今回の内容はいろいろ深読み出来てしまうから面白い。
結局、リアルブラックの5人が辿り着いた『旅館たま』は一体なんなのか?
一番ひっかかったのは2つの『旅館たま』について。
前半で話してるときは『2つあるらしい』なのに、終わる直前の言い方は『2つあったらしい』。
ん? 過去形なのは…どゆこと?
もしかして、もう1つの『旅館たま』はもう存在しない?
だいたいの物語では何かの自然現象が絡むと異世界に迷い混んだりするもので、今回の始まりもどしゃ降りの雨だったよね。
旅館に着いたとき、靴(靴下だったかな?)までびしょ濡れって言ってたけど、そんな大きくもなさそうな旅館で、駐車場から玄関まででそこまで濡れる?って思ったんだよ。
そこが始め、不思議に思ったところでもある。
んで、最後にあの台詞だから、やっぱり5人が着いた『旅館たま』には何かあるってことかな?
それにしても正門くんは顔に力が入ってる時とそうじゃないときって、同一人物か?ってくらい印象が違うね。
再会したときの優しげでフワッとした表情のときは、本当に穏やかで可愛らしい感じ。
ネタばらししたあとは睨んでるわけではないけど、目をガッと開いて狂気的で本当にヤバイ人って感じ。
そして最後の最後。
カーテンコーンのあとに障子を閉める前。
笑顔(ちょっと不気味だったけど)でテッテレーってしたあと、スンって真顔に戻って、去っていったメンバーをチラッと見てから、凄い勢いで閉めるっていう。
あそこ初めて見たときゾッとしたけど、アドリブだったというのは驚いた。
確実に演出されてるものだと思ってたよ。
でもあの表情があったことで、さらに想像が掻き立てられるってのは事実。
全くの想像。
私が感じた『霊霊』の本当はこういうことだったんじゃないかって話↓↓↓
数年前まで『旅館たま』は実際に2つあって、一方の『旅館たま』で実際にタダシは働いてた。
(ビッグ『2つあった』という台詞から)
その間も刺激の少ない生活に飽き飽きしていた。
ある日、リアルブラックのメンバーが未だに楽しそうに活動してることを知って羨ましく思い、連絡をとろうと思っていた矢先、大雨災害で土砂崩れがおきる。
(ケイティ『旅館のまわり緑だらけ』という台詞から)
山深く森に囲まれてる『旅館たま』は一瞬のうちに旅館まるごと、そこにいた従業員たちも飲み込んでしまった。
あまりにも一瞬の出来事で死んでしまったことにも気付いてない従業員たちは、存在しない旅館の中でお客さんを待ち続けていた。
(眼鏡の従業員『お客さんの声きくの久しぶりなんで…』の台詞から)
タダシも自分が死んでしまったことに気付かないまま彷徨ってるうちに、リアルブラックのメンバーが心霊旅館ドッキリを考えていることを知る。
なにか不思議な力で旅館を予約したように勘違いさせ、5人を自分のいる、すでに存在しない旅館に呼び寄せる。
はじめは5人のドッキリと組み合わせて、旅館ぐるみのドッキリを仕掛けるだけのつもりだったが、ビッグにかかってきたもう1つの『旅館たま』からの電話で、自分達が既にこの世に存在しないことに気付いてしまう。
久々に再会した5人と離れたくなくて、いっそのこと一緒にあの世に連れていってしまおうと考えた。
(障子を閉める前にメンバーを見た仕草から)
さらに深く考えるともしかしたらリアルブラックのメンバーは来る途中で事故にあっていて、意識朦朧状態なのかもしれない。
実在するほうの『旅館たま』からの電話は、実際の電話ではなく、救命活動中の呼び掛けかもしれない。
そっちに行っちゃダメだよっていうね。
つまり5人が生死の狭間にいて、ギリギリのところで耐えている状態。
そこをタダシは連れていこうとしているっていう。
現存するほうからの電話が実際の電話じゃないって思ったのは、誰も予約した覚えがないのに、旅館から電話かかってくるってあり得ないしね。
その呼び掛けが電話という形に具現化したって感じかなぁ?
あぁ。そうそう。
靴がびしょ濡れっていうのも三途の川を渡りかけて、でも渡りきってないから、足だけずぶ濡れになったのかなぁ~とも考えた。
ま、全くの想像だから本当のシナリオは分からないけど、そんな感じに受け取れたかなぁ~。
実際はどうなんだろ?
でもいろいろ考えれるのは面白いね。
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