物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

冬の省エネキャンペーン

2011年12月27日 | Weblog
 先週月曜日、電力会社の10%節電要請が始まってから一週間が経つ。職場では一足早く12月頭より、冬の省エネキャンペーンと銘打って、夏に引き続き色々と施策を展開している。
 蛍光灯は半分に間引き、20時以降の残業は居残り社員の上空部分だけ点灯させるよう徹底。製氷機とアイスクリームの自動販売機は停止。
空調は例年より低めの温度設定。その代わり、事務所内限定で「ウォームビズ」(この表現はオフィシャルには使えないので「あったかビズ」と称している)を実施。「すぐにビジネス仕様の服装に戻せる」という条件で、フリースや厚手のセーター、レッグウォーマーなどの着用を可としている。私は自席ではファー付きのブーツを履いている(「センス悪い~」って何十回と言われているが…(^_^;))。
 食堂には「あったかコーナー」を設置(写真)。従来の調味料に加え、生姜やカレーホット(カレーの辛味をアップさせる調味オイル)、一味などの調味料を置き、食べ物から体が温まるよう工夫する。
 基本的な考え方は、「社員の快適性を損なってしまう分、それをフォローする施策も“合わせ技”で打ち出す」こと。そうじゃないと「単なる管理」になる。またいたずらに寒くするのではなく、体調を崩したりしないよう、女性社員を中心に体感を確認しながら、設定温度を微調整する。その辺りのバランスが重要である。
 そういった努力の甲斐あって、現在夏場から2割程度節電ができている。節電イコール諸経費ダウンなので、事業収支は向上する。
 経費節減というのは通常3K(交通費、交際費、広告宣伝費)に対する優先順位が高く、水道光熱費は“馬ナリ”でかかっていくものと認識していたが、意外とメスが入れられるものだ。
 不便や不自由があれば、それはまた工夫や改善の絶好機なのである。寒いけど頑張ろ。
コメント
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