして』
マッケンジーの手綱で馬に乗り、
乗馬の手ほどきを受けているウィリアム。
それを見守る2人の女性。
若きエルズミア伯爵は可愛らしい騎手ね。
ウィリーはポニーが好きなのとダンセーニ夫人。
孫を見る顔がほころぶ。
マッケンジーといつも一緒だから似て来たみたい。
本当に似てる。不思議だわ。
それを聞いてマッケンジーが神妙な顔つきになる。
馬車にウィリアムを乗せ、窓拭きを手伝わせる
マッケンジー。
彼の顔と馬車の窓に映る自分の姿が重なる。
ショックを受けるマッケンジー。
2人はよく似ているのだ。
*****************
国立公文書館
刑務所が閉鎖された後のジェイミーの足取りを追い
アメリカの植民地へ渡ったと考えた彼らは、
乗船客名簿の資料がある国立公文書館へ来ていた。
『これで最後だ』
ロジャーがそう言って、
資料をめくるがクレアがすぐに年代が違うと気づく。
年代には、100年以上の開きがあった。
誤りだとロジャーが係員へ確認しに行くと
『1757年からの乗船客名簿が見たかったんですが』
他にはありませんの返答が。
『ここにはもうない』
ジェイミーの足取りが途絶えた。
『クライスト!』本を机に叩きつけるクレア。
パブへ行くと
バーンズの詩を朗読する声が
バーの皆がブリーとクレアを見ている。
女性に寛大ではないパブらしい。
『今は1968年よ。女もここにいる権利がある!』
ジェイミーのこと思うようにならなく
気が立っているクレアにロジャーは
『気を落とさないで』他の記録を探そうと慰めの声をかける。
ブリアナも「彼は見つかる』と。
自由とウィスキーは共に手を取って進む!
バーンズのその詩は、ジェイミーに話したとクレア。
『また話せるわママ』
『諦めないで』と言うブリアナだったが、
『グレアムさんに警告されたの亡霊を追うなって。』
クレアは言う。
無理矢理に吹っ切らせるように
『乾杯しましょ』とクレア。
『遠い人々に』
クレアは、ウィスキーを飲み干すと
『家に帰りましょ』そう言うのだった。
静かに頷くブリアナ。
*****************
『家に帰ります』
ウィリアムにラリーブロッホへ帰りことを説明するマッケンジー。
自分もロジーに乗って行くと言う彼。
ロジーはウィリアムまだ大きすぎる。
無理だと言うマッケンジーに
『ご主人様の言うことを聞け』とウィリアム。
それを叱咤するジェイミー。
「世間に出たら、わがままは通りませんよ』
駄々をこねてバケツや物にあたるウィリー。
NO!
彼を止めるジェイミー。
『大嫌い!』
『私もバスタード(クソガキ)は嫌いです』
『僕は、バスタード(父なし子)じゃない!』
それを聞いて『取り消します』
『ひどい言葉だった』と謝るジェイミー。
かがみこんで更に謝るとウィリアムが尋ねる。
『本当に行っちゃうの?マック?』
ジェイミーが静かに頷くと彼は、
ひっしと抱きついて来る。
ジェイミーは、
ウィリーの小さな肩を撫でながら、ゲール語で囁く。
涙をこらえながら。
『君が去るから、ウィリーが怒っている』
ロード・ジョン・グレイがジェイミーにそう言う。
『誰とチェスをすれば?』
微笑みを交わす2人。
だが賢明だよと
『誰にでも秘密はあるが、君のは危険だ。
もう隠せない。
あの子はよく似ている。』
首のかしげ方、肩の格好に目もそっくりだと。
ジェイミーはグレイに
ウィリーの父親代わりとして一緒に過して欲しいと頼む。
引き受けてくれるのなら、何でもすると言う。
望むものを。
唖然として片眉を上げるグレイ。
『私に身を捧げると言っているのか?』
そんな言葉を聞く日が来るとはと感激しつつも
自分がそんな申し出を受けるとでもと
誠意は分かるが屈辱された気分だと目を潤ませる。
そして、自分も話があると
レディー・イゾルベと結婚すると言い出す。
できっこないと言うジェイミーに
ロンドンで試して立派な夫になれる
『結婚は体だけじゃやない、彼女が好きだ』と
そして、ウィリーのそばにいられる。
それを聞いて、今度は、ジェイミーが
目を潤ませる。
『感謝する。』
そう言って、ジェイミーは、握手を求め
グレイはそれに答え硬くにぎり合う。
『友情を捧げる。絶えぬ友情を』
夜、部屋で蝋燭を灯し、祈りを捧げようとしていた所へ
ウィリーがやって来る。
『マックに会いたくて、少しいても?』と。
『祖母が異教の像に祈るのは、卑しいカトリック教徒だって』
自分は卑しいカトリック教徒だが、これは異教の像じゃないと
なくしたものを探してくれる聖アントニオだ。
火を灯して祈りを捧げる。
遠い者を思って。
『誰のこと?』
『兄だ』
あなたと同じで名はウィリー
それから姉
名付け親
妻も
『奥さんがいるの?』
『今はいない。だが覚えてる。いつでも』
ジェイミーはウィリーに洗礼を施す。
ウィリアム・ジェイムズと言う洗礼名を名付ける。
そして、兄に貰った、蛇の木彫りに似た
ウィリーの名が刻まれた蛇を彼に贈る。
*****************
壁のスクラップを次々と外していくクレア。
*****************
お別れの日。
イゾルベとグレイと間にウィリーが。
ウィリーの頭にそっと手を置く。
イゾルベがジェイミーを抱きしめ
『ウィリーは任せて』と耳打ちする。
馬に跨り歩き始める。
*****************
両手にスーツケースを持って、
牧師館の2階から降りて来るブリアナ。
ふと足を止めて、あたりを眺めるブリアナ。
ーーー意を決して、玄関に向かう。
*****************
『マ〜〜〜〜〜〜クッ!!!』
ウィリーが駆け出す。グレイがイゾルベが彼を追う。
『お願い、行かないで!マック!!!』
止めるグレイとイゾルベ。
振り向かず馬の足も止めずに進むジェイミー。
*****************
おもちゃの飛行機を手にソファーに座るロジャー。
感慨深げな表情。
ーーー旅立つ飛行機。
クレアとブリアナを乗せて、アメリカへと。
*****************
歯を食いしばり、ウィリーへの思いを断ち切るかのごとく
涙をこらえ、馬を進めるジェイミー。
次回予告!!!
↓↓↓
Outlander | Season 3, Episode 5 Preview | STARZ
<STARZさんにお借りしました>
*****************
いつも思うのだが
シーズン一の1話からサブタイトルのセンスが素晴らしい
原作へのオマージュやドラマでは描ききれていない部分の補足的な
映像のセンスも良くていつもスゲェ唸ってしまう。
そして、次はどうくるかと毎回の楽しみでもある。
今回も後々に出てくるエピへと繋がるのだが、
ジェイミーが息子のウィリーに渡す蛇の木彫り。
そう、ジェイミーが亡き兄から貰い
大切にしていた蛇の木彫り。
自分の相性<サニー>と彫ってった。
それを今度は、自ら息子に彫って渡す。
泣ける
原作では、馬の木彫りって出て来たような?
木製のロザリオをあげていましたよね。
後々にも出て来る。
どうやら、刑務所で異教徒のロザリオが没収されるだろうって
ことで蛇の木彫りになったみたいだが
私は、こっちの方がグッと来た。
サブタイトル映像からやられたもん!
ううううううう
もう、なんだってこう毎回、泣かせられる〜〜〜〜
やっと我が子をジェイミーは抱きしめることが出来たのだが、
きっとフェイスを未来に送ったブリーのことも思っているのだわと
もう胸が痛くなる。
原作でジェイミーは、クレアのことをトラブルメーカーみたく
言ってましたが、自分も相当だと思います。
巻き込まれ体質
ジェイミー=サムさんの一つ一つ表情が素晴らしい!
言葉少ない中に深〜〜〜〜い心情が隠されていて、
なんとも心を打たれる。
息子ウィリーを愛おしげに見る表情。
他にはバレないように嬉しさを隠すような歯がゆい表情。
ロード・ジョンとのやりとりもやはりいいですねぇ〜
今回は、かなり好きな回となりました。
なんかいいですよね、ダンセーニ夫妻。
大きな心を持っていて。
ジェイミーと彼ら家族の関係が原作でも好きで、
グレイがダンセーニ家と繋がることによって、
ジェイミーは良い人たちとご縁が出来たなぁと
しみじみ。
ダンセーニと初めて挨拶する時とか
レディ・ダンセーニが孫を助けてくれた
マッケンジーと話すシーンとか好きです
ジェニーヴァは、
高飛車な態度や仕草、表情全て美しく
巧い女優さんだなぁ〜と。
原作よりもドラマのジェニーヴァの方が断然にいい!
上品で、不器用で、高潔で美しい。
マッケンジーを挑発するあの表情!!!
憎たらしいほどゾクっとします。
イゾベルも素敵でした。
魅力的な感じの方ですね!!!
好感が持てるキャラクターですね。
ジェニーヴァの
ナイトガウンがレースひらひらでさすが良家のお嬢様、
クレアの時とは大違い(笑)
ちょっとしたことでもなんだかツボる。
原作では、かなり衝撃的だったエピソードですが、
ドラマでは、分かっていただけに冷静に見れました。
原作知らなかったら衝撃だったろうなぁ。
ーーー子供まで息子まで授かっちゃうし。
原作で初めて読んだ時は、
私は、なんでだ〜〜〜〜!!!って
激しく嫌悪したのですが、
(オヤジのロマンチズムみたいな所があるので。笑。)
でも少し経って見ると、ジェイミーがフェイスやブリーとは
一緒にいられなかったけれど、
ウィリーとか少しの間、一緒にいれて成長も見守ることが出来て
幸せな時を過ごせて良かったなぁ〜と思うようになった。
それまでは、失うものばかりだったから。
息子ウィリーとロード・ジョンとの友情を得られて本当に良かった
しかし、
強制的に関係をもたれ、1度で授かっちゃう、凄いぜ。
その確率半端ない!!!(笑)
ウィリーも可愛かったですね。
ちびちびジェイミー。似てませんが(笑)
父息子に弱い私は、今回、その絡みに胸が熱くなりました。
ウィリーを見つめる優しい温かな眼差しがたまりません。
クレアの方は、
ジェイミーが見つからずもどかしいですねぇ。
クレアの苛立ちが切ない。
もうジェイミーまっしぐら!!!
ロジャーとブリアナもいい雰囲気になって来て…
ブリアナがエンジニアに向いていることをチラッと見せたり
原作を意識しているなぁ〜と。
ロジャーが飛行機の模型手にしてる所とか、
シーズン2の#1だっけか???
サブタイトルで幼少のロジャーが手に同じ飛行機の模型持って
寝ている映像が使われていたのは???
ネタばれになりますが、
原作のスピンオフで明らかにされていますが、
ロジャーの父親がパイロットだったのです。
どうやら、父親が乗っていた飛行機らしいのです。
これもファン心をくすぐる演出だなぁ〜と
本当に随所にそういう所が見られて嬉しくなっちゃいます。
メルトン卿もいいなぁ〜。
もっと出て欲しいけれど…
やっぱり、スピンオフもドラマ化して欲しいっっっ!!!
今回も原作にほぼ忠実により洗練されコンパクトで
分かり易く、より感情移入しやすく仕上がっていましたね〜。
素晴らしいです
今回の4話解説!
↓↓↓
Outlander | Inside the World of Outlander: Season 3, Episode 4 | STARZ
<STARZさんにお借りしました>
ヘルウォーターの屋敷の前の使用人が並んでいるシーンを
『ダウントン・アビー』ショットって言っていて、ドラマを参考にしたみたいですね。
プロダクトデザイン、パリの通りを今度は厩の外観で使い。
アパートメントを厩の内装で再利用?
ジェイミーがジェニーヴァをぬかるみに落とすシーン。
(原作では、川に落としたのを変えて、寒い為?)
衣装を泥でダメにしちゃうから、
何着4〜5着?用意したようで、大変だったみたいですね。
いろんなアングルから撮影する為。
サブタイトル、蛇の木彫りのことも説明してくれています。
間違えていたらすみません
さぁ、今晩は、もう5話!!!
どんどんと再会に近づいて来ました〜〜〜〜!!!!
ドキドキですねっっっ
season2の時よりupされるのが遅くなってるかもしれませんが、何度も見直して感想もかたまってからこうしてコメントできるので、意外とサクサク打ち込めます。
今回はなんといってもジェイミーとジェニーヴァのベッドシーン。
私、season3については三つ注目点があったんです。
まず一つ目、クレアの20年の孤独をきっちり描いてくれること。これはもう期待以上で言うことなしでした。
そして、二つ目が今回。
原作読んだ時ショックだったのは、ジェニーヴァとああなることは仕方ないとして、『ロストヴァージン』の要求だったのに、ジェイミーがそれ以上やっちゃったことですよ。一回でいいでしょ!開発までしちゃってどうするのよ!(なんのこっちゃ)って一人で文句言ってたのを思い出します(笑)
今回のドラマ、一回だった。それも、目を閉じてたように思う。暗かったけど、多分。
ホントは見たくないシーンのはずなのに何度見ても平気だった。ってか、ジェニーヴァが哀れですらあった。ごねんね、ジェニーヴァ。でもライターさん、GJです!!
私、たぶん、感性が人とちょっと違ってるというか、みんなが泣いてるところで泣けなかったりするんですよね。今回、ジェイミーは失ったものより、得たものが多かったように思うので、みんなが泣いたであろうラストシーンも冷静に見てました。だから、今回の感想は「一回、それでよろしい!!」につきます。
本当に、毎回素晴らしくて泣かされますね、!!!
>ジェイミー=サムさんの一つ一つ表情が素晴らしい!
激しく同感です、本当にそう思う!
どのシーンも想いが伝わってきますよね。
>ロード・ジョンとのやりとりもやはりいいですねぇ〜
本当に本当に!!
ふたりの友情の握手のシーン、嬉しくなりました、ああよかったあ~!
>原作よりもドラマのジェニーヴァの方が断然にいい!
>上品で、不器用で、高潔で美しい。
本当に本当に本当に!!!(←しつこい 笑)
原作を思いだしつつどうなることかと思っていた回ですが(ドラマの展開によってはムカつくかも、と)
ジェイミー、ジェニーヴァ、イゾベル、ロード・ジョン、ウィリーそれぞれのキャラクター&人間関係が、原作と併せてドラマでより一層理解できたような。
ところで、マニアックな見方で恐縮ですが、私は馬が大好きで
(馬が登場する)映画を観るとき、その俳優が馬をちゃんと乗りこなしているかどうか気になるんです。手綱の扱いや、乗り方(足の上げ下ろし)、馬の様子。
で、ジェイミーの馬の乗り方、接し方がもう素晴らしくて。こんなところも役作りの本気が現れてるなあと感嘆してます。
特に今回、イゾベルがウィリーを乗せた乳母車を押しているところへジェイミーが馬から降りて話をする場面の、馬の押し出し方が丁寧で優しく、それはもちろんイゾベルとウィリーを守る意味もありますが、本当に馬をきちんと扱っている人の仕草だなあと思いました・・・(←ほんとマニアックな見方ですみません)
原作のスピンオフが各所にちりばめられている様子、私もワクワクします
ロジャーのお父さんの話も泣きました。これを含め、スピンオフ&最新刊までドラマ化ぜひ続けてほしいです!メルトン卿の話もぜひ観たいですね!
そしてそして、いよいよクレアとジェイミーの再会ももうすぐ!!!
期待で胸がいっぱいです、早く観たい!!!
poco さんの記事も楽しみです!!!
前回のコメントで
>>ジェイミーがアザラシのいる島に泳いで渡ってクレアを探すシーンって?
>あぁ、私も気になってました。
>予告の『クレア〜〜〜!』ってやつですよね?
そう、それです!ジェイミーのナレーションとともに、『クレア~~~!』っていうとこ。
よかった、見逃してなかったとわかって一安心。これからですね。あー、思い出すだけで泣けてきます・・・
「大丈夫、もうすぐ会えるから!もうすぐ!」って伝えたい(←笑)
ボブの映画観てきました、泣きました!
原作を先に読んでいたからイメージが自分の中にあったのですが
主人公役、まさにぴったりで、演技も歌も心に響きました
ボブの名演技とベストコンビも素晴らしかったです
著者も出てて「おお!」と思わずつぶやきました
観に行って良かった♡きっかけをありがとうございました
またオススメあればぜひ教えてくださいね!
こんにちは〜!
前回は、頑張りました。
5話も6話が控えているので頑張ってUPしたいと思います!!!
もう6話へ向けて冷静ではいられないっっ(笑)
感想ありがとうございます!!!
>クレアの20年の孤独をきっちり描いてくれること。これはもう期待以上で言うことなしでした。
同感です。
ブリアナがいてもフランクの愛があっても
ジェミーを失った喪失感は、拭ません。
>今回のドラマ、一回だった。
原作ではねぇ〜もうジェイミーがねぇ〜(苦笑)
私もおいおいってツッコミ入れてましたもん。
ジェニーヴァが本当に憐れ。
ドラマでは、原作よりもキャラが良い感じに描かれていたので、
余計にお気の毒に思います。
そうなんです、
ヘルウォーターでは、ジェイミーは、なんだかんだあっても、
幸せな時期でしたよねぇ。
>「一回、それでよろしい!!」
笑!!!
素晴らしい、簡潔です!
こんにちは〜!
毎回、素晴らしくて顔がにやけます(笑)
>マニアックな見方で恐縮ですが、私は馬が大好きで
おぉ!素晴らしいですっっ。
そういう見方が出来るのは、すごく良いですね!
楽しみが倍増しますね。
<ジェイミーが馬から降りて話をする場面>
私ももう一度、注目して見たいと思います。
>「大丈夫、もうすぐ会えるから!もうすぐ!」って伝えたい
優しいですねぇ〜。
本当にそう画面に向かって言っちゃいそうですね
(笑)
>ボブの映画観てきました、泣きました!
お気に召していただけて良かった〜。
私は、結構軽い気持ちで観に行ったら、
社会性とか人間関係とかきちんと描かれていて
なかなかの秀作だったの観て良かったと思ったのです。
はい、良い作品に巡り会えたら、こちらで UPさせて頂きますね〜!