物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

“すべらない話”をスベらずに

2011年03月30日 | Weblog
 就職活動中の学生向けにセミナーを行う。本社近くのホールに40数名の学生を集め、1年後輩のH君と一緒に、これまでのキャリアやプライベート生活を紹介した後、質疑応答形式の座談会。
 就活生に対して、若手社員が前面に出てセミナーを行う企業が多い中、このタイミングであえて彼らの上司にあたるわれわれのような世代の人間が出て、会社生活をPRするという当社のオリジナルな施策である。事務系社員の代表として私とH君が頼まれる。
 終わってからは第二部。簡単なおつまみとビールで懇親会。座談会に引き続き質問を受けたり、就活のアドバイスをしたり。皆非常に熱心である。
 40-50分くらい経った頃だろうか、司会進行のN君が壇上にあがる。「えぇ、突然ですが、今日は特に企画とかは用意しておりませんが、ここで何人か舞台に出てもらって“すべらない話”をしていただきたいと思いま~す」。学生たちが「ええ~!?」と歓声をあげる。私もビールを飲みながら(Nめ、強引なやっちゃなあ)などと思っていたら、「まず先輩社員に見本を見せてもらいましょう。Mマネジャー(私)、お願いしま~す!」。コイツハイキナリナニヲイウノダ!??? 「おお~!」と学生たちはさらに歓声をあげる。立場上、突然挨拶を頼まれたりすることは結構あるが、“すべらない話”のムチャ振りは初めてである。しかも50人以上いるし。
 とりあえず、前に出る。学生たちも期待と心配の入り混じった複雑な笑顔で注目している。
 そこで先日Twitterで流れていた小話をする。会社の飲み会や子供たちにも話して、確実に笑いをとれている最近の鉄板ネタである。
 で結果は・・・。ウケた。かなり。「かっこいい~!」って何人かの女子学生は言ってくれたぞ、コノヤロー!
 その後は、学生有志たちが何人か壇上にあがり、ショートコントやアカペラの歌を披露、会場はかなり盛り上がる。
 う~、一安心。しかしNのヤツ、もし私がスベったらどうするつもりやったんや!?
 胸に去来した言葉は「備えよ、常に」である。Be Prepared.

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