「フンデルトヴァッサー」
週末、息子たちと一緒に大阪湾の埋立地/舞洲に
ある「ゴミ処理施設」へと足を運びました。 もちろん
「フンデルトヴァッサー」の建築物を見るために。
相変わらず、そこにはまるで「おとぎの国」のような、
夢でも見ているかのような、そんな不思議な世界が
広がっており、「人工的な直線を嫌う画家」とのレッ
テル通り、眺めれば眺めるほどにヴァッサーの芸術
渦巻きに吸い込まれて、自分自身までもが地面と一
体化しそうな状態に(笑)。チラッと子どもの表情を覗
いてみると何とも自然に建物を受け入れているでは
ありませんか!なんと表現すればピッタリくるのか言
葉を探してみました。そう、それは、子どもの中に元
々ある世界観が目の前で具現化されて共鳴し合って
いる状態という感じ。抽象的な線や、豊かな表現力等、
どれを取っても子ども時代誰もが持ち合わせていた
もの。これを持ち続けて大人になる方法はないのか
な、ボソッと呟きながら、願うように煙突を見上げてい
た私です。
この絵は、6才の息子がスケッチしたものです。
暑い中、夢中で描いておりました。
*******************************************************