痩西湖からタクシーで20分走ると文峯寺に到着
唐代に、日本に向かう鑑真和上が、揚州の運河のほとりにあるこの文峯寺で乗船したとされる
夫が先を急いでいたのは、どうしてもこの文峯寺を観ておきたかったらしい
文峯寺wenfengsi入口
ここを訪れることができて満足げな様子の夫
国慶節シーズンだと言うのに観光客はこのお二人と私たちだけ
夫と一緒でなければきっと私もパスしただろう鑑真所縁のマニアックな場所
文峯塔の下には何体ものこの様な子供の像が置いてある・・何か意味があるのかなぁ?
揚州は唐代には北京と杭州を結ぶ「京杭大運河」の物資集積地点としても栄えたと言う
この辺りから鑑真が日本に向けて旅立ったのかと思うと・・何か胸に迫る物があった
私も歴史は好きだったように思うが受験用に勉強した者は、夫のように本当に歴史に興味を持っている者とは
知識の質が違う
旅行から帰って鑑真の事を詳しく調べてみて・・改めて揚州に行ったことの意味を感じることができた
やはり、こういう事は旅行に出る前に知っておくべきだったと反省している
夫は自分が知っている事くらいは、当然私も知っていると思っているのだ
帰りも運よくタクシーが拾え・・ホテルまで10分、預けて置いた荷物を貰ってバスセンターの傍の
ケンタッキーでソフトクリームとエッグタルトを食べて疲れを取る
このバスセンターの待合室も・・結構広くて綺麗である
乗り場1番窓口を確認して 空いてる椅子に座りバスの時間が来るのを待つ
夫がトイレに行った時・・1番ゲートを覗いて 専用待合室があるのを発見
慌ててそちらに移る・・すると、17:00の発車まで30分もあるのに、改札が始まっている
改札口のパネルに “流水出発” 水が流れるかのように出発? と、表示されている
つまり売れた切符枚数の人数が揃ったら出発・・・で、乗車客の確認ができたのか、バスが動き出した。
発車時刻は16:40分・・・本当に、乗り遅れた人はいないのか気がかりだった
もし 夫がトイレに行かず あのまま普通の待合室で待っていたらどうなっていただろうか?
バスは二階建て大型バス・・座席は2階で、1階は荷物専用
夕陽が落ち始めていたが・・折角の夕陽も窓が汚くて楽しむ気持ちが薄れる
予定より早く・・18:00に南京東長距離バスセンターに到着
さて、ここからどうやって予約してある南京のホテルに行くか・・一番近い地下鉄駅は南京駅のようだ
夫が警備のおじさんにどう行けば良いか尋ねると
近くに乗り場が有るので、そこから10番バスに乗って行けばよいとの事
裏側の広場に各路線専用乗り場があり・・既に行列が出来ている。
すぐにバスが来て・・・18:20には南京駅に到着 所要時間15分
お腹が空いてきていたので、レストランを探すがよく分からないので
取り敢えず、駅裏の人が割合客が多い店に入る
どれも食欲がわかないが・・焼きそば風の物があったので、それを注文する
不味い! 冷たい上に面が固く、味も全く違う
何口が我慢して食べたけれど・・殆ど残してしまった(ゴメンナサイ!)
夫はと言えば・・学食並のトレイに色んなおかずを山盛りにして、食べている
夫は学食でこの様な食事に慣れているらしい・・・私も勧められたが、全く食べる気がしない!
しかし、夫も食べきれず、半分くらいは残していた
翌日は出発が早いので、コンビニで朝食用に水やジュース、ヨーグルトなどを買い
19:30頃ホテルに到着・・・シャワーを浴びてぐっすりお休みです
翌日は旅行五日目(旅行から帰ってすぐにブログを書いた時六日目と誤って書いてしまいました)
新幹線は朝7時出発なので観光は無しです
以前は1週間くらいの旅は大丈夫だったのですが・・最近は長旅は体にこたえます
今回くらいの旅がちょうどよかったかもしれません
これで、今回の旅行記は終わりました
長々とお付き合いいただいて、ありがとうございました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます