来る来る必ず来る!!M9超の南海トラフ大地震発生は来年か?
その時日本はどうなるか…「東京・大阪崩壊、盆地にいても逃げ場なし!!」
8月8日宮崎県沖で起きたマグニチュード(M)7.1の地震。
政府が初めて南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を発表するなど、日本全体が緊張感に包まれた。
今日や明日ではなくとも、近いうちに必ずやってくる南海トラフ地震。
いや奴らが仕掛ける「南海トラフ地震」だな!!
日本国民は、そろそろ目覚めなあかん!!
実際に起きたら、その被害はどれだけ大きなものになるのか
「半割れ」が起きた場合は
「今回の日向灘地震では、『巨大地震注意』の発表を受けて、高知の病院で一部の入院患者を上の階へ避難させたことが報じられました。
しかし、もしこれから『半割れ』の南海トラフ地震が起きれば、その時点で太平洋岸地域の半分で大きな被害と混乱が生じていることは確実。
数時間〜数日後に残り半分の地域を揺れが襲ったとき、情報や救助の人員、救援物資が届くかどうか非常に不安です。
加えて、津波の被害もケタ違いのものになるでしょう。
'11年の東日本大震災では、揺れが収まってから津波到達まで約15分の猶予がありましたが、それでも津波で1万5000人を超える死者が出ました。
いっぽう南海トラフ大地震では、たとえば静岡県の三保半島だと、地震発生からわずか2分で2mの津波が到達します。
まだ揺れが続く最中に、大津波が襲ってくるのです。
まず驚くべきが、あまりにも広範囲を震度6以上の揺れが襲うということだ。
四国と紀伊半島、東海地方のほぼ全域、さらに宮崎県の大半が震度6弱を超えるとみられる。
特に大きな被害が予想される高知や和歌山、宮崎では、県内人口の4割〜半数が集中する県庁所在地が、震度6強から震度7のエリアに入る。
実は「盆地」が揺れやすい
注目すべきは、震源から遠い内陸部にも震度6強の場所があることだ。
奈良県の奈良市・大和郡山市、そして山梨県甲府市。これらの共通点は「盆地」である
じつは、過去の南海トラフ大地震、つまり宝永・安政・昭和のいずれにおいても、こうした盆地では甚大な被害があった。
川の流れによって形作られた軟らかい地盤のため、揺れが増幅しやすいのだ。
図では震度表示を省いたが、東京の東側に広がる低地も地盤がゆるく、同様に揺れが強くなると予想されている。
地震は規模が大きくなるほど、揺れの周期が長くなり『長周期地震動』を起こしやすくなりますが、ふつうの地震波に比べて長周期地震動は減衰しづらく、東京のような遠く離れた地点でも揺れが大きくなりやすいのです。
東日本大震災では、震源から800km離れた大阪市の高層ビルで、天井の落下やエレベーターの閉じ込めといった被害が多発した。
次なる巨大地震の被害も、太平洋岸だけにとどまらないことはまちがいない。
津波については、高知の土佐清水市や黒潮町、静岡の下田市、さらに伊豆諸島で、東日本大震災の最大値の2倍、30mを超える津波が襲来すると見込まれており、防波堤建設や高台移転などの対策が進められている。
東西700kmにわたって走る南海トラフの地震には、紀伊半島先端を境目として東西どちらか半分が揺れる「半割れ」と、全域が揺れる「全割れ」の2種類の前例がある。ただし「半割れ」の場合も、東西がほとんど間をおかず連続で揺れるケースがほとんどだ。
約80年前の昭和東南海・南海地震では、「半割れ」により、先に東側でM8・2の地震が起こって東海地方が壊滅。2年後、西側でM8・4の地震があり、和歌山や高知で大きな被害が出た。
また、遡ること170年前、幕末の1854年に起きた「安政東南海地震」では、11月4日・5日に東西で相次いでM8・6、8・7の大地震が発生。あわせて3万人を超える死者を出し、江戸幕府が弱体化する一因になったともいわれる。