笑い飯がやっと優勝。おめでとう!
昨年ダメで、もう優勝とは無縁なのかと思っていたら、最後の最後で栄冠を掴んだ。
10年目最後の年に、笑い飯がついにチャンピオンに輝いたのは、M-1グランプリとしても非常に良い締めくくりだったと思う。
ということで恒例の?全組全ネタに対してのコメント(出演順)。
1.カナリア
歌ネタは会場も盛り上がるしトップバッターとしては良いが「ドレミの歌」を引っ張りすぎ。早々に切り上げてネタの構成を変化させるべきだった。
2.ジャルジャル
デビュー間もない頃から好きだったという贔屓目もあるが、ジャルジャル独自の世界観で出てて非常に良かったと思う。後半の擬音の突っ込みを連発する掛け合いは先日のキング・オブ・コントのネタとちょっと被ってたような。ただし審査員の評価はあまり高くなかった。
3.スリクムラブ
私はこういうのは漫才として評価しない。ジャルジャルが評価されにくかったのと、彼らが思いの他評価されてしまったのは紙一重のような気がする。会場も彼らを応援する空気がつくられており、決勝でも3票集めてた。あと1票で優勝だったのか・・・。なんだかんだ言ってもM-1歴代の優勝者は、全員ちゃんと「漫才師」である。スリクムラブの優勝はあってはならない。
4.銀シャリ
お茶の間で安心して見ていられる漫才。平日の花月でもちゃんと観客から笑いが取れる漫才。老若男女すべてから80点をもらえる漫才。しかしM-1で優勝する漫才ではない。個人的には「何でジャクソン・ファイブやねん!?」が面白かった。意味分かる人は5%もいないだろうけど。
5.ナイツ
ボケ・ツッコミのパターンは相変わらずだが、よく組み立てられた漫才である。後半は「ああ、なるほど」とネタの構成に感心しながら、あまり笑えなかった。二人とも淡々としているが心の奥底に「絶対に優勝する」という気持ちが垣間見れるのが良い。残念だったが、心配しなくても将来は間違いなく大御所になる。
6.笑い飯
1本目の「サンタウルス」で哲夫が「上半身が・・・、下半身が・・・」と説明し出した瞬間に観客は一気に引き込まれ、西田が「だいたい分かったからやらせてくれ」と言ったところで決勝進出は確実だと思った。2本目の「小銭の神様」もめちゃくちゃ面白いというレベルではないが、無理せず及第点を超えさせることができた。取るべくして取ったチャンピオンだと思う。
7.ハライチ
もうちょっとパターンを変えてきてほしかった。あるいはいつものパターンでいくなら、一本調子にせずに、後半もっと無茶振りをしてほしかった。もうこの漫才は限界である。
8.ピース
「吸って発音する」「舐めながら発音する」など独特の切り口で面白かった。単語の発音そのものがネタになるので、たくさんボケることができるが、もうちょっとストーリー性が欲しかった。個人的には本命視してただけに残念。審査員コメントの時、松ちゃんの「ピースは吸ってたんやけどね」に天才を感じる。
9.パンクブーブー
1本目のネタは彼らの生の舞台で見たことがあるし、夕方に放送していた敗者復活戦もこれであった。非常にウケていたし、得意ネタなのだろう。ただし2本目もほとんどパターンは同じ。しかも4分間フルにやってたかな? ちょっと短かったような。完成度は高いのだが、見ている方の頭の中にも「1本目と似てるなあ」と余計なことを思わせてしまう。自滅していった感がある。
以上。
しかし43歳にもなってこんなことをマジメに書いている自分がつくづく情けないが、それも今年で終わりか・・・。
10年間、いっぱい笑わせてもらった。ありがとうM-1。
昨年ダメで、もう優勝とは無縁なのかと思っていたら、最後の最後で栄冠を掴んだ。
10年目最後の年に、笑い飯がついにチャンピオンに輝いたのは、M-1グランプリとしても非常に良い締めくくりだったと思う。
ということで恒例の?全組全ネタに対してのコメント(出演順)。
1.カナリア
歌ネタは会場も盛り上がるしトップバッターとしては良いが「ドレミの歌」を引っ張りすぎ。早々に切り上げてネタの構成を変化させるべきだった。
2.ジャルジャル
デビュー間もない頃から好きだったという贔屓目もあるが、ジャルジャル独自の世界観で出てて非常に良かったと思う。後半の擬音の突っ込みを連発する掛け合いは先日のキング・オブ・コントのネタとちょっと被ってたような。ただし審査員の評価はあまり高くなかった。
3.スリクムラブ
私はこういうのは漫才として評価しない。ジャルジャルが評価されにくかったのと、彼らが思いの他評価されてしまったのは紙一重のような気がする。会場も彼らを応援する空気がつくられており、決勝でも3票集めてた。あと1票で優勝だったのか・・・。なんだかんだ言ってもM-1歴代の優勝者は、全員ちゃんと「漫才師」である。スリクムラブの優勝はあってはならない。
4.銀シャリ
お茶の間で安心して見ていられる漫才。平日の花月でもちゃんと観客から笑いが取れる漫才。老若男女すべてから80点をもらえる漫才。しかしM-1で優勝する漫才ではない。個人的には「何でジャクソン・ファイブやねん!?」が面白かった。意味分かる人は5%もいないだろうけど。
5.ナイツ
ボケ・ツッコミのパターンは相変わらずだが、よく組み立てられた漫才である。後半は「ああ、なるほど」とネタの構成に感心しながら、あまり笑えなかった。二人とも淡々としているが心の奥底に「絶対に優勝する」という気持ちが垣間見れるのが良い。残念だったが、心配しなくても将来は間違いなく大御所になる。
6.笑い飯
1本目の「サンタウルス」で哲夫が「上半身が・・・、下半身が・・・」と説明し出した瞬間に観客は一気に引き込まれ、西田が「だいたい分かったからやらせてくれ」と言ったところで決勝進出は確実だと思った。2本目の「小銭の神様」もめちゃくちゃ面白いというレベルではないが、無理せず及第点を超えさせることができた。取るべくして取ったチャンピオンだと思う。
7.ハライチ
もうちょっとパターンを変えてきてほしかった。あるいはいつものパターンでいくなら、一本調子にせずに、後半もっと無茶振りをしてほしかった。もうこの漫才は限界である。
8.ピース
「吸って発音する」「舐めながら発音する」など独特の切り口で面白かった。単語の発音そのものがネタになるので、たくさんボケることができるが、もうちょっとストーリー性が欲しかった。個人的には本命視してただけに残念。審査員コメントの時、松ちゃんの「ピースは吸ってたんやけどね」に天才を感じる。
9.パンクブーブー
1本目のネタは彼らの生の舞台で見たことがあるし、夕方に放送していた敗者復活戦もこれであった。非常にウケていたし、得意ネタなのだろう。ただし2本目もほとんどパターンは同じ。しかも4分間フルにやってたかな? ちょっと短かったような。完成度は高いのだが、見ている方の頭の中にも「1本目と似てるなあ」と余計なことを思わせてしまう。自滅していった感がある。
以上。
しかし43歳にもなってこんなことをマジメに書いている自分がつくづく情けないが、それも今年で終わりか・・・。
10年間、いっぱい笑わせてもらった。ありがとうM-1。