こんにちは、就職指導室の遠藤です。
先々週の月曜日は4月1日。企業にとり4月1日は新年度のはじまりであり、新しい社員を迎える式典である入社式を挙行する日でもあります。今日のテーマは入社式です。
入社式は、新入社員だけでなく企業にとっても特別です。入社式は、企業にとっても数少ない年中行事の1つです。楽しく、記憶に残るイベントにしようと準備に余念がありません。以前に勤務していた企業では、4月になると、発刊される社内報は、特別編集版となり新入社員の特集号となりました。巻頭の社長の挨拶からはじまり、新入社員の氏名/写真/出身校/抱負へと続きました。迎え入れる先輩社員たちは、社内報を見ながら、新入社員の一人ひとりに期待を寄せ、各プロジェクトでは、早くも新入社員の争奪戦が火花を散らしはじめます。
今年の入社式は、コロナが5類に移行してはじめてであり、歴史的な賃上げと評される春闘の結果もあり、開花が遅れたさくらが満開を迎えたこともあり、明るく華やかな入社式であったことは想像に難くありません。
今年の入社式で一番のサプライズは、福岡銀行でした。福岡銀行は、入社式の場で、新入社員の給与を45,000円上げることを発表しました。45,000円は、単月で考えても多額ですが、賞与を含んだ年収換算では、60万円を超える額です。うらやましい限りでありますが、他の企業へも順次波及していくことでしょう。
入社式後、新人研修がはじまります。今までは授業料を納めて勉強してきました。しかし、入社後はお給料を頂きながら、スキルアップに励まなければなりません。大変だとは思います。しかし、それ以上に面白い世界でもあります。初週末には、卒業生が遊びにきてくれ、1週間の出来事を報告してくれました。初々しいなかにも頼もしさを垣間見せて、無事にスタートできたことが確認できた次第です。
画像は2024年4月5日に実施された入学式の模様です。船橋市にある市民文化ホールを借り切って、挙行されました。厳粛な中にも祝賀ムードにあふれる式典となりました。