『爆発する太陽電池産業』(和田木哲哉著、東洋経済新報社)を読む。
太陽電池産業の今後の発展性、太陽光発電普及に向けた各国の施策、太陽電池メーカー・太陽電池製造装置メーカーの動向など、簡潔にまとめている。市場そのものは今後爆発的に伸びるだろうが、現在数百社ある太陽電池メーカーは、過当競争にさらされ、今後は「心・技・体」を持つ数十社に淘汰されていくと予想する。証券アナリストという立場上、ある程度仕方ないのかもしれないが、市場に対する楽観的観測や、国内大手メーカー礼賛的な(というか、若干媚びた印象を与えるくらいの)表現がちらほら。途中、製造工程など技術に関する章もあるが、その辺りはさっさと読み飛ばす(どうせ頭に残らないから)。
「太陽電池産業」というくくりでは、業界の下流に位置する我々。上流のことを概観するにはちょうどよい本である。
太陽電池産業の今後の発展性、太陽光発電普及に向けた各国の施策、太陽電池メーカー・太陽電池製造装置メーカーの動向など、簡潔にまとめている。市場そのものは今後爆発的に伸びるだろうが、現在数百社ある太陽電池メーカーは、過当競争にさらされ、今後は「心・技・体」を持つ数十社に淘汰されていくと予想する。証券アナリストという立場上、ある程度仕方ないのかもしれないが、市場に対する楽観的観測や、国内大手メーカー礼賛的な(というか、若干媚びた印象を与えるくらいの)表現がちらほら。途中、製造工程など技術に関する章もあるが、その辺りはさっさと読み飛ばす(どうせ頭に残らないから)。
「太陽電池産業」というくくりでは、業界の下流に位置する我々。上流のことを概観するにはちょうどよい本である。